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関西方面の美大生。
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オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着

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2005年10月02日
11:46 コンビニ男12

9月11日(日)から約二週間。

今日(10月1日)まででコンビニのバイト、二日(23日、30日)入りました。(少ないよ; 今月バイト代一万六千円だってば;。)

その23、30日、コンビニ男は二日ともコンビニに来ました。

23日にコンビニ男が来たことを書こう書こうとは思っていたんですが、番外編3(→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=41223318&owner_id=452520)を書いたとこでぐうたらな私は止まってしまい、そのまま次の30日のバイトに入ることになっちゃいました;。

で、ですよ。
私⋯番外編3で「コンビニ男は良い奴なのかどうなのか⋯」みたいなこと書いてましたよねえ??

実は23日の時点では、私、コンビニ男に対して、「お、こいつ中々できるじゃんw(16のクセに←;)」的なこと思っちゃったりしてたんですのよ。(その23日の出来事を今から書きます)

それが⋯それがよ;。

昨日、30日のバイトで、そのイメージもことごとく覆されまして;。(!)
持ち上げられて、落とされたような;。そんな感じで。

なんだかもう、私にはよくわかりません;。

皆さん、ご自身でコンビニ男がどういう奴なのか判断して下さい。


では、私が「お、こいつ中々できるじゃん」と思ったコンビニ男。
ご覧下さい。↓


  ******************

友人Aとコンビニ男の話をひとしきり喋った私は、17時からバイトの為、その話題のコンビニへ。

私(⋯で、そのコンビニにまた入るのね私;。今日来るんやろかしら?)

金曜日の夕勤。
お客さんもまばらではあったが、日曜ほど暇ではなかった。

私達店員は、一通りの業務を終え、店内にも客はいなくなり、どちらが先に休憩に入るか⋯なんてことを話していたのが、いつの間にか店員二人で雑談してしまっていた。

もう一人の店員は女子高生(高校三年生)。(しかも私と同じ高校。)

文化祭の話題に。

店員「〜でね〜、うちのクラスの作ったTシャツむっちゃダサかったんですよ〜ww」

私「Tシャツってまだやってんの!?変わらへんなぁ;。うわー懐かしーww」

店員「きむさん来てくれたらよかったのに〜。私、**(←うちの高校名)コンテスト出たんですよ〜ww」

私「(⋯あれ?こんな話前に誰かとしてたような⋯??)**コンテスト!!(笑)変わってね〜ww ダンスとか軽音とかやったりするやつやんなあ? 講堂でww」

店員「そーですww で、毎年のように講堂の音響おかしなってコンテスト止まるんですよww」

私「(笑)一緒一緒!!うちらの時もそやったww。講堂死ぬ程暑いねんww」

店員「(笑)そうそうww!」

と、休憩入らなきゃいけないのも忘れて、懐かしい高校話に花が咲き、キャアキャア騒ぐ店員二人(17歳と22歳)。
まだまだ続く雑談。(多分とばして読んでもらって差しつかえないかと;)

店員「あの〜話変わるんですけど、店長このフィギアどこまで増やすんですかね?」

うちのコンビニ、レジ横にソフトクリーム機があって、その上に小さいフィギアが何個か置いてある。

私「さあ…;店長の考えてることようわからんしなあ(笑) …これ何のキャラなん;??」

店員「多分これ、前コカコーラに付いてたやつですよ。(週刊少年)ジャンプのキャラ付いてた時ありませんでしたっけ?」

私「あー…はいはい。そんなんあったかも。 でもこれ、ジャンプの何のキャラ??こんなん出て来る漫画あった;?」

髪の毛がギザギザの、ものすごいアクロバティックなポーズのフィギア。とにかくそのポーズが変なのだww。

店員「…ワンピース??…にはいないっすよねえ;…ハンターハンター…いや違うなあ…なんやろ??」

私「あの野球のやつは?こんな頭のいーひん?」

店員「あー⋯それですかね??」

ジャンプの話をしていたら、急に客が話に割り込んできた。


コンビニ男 だ。


男「そ、それ、NARUTOっすよ!!」

商品をレジカウンターに置きながら、目を輝かせるコンビニ男。

私「(で、出た!; ⋯いたのか客 笑)あ;、い、いらっしゃい;」

店内に誰もいないと思って、喋りまくってた私達店員二人はかなりびびった。

店員「⋯あ;、ああ!そっか。NARUTOや!NARUTOですよ!きむさん!」

男「そうそう、NARUTO。ww」

私が持ってるフィギアを指差すコンビニ男。

私「(⋯何、この会話 笑)へ、へ〜⋯;な、NARUTOか⋯;」

店員「そうそう、その人、NARUTOに出てくる、なかなかできる人っすよ」

男「そうそう、なかなかできる人。ww」

私「(爆笑)何、その“なかなかできる人”って;」

男「“なかなかできる人”なんすよww。ねえ??」

店員に話をふるコンビニ男。

店員「そうそうwwできる人。あ〜すっきりしたww。 ⋯あ、もうこんな時間や;。じゃ、私、先休憩行きますねーww」

私「(え!;ここで、私を一人にするか;!?? 行かんといて〜;) え、きゅ、休憩;??⋯は、はい⋯どうぞ⋯;」

店内で二人っきりにさせられた私とコンビニ男。

急に広がる沈黙の間。

私「(うぁ;まただよ;⋯もーーー;)そ、それ⋯どうぞ。」

続ける会話が見つからなかったので、コンビニ男の商品をレジに通し始めた。

こちらを見ずに、レジ横の漫画の新刊が並んでいるコーナーに目をやるコンビニ男。
中から一冊手に取り、

男「⋯あの⋯これ、読みました??」

『電車男』最終巻。

私「(⋯『コンビニ男』が『電車男』持ってる 笑)⋯くっ(笑いをこらえる私)、、いや、読んでない、、ww 私、それ映画しか知らない、、wwww」

男「?? ど、どうかしたんすか;? ⋯俺ね、この原作の方読んだんすよ〜。すごいオモロかったっすよ。こいつ、『電車男』すごいww よう書いたっすよね〜⋯こんなのww」

私(『電車男』を読む『コンビニ男』 笑)「そうだねぇ⋯;(ごめん、私はあなたをネタに『コンビニ男』書いてます;)」

男「読んでないなら貸しますよ!めっちゃオモロいっすから!」

私「⋯***円ですぅ。(レジ中) ⋯え、か、貸してくれるの?;(『コンビニ男』から『電車男』借りるの?私 笑)」

商品袋をコンビニ男の前に置く私。
財布から小銭をジャラジャラ取り出すコンビニ男。

男「はいっまた持って来ますねっww」

目がキラキラ輝くコンビニ男。もんのすごい笑顔。

私「(うお;眩しい⋯;)は、はあ、、 はい、**円⋯(おつり)」

おつりを受け取り、カバンに財布を仕舞うコンビニ男。
この時、コンビニ男のカバンから何かが落ちた。

私「あ、なんか落ち⋯」

私がそう言おうとしたのを遮り、コンビニ男がまた喋り出した。


男「、、ところで⋯きむさん⋯(もうきむさん呼ばわりww)、、なんで文化祭来てくんなかったんすか、、、」

少し怒っているのかすねているのか、微妙な表情のコンビニ男。

私「⋯?はい;?文化祭??」

男「前、マクドで、、来るって言ったじゃないっすか、、、」

私「(⋯言いましたっけ、、;?そんなこと⋯;)え⋯いつだったの;?」

男「、、(9月)15〜17日っすよ〜⋯、、、、」

私「⋯あ;。(⋯私、東京行ってた⋯;)」

私はすっかり忘れていた。

私(⋯多分、16歳って聞かされた後だ;。)

16歳と告げられた後、どうやら私はウワノソラ(;)で生返事をしていたらしい。

私「ご、ごめん⋯;?(⋯これは私が悪いのか;?)」

男「、、ちょっと連絡待ったりしてたのに、、、」

私「(?連絡って⋯私あんたの連絡先知らんがな;)え⋯ちょ、連絡って⋯;」

男(話聞いてない;)「まあ、過ぎたもんはしゃあないっすよねっ また、、遊びに来て下さいww」

私「あ、う、うん;(い、いいのか⋯それで;)」

男「それじゃww」

帰ろうとするコンビニ男。
また会釈してドアに向かっていった。

私「あ!なあ!さっきなんか落としてたで〜っ」

私は、さっきコンビニ男のカバンから何か落ちていたことを思い出し、呼び止めた。

落ちてたモノを拾った私。
小さい人形だ。

私(?⋯フィギアだ。??あれ?これさっき喋ってた⋯)

さっき私達が騒いでたフィギアはちゃんと元の場所に戻してある。
同じフィギアだ。

私(⋯同じヤツ?)

コンビニ男が慌てて戻ってきた。

男「あ〜す、すんません、、、;」

フィギアを受け取るコンビニ男。

私「な、なあこれ⋯;」


男(フィギアを見ながら)「ハア(ため息)、、、、俺も、こいつみたいに“なかなかできる人”やったらなあ、、、、」

こっちを見るコンビニ男。


私 「⋯っwwww(爆笑)www」


男「も〜笑い事やないっすよ〜;⋯じゃww ありがとうございまーすwww」

帰って行くコンビニ男。

私「(笑)ww(ちくしょうやられた;wオモロいやんww)ありがとーww」

コンビニ男⋯あんた、なかなかできる奴だよww。


                           ⋯続く


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