mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆
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書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆
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プロフィール
HN:
きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
自己紹介:
■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
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2006年03月01日
21:05 コンビニ男20
2006/01/01 0:00
From:コンビニ男
件名:!!!!!元旦!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
きむさん!!!明けましておめでとうございます!!
僕です!!!!
***************
皆さん、明けましておめでとうございます。
さあ、やっと「コンビニ男」も年が明けました。(ヤットカヨw)
前回(「コンビニ男19(2)」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=91416612&owner_id=452520)、2005年12月24日、「コンビニ男」19話目にしてやっとのこと(?)携帯の番号を交換した私とコンビニ男。さらに私は彼からプレゼントまで頂いてしまいました。
私(、、、番号、、知ったということは、、、かかってきたり、、、するのか;??)
ワタクシ、きむはこーんなこと思っちょりました。
でも、番号を交換したはいいものの、あのクリスマス以来、実はコンビニ男から全く電話はかかってこなかったのです。
私は、プレゼントを貰ったのだから一言、お礼の電話をするべきかと、何度か自分の携帯を開いたのですが、、、
これ、体は朝青龍並に大きいが(オイw)、心はノミより小さいきむ。(オイオイww)
ビビって、よう電話しませんでしたわ。これ。(/ω\)イヤン オトメ~
私(、、ま、まあ、、コンビニにもまた来るやろし、、そ、そん時、そん時でいいやん;)
そして、いつものごとくアルバイト。
なんと私は、12月31日〜1月3日の三が日まで、毎日コンビニに入っていました。
時給が1000円になる年末年始のうちのコンビニ。帰省等で実家に帰る他の学生店員。それによって穴の空いてしまうシフト。
そして実家生のきむ。
これに入らない理由はどこにもない。(稼ゲルノヨーw)
・・・そしたら、これ、案の定来たよ。彼、「コンビニ男」は。
しかも、私がバイトに入った4日間の内、3日間も。
今回は、その3日間をすべて書きます。
皆の衆、頑張ってついてこい。
バイト1日目、12月31日(土)2005年最終日。
うちのコンビニは年末年始、死ぬ程ヒマ!!なのである。(いつもヒマだけど;)客が本当に来ないから、バイト中ず〜〜〜〜っと大掃除。(って言っても、通常の業務に一人ずつ、窓一枚拭くとかのノルマが加わるだけ。)
客が来ないから、商品も売れない、よって品出しもできない。
掃除が終わったら、レジ内で、如何にもう一人の店員と、このバイト時間内をどう過ごすか考える方に時間を費やす。(いや、ずっと喋ってるだけだがw)
この日は、もう一人の店員が同じクラスのN君。
・・なんつーか、、、正直言うと学校でも会ってるのにバイト先でまで喋るような話題もない(;)。向こうもそのようだ。
奥に引っ込んで、ずっとメールをしているN君。
私はレジ内で、勝手に有線のチャンネル変えて暇を潰していた。
レジカウンターの下にある有線チャンネル。
私はかがんでチャンネルをいじっていたから、レジ前に客が来ている事に気づいてなかった。
客「あ、あのすんませーん、、、、」
私「あっ!はっ、はい;!」
声がしたのに気づいた私。
どうやら、お客さんから私の姿がカウンターで隠れて、レジの外から見えてなかったようだ。
急に下から出てきた店員(私)に驚いたお客さん。
「う、うわ;!びっくりした;!!、、、あ?、、きむさん!」
コンビニ男だった。
私「(うお!出た;!)あ、ああ;、ご、ごめん、ありがとー…、、;」
コンビニ男は、105円のパックのジュースを出していた。
私「105円になりまーす…、、ストローは?」
男「あ、お願いします」
私「はい。ありがとー、、、」
私はレジを終え、商品を入れたレジ袋を差し出した。
財布をポケットに仕舞うコンビニ男。
私「あ、、、レシート、、、は?」
男「ああ、いいっすよw」
笑顔で応えるコンビニ男。
私はレシートを持ったまま、黙ってしまった。
私(、、、、、言わな;、お礼言わな;!)
あの微妙な沈黙。私はプレゼントのことを切り出せずにいた。
男「?、、、きむさん、年末もバイトっすかw??」
私「へっっ;??あ、ああ;。うん。そう。今日から3日まで毎日やねん。」
男「まじでっ;!正月も;?なんでそんな働くんすかっ;」
私「いや、だって、時給上がんねんで、年末年始は。入らな損やん」
男「あ、、、そっか、、、いいなあーw」
私から喋り出せずにいたら、コンビニ男が何の気なしに喋り出した。私はそのおかげで、プレゼントのことを普通に聞けるような雰囲気になった。
私「(あ、そや、今言お。)あ、あのさ、、この前のな、、」
男「?何すか??」
私「うん。この前、くれたプレゼント、、、」
私が『プレゼント』という単語を言ったその瞬間である。
テケテケテケ♪テケテケテケ♪
コンビニ男から、「スーパーマリオ」のテーマ曲(←ゲーム中に流れる音楽です)が爆音で流れてきた。
それによって私の声はかき消されてしまった。
私「へっっ??な、何っっ;??マリオ??」
男「あ、ああ、ちょ、す、すんません;」
コンビニ男の携帯の着信音だった。
携帯に出るコンビニ男。
私はそれを黙って、じっと見ていた。
男「もしもし??、、おお、、、、、え??マジで!うわ、ちょう、俺今から行くわ!!」
パチンと携帯を閉じたコンビニ男。
急に慌てだした。
男「あっっ!じゃ、じゃあ、きむさんっまた明日も来ます!!お疲れさんですっ」
私「え?え??」
私がキョトンとしてたら、コンビニ男はジュースを持って、小走りにコンビニから出て行こうとした。
男「あ!良いお年をww!!」
私「え!ちょ、待っ、、;」
コンビニ男はドア手前で手を振って礼をし、走って出て行った。
間に合わなかった私の声。
私(、、、、あ、ありがとう言えへんかった、、、;orz)
お礼が言えずに終わってしまった2005年最終日。
年末年始バイト1日目終了。
私(ま、まあ、明日、明日があるさ;…来るかわからんけど;)
そして、この何時間か後、私は驚きの年明けを迎える。
**************
バイト2日目。1月1日(日)2006年、元旦。
31日のバイトが終わり、夜、友人と飲みに行っていた私。
居酒屋で飲んでいたら、いつの間にか時間は0:00を回っていた。
私「うわ;もう、0時やんー。何この年越しー(笑)」
友人「ほんまや(笑)何やろこの店の盛り上がりのなさw」
私「アハハwおめでとーww」
私達は結構飲んで酔っぱらっていて、カウントダウンもしないまま、大して盛り上がることもなく、グダグダと年を越してしまっていた。
・・・その時である。
ピロリロリン♪ピロリロリン♪
私の携帯のメール着信音が鳴った。
私「あ、明けおめメールや〜〜w誰やろ〜〜ww(←酔っぱらってます)」
私はカバンからゴソゴソと携帯を出した。
友人にも、誰からかメールが来ているらしい。自分の携帯を見ていた。
友人「あ、○○からやーww あの子律儀やなーww あ!××からも来てるーw」
私「えーまじで〜w 私誰やろ〜〜ww」
自分の携帯を開いた私。
・・・私は、目を疑った。
なんと、あの「コンビニ男」からメールが来たのである。(冒頭のメールです)
私「、、、『あけまして、、、、僕です』〜??、、、、、、、!!!!!僕ですぅ!!!???」
どえらい大声を出してしまった私。
コンビニ男の名前が表示されている画面。
なんと、ヤツは、自分の写真を写メールで送ってきたのだ。
私「、、、くぁーーーーーーーーーwwwwww、、、、、、、」
隣の椅子に倒れ込んだ私。
お酒のせいか頭がグルグル回ってよく考えられない。
友人「なん(笑)、どした〜ww」
私「、、、、いや〜、、、よう、、わからん〜、、、ダハハw」
友人「アハハー(笑)何ーwもっと飲むでーww」
私「おーww」
酔っぱらい二人。結局、私達は飲むだけ飲んで、カラオケ行って、そのままその友人の家に泊まってしまった。
そして、朝からコンビニバイトである。
当然、二日酔いの私。(なんて正月だ;)テンションも低い。
バイト中も、ずっと「うえwwおえwww」とか言っていた。
私(、、、、客、、少なくて良かった、、、、orz)
飲んでいたせいで、私はメールのことなどすっかり忘れていた。
無論、返しているはずもなかった。
そこに来たコンビニ男。
男「あ!きむさんっっ!!明けましておめでとっす!!」
めちゃくちゃ元気だ。大きい声。
私「、、あ、ああ、おめでと、、う、、うう;」
男「も〜〜!0時にメール送ったのになんで返してくれないんすか〜〜!」
私「(声でか、い、、うぇww)あ、ああ、、、そう、、やっけ、、、;ご、ごめ、、、、おめでと、、う」
違うのだ。私が言わなきゃいけないのは『おめでとう』ではなく、『ありがとう』なのだ。
でも、気持ちが悪い。
私の頭の中には、その時『ありがとう』なんていう言葉が存在していなかった。
男「、、、、どしたんすか;きむさん?気分でも悪いんすか;??」
私「、、、、(コクン)、、、サイッコーに悪い、、、;」
男「ええ;!?何すかっ どっか具合悪いんすか;??」
私「(首をブンブン振って)キノ(昨日)、、ノミスギ、、(た)、、ッッwwww」
首を振ったことで、さらに気持ち悪くなった私。(最悪な女だな。オイ;)
男「えっ、えっ、うわ、大丈夫っすか;?、、、えーっと、、」
コンビニ男は店内をキョロキョロし、レジの目の前にある栄養ドリンクコーナーから商品を取り出し、カウンターに置いた。
『ソルマック胃腸液』だ。
私「ア、アリガトウ、、」
商品をレジに通し、またコンビニ男の前に置いた私。
すると、コンビニ男は会計が終わった商品を取らずにそのまま私に戻した。
私「?なに??」
男「いや、それ、飲んで下さい二日酔いとかに効くんっしょw あ、でも、それより『ウコンのチカラ』の方がいいんかなあ、、」
私「へ、、、、」
男はまた栄養ドリンクコーナーの方に体を向け、他の胃腸液を見比べていた。
私「え、、待って;こんなん、あかんって、、;」
男「いや、飲まんと駄目です!きむさん、まだ明日もバイトでしょ!」
私は17歳の男の子に怒られた。
私「は、はい。、、じゃあ、頂きます、、;」
男「でも、あんま無理しちゃ駄目っすよw じゃ、また明日も来ます!」
私「へ、あ、明日も?」
男「はい!じゃあ、今年もよろしくお願いします!お疲れさんした!!」
コンビニ男は笑顔で、これまた深々とお辞儀をし、手を振ってコンビニから出て行った。
ボケーッと私も手を振った。
そして、コンビニ男が去って行った後で、私はまた重要なことに気がついた。
私(、、、、、しまった、、またお礼言えへんかった、、、うえww ;orz)
バイト中に、コンビニ男から、貰った『ソルマック胃腸液』を飲んだ私(うあーこんな女嫌…;)。
でも、飲んだ事で心持ち気分が楽になった。
私(、、、このお礼も言わななあ;、、、私、あかんなあ;)
***************
バイト3日目。1月2日(月)
私(うし。今日こそ、ちゃんとお礼言うぞ;。)
私は二日酔いも無くなり、今日は気分が良かった。
私(よっしゃ!いつでも来い!!)
・・・が、中々コンビニ男は来なかった。
時間も、もうあと一時間位で今日のバイトが終わる。
私(、、、今日は来ないのか、、、なーーんや、、)
そろそろ、お弁当等が入ってくる時間。
私は検品の用意をし、バックヤードに置いている段ボールを台車に乗せ、外に置きに行った。
すると、外にドアの前で浮かない顔をしているコンビニ男が突っ立っていた。
私「うあ;。い、いらっしゃい。何してんの自分。入ってきーさw。」
私は笑って、店内を指差した。
男「いや、、、、うー、、、;」
うつむくコンビニ男。
私「な、何やさ、どーしたんさ;」
私は、また自分が何かしたのか; と思った。
別に、コンビニ男は泣いてはいなかったが、ひどく落ち込んでいる。
昨日の私とコンビニ男と、テンションが正反対になっていた。
私「、、、な、なんかあったん;??」
男「いや、、その、、、」
コンビニ男の返事を待っていたら、お弁当のトラックが来てしまった。私は店内に戻らないといけない。
私「(あー;弁当来た;)あー、、、、あと、、30分位待てる;?もう私(バイト)上がれるし」
私はコンビニ男にちゃんとお礼も言わなきゃいけない。
コンビニ男を店内に誘導し、待たすことにした。
男「は、、はい、、、」
弁当類の検品を終わらせ、帰り支度をして、私は雑誌棚の前で突っ立ているコンビニ男の所へ急いだ。
雑誌も立ち読みしていないコンビニ男。
ボケーーッと心ここにあらずな感じだった。
私「ご、ごめん、また待たして;」
私はコンビニ男の背中をポンと叩いた。
ゆっくり振り返るコンビニ男。
男「あ、、はい、、」
私はとりあえず、外に出た。
後からコンビニ男もついてくる。
私「どしたん。なんか今日元気ないやん;。昨日の私みたいやでw」
私は笑って自分の自転車の鍵を外しながら、コンビニ男の機嫌を伺った。
全然、笑わないコンビニ男。動こうとしない。
私「おーーーーい??」
男はなんだかムスーーッとした顔になっていた。
私(?お、怒ってる;??)
私はとりあえず行こうと、コンビニ男に帰る方向を指差して、自転車を押しながら歩き出した。隣に並んで歩き出すコンビニ男。
私「ど、どしたんて;」
男「、、、、、あんねー、、、、昨日、、、“モシ”が帰ってきたんすけどー、、、」
コンビニ男はゆっくりと喋り出した。
私「は?“モシ”??何??」
男「“模試”です。模試。」
私「(ああ、模試;)はあ。それがどしたん??」
男「いやーー、、、それが、、、予想以上に悪くて、、、、;」
私「、、、、はあ。(なんだそりゃ;)」
男「うあーーーーー;どうしよーーーーー;;あれじゃヤバいんすよーーー;」
頭を抱えるコンビニ男。
私「え、な、何;?それで落ち込んでたん;??」
コクンと頷くコンビニ男。
私「(、、、、そんなことかい;!!)何や、それ〜〜;私また自分に何かしたんか思ったやんか〜〜;」
男「な!『何やそれ』って何なんすか!!俺にとったら一大事ですよ;!!」
私「(そ、そうですか;)んあーー、、だったら、そんなん頑張るしかないんちゃうん;?」
男「いや、わかってますけどぉ!、、うあーーどうしよーー;」
顔をグシャグシャこするコンビニ男。
私「いや、どうしよて;勉強しいや;、自分、、K大(あの言わずと知れた日本一と言われている一流大学)受けるー言うてたやん」
男「、、いや、言うてましたけど、、;」
私「いや、でもすごいなぁ;K大受けるとか; K大がどれだけすごいか私にもようわからん位すごいわ(笑)」
男「、、そう、、なんすかねぇ??」
私「いや、すごいやろ;私が行ってた高校なんて、現役でS大(私立三流大学)受かったらすごい言われてた位やで;」
男「え!そうなんすか!」
私「うん。多分。まあ、私、普通の大学のレベルとかようわからんけど;(芸大のレベルなら何となくわかるが) 高校ん時とか全く勉強せんかったで;」
男「、、、、、だから、浪人、、したんじゃないんすか、、;」
私「、、、なっっ;!(何で知ってんねん;!??)、、、(いや、これは言いたくない;)と、とにかく勉強しーやっ;」
私の反応にちょっと笑ったコンビニ男。
男「えーーー、じゃあー、、、きむさん、僕を元気づけて下さいよw」
私「、、(こいつ、、;)、、、どうやって;」
男「えーーとぉ、、、、、ギュッって抱きしめて下さい!!」
ものっそ笑顔で自分の体を自分の腕で抱きしめて見せるコンビニ男。
私「、、、、アホかww」
私はスパッと切り捨てた。
男「え〜〜っ!いいじゃないっすか〜ギュって!ギューって!!」
調子に乗るコンビニ男。
私「調子乗んな;!!やらんわっ!」
コンビニ男はブーブー文句を垂れながら、顔は笑顔になっていた。
男「ウハハww」
私も、会った時はまた泣き出すんじゃないかと思っていたが、ひと安心。
そして、私はプレゼントのことを思い出した。
私「(そうや、言わな;)あ、あのさ;、、、あのプレゼント、、のことなんやけど、、、」
男「あ!はい!!気に入ってくれました??ww」
目がキラキラしているコンビニ男。
私「や、あ、あんなすごいの貰っていいの;??高かったり、、したんちゃうん;??」
あのブローチが、手作りなのかとは思ったが、買ったものだと思い、聞いてみた。
男「いや、あれ、作ったんでww 全然安物っすよw」
私「ま、まじで;!!!??やっぱ手作りやったん;!?」
男「え、『やっぱ』って、、もしかしてもう壊れました;??」
私「いや、違う違う;。その、ほら、前になんか布貰ったやん;。あれと同じ布やったし、、、;」
男「ああw そうですそうです。あれ、作ってた日やったんすよw いやーまさか会うと思わんかったなーwwあん時」
私「(ああ、ほんまになあ、、;)いや、、、あの、、、あ、ありがとう。あんなん貰ってもうて、、;」
男「ああ、はいw良かったら使って下さいww って、あれどういう時に使うかわからんけど(笑)」
私「いや、ほんま、ありがとう、、、、あ、、、、なんかお返し、、する、、わ。私。な、何がいい;??」
男「えっ!マジっすか!、、えーーじゃあ、、えーとぉ、あ!ギューって!!(笑)」
またコンビニ男は自分を抱きしめた。
私「、、、それはやらんww」
男「えーーー、、、、(ブツブツ)」
残念そうに下を向いてブツブツ一人言を言うコンビニ男。
私はその様子になんだか笑けてきた。
私(ちょっと、、、カワイイじゃないか。コイツw)
男「いや、まあ、別にお返しとかいい、、、、、っす、、、、、ッッ;!!!???」
・・・うつむいていたコンビニ男の頭を私は撫でていた。
「別にいい」と言いながらコンビニ男が顔を上げた時、バッチリ目が合ってしまった。
急激に顔が真っ赤になるコンビニ男。
私「(笑)ありがとうな。今度、なんかあげるわww。じゃ、勉強頑張りやーw ほなね」
私は撫でていた手で、そのままポンポンとコンビニ男の頭を叩き、ちょうど信号が変わったので、自転車に股がり、コンビニ男に手を振り、その場を去った。
男「〜〜〜〜っっ!!!あ、ありがとおございますす!!が、がんばりますうう!!」
後ろから聞こえる大声。
私は笑いがこみ上げてきて、振り返らずにそのまま聞こえないフリして自転車を漕いだ。
私(、、、だから、噛んでるってばよwww 笑)
次の日、コンビニ男はコンビニに来なかった。
一人、バイト中に思い出し笑いをする私。
・・・まだ、この時の私は、コンビニ男にある重要なことを、告白しなければならないということに、気づいていなかった。
…続く
21:05 コンビニ男20
2006/01/01 0:00
From:コンビニ男
件名:!!!!!元旦!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
きむさん!!!明けましておめでとうございます!!
僕です!!!!
***************
皆さん、明けましておめでとうございます。
さあ、やっと「コンビニ男」も年が明けました。(ヤットカヨw)
前回(「コンビニ男19(2)」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=91416612&owner_id=452520)、2005年12月24日、「コンビニ男」19話目にしてやっとのこと(?)携帯の番号を交換した私とコンビニ男。さらに私は彼からプレゼントまで頂いてしまいました。
私(、、、番号、、知ったということは、、、かかってきたり、、、するのか;??)
ワタクシ、きむはこーんなこと思っちょりました。
でも、番号を交換したはいいものの、あのクリスマス以来、実はコンビニ男から全く電話はかかってこなかったのです。
私は、プレゼントを貰ったのだから一言、お礼の電話をするべきかと、何度か自分の携帯を開いたのですが、、、
これ、体は朝青龍並に大きいが(オイw)、心はノミより小さいきむ。(オイオイww)
ビビって、よう電話しませんでしたわ。これ。(/ω\)イヤン オトメ~
私(、、ま、まあ、、コンビニにもまた来るやろし、、そ、そん時、そん時でいいやん;)
そして、いつものごとくアルバイト。
なんと私は、12月31日〜1月3日の三が日まで、毎日コンビニに入っていました。
時給が1000円になる年末年始のうちのコンビニ。帰省等で実家に帰る他の学生店員。それによって穴の空いてしまうシフト。
そして実家生のきむ。
これに入らない理由はどこにもない。(稼ゲルノヨーw)
・・・そしたら、これ、案の定来たよ。彼、「コンビニ男」は。
しかも、私がバイトに入った4日間の内、3日間も。
今回は、その3日間をすべて書きます。
皆の衆、頑張ってついてこい。
バイト1日目、12月31日(土)2005年最終日。
うちのコンビニは年末年始、死ぬ程ヒマ!!なのである。(いつもヒマだけど;)客が本当に来ないから、バイト中ず〜〜〜〜っと大掃除。(って言っても、通常の業務に一人ずつ、窓一枚拭くとかのノルマが加わるだけ。)
客が来ないから、商品も売れない、よって品出しもできない。
掃除が終わったら、レジ内で、如何にもう一人の店員と、このバイト時間内をどう過ごすか考える方に時間を費やす。(いや、ずっと喋ってるだけだがw)
この日は、もう一人の店員が同じクラスのN君。
・・なんつーか、、、正直言うと学校でも会ってるのにバイト先でまで喋るような話題もない(;)。向こうもそのようだ。
奥に引っ込んで、ずっとメールをしているN君。
私はレジ内で、勝手に有線のチャンネル変えて暇を潰していた。
レジカウンターの下にある有線チャンネル。
私はかがんでチャンネルをいじっていたから、レジ前に客が来ている事に気づいてなかった。
客「あ、あのすんませーん、、、、」
私「あっ!はっ、はい;!」
声がしたのに気づいた私。
どうやら、お客さんから私の姿がカウンターで隠れて、レジの外から見えてなかったようだ。
急に下から出てきた店員(私)に驚いたお客さん。
「う、うわ;!びっくりした;!!、、、あ?、、きむさん!」
コンビニ男だった。
私「(うお!出た;!)あ、ああ;、ご、ごめん、ありがとー…、、;」
コンビニ男は、105円のパックのジュースを出していた。
私「105円になりまーす…、、ストローは?」
男「あ、お願いします」
私「はい。ありがとー、、、」
私はレジを終え、商品を入れたレジ袋を差し出した。
財布をポケットに仕舞うコンビニ男。
私「あ、、、レシート、、、は?」
男「ああ、いいっすよw」
笑顔で応えるコンビニ男。
私はレシートを持ったまま、黙ってしまった。
私(、、、、、言わな;、お礼言わな;!)
あの微妙な沈黙。私はプレゼントのことを切り出せずにいた。
男「?、、、きむさん、年末もバイトっすかw??」
私「へっっ;??あ、ああ;。うん。そう。今日から3日まで毎日やねん。」
男「まじでっ;!正月も;?なんでそんな働くんすかっ;」
私「いや、だって、時給上がんねんで、年末年始は。入らな損やん」
男「あ、、、そっか、、、いいなあーw」
私から喋り出せずにいたら、コンビニ男が何の気なしに喋り出した。私はそのおかげで、プレゼントのことを普通に聞けるような雰囲気になった。
私「(あ、そや、今言お。)あ、あのさ、、この前のな、、」
男「?何すか??」
私「うん。この前、くれたプレゼント、、、」
私が『プレゼント』という単語を言ったその瞬間である。
テケテケテケ♪テケテケテケ♪
コンビニ男から、「スーパーマリオ」のテーマ曲(←ゲーム中に流れる音楽です)が爆音で流れてきた。
それによって私の声はかき消されてしまった。
私「へっっ??な、何っっ;??マリオ??」
男「あ、ああ、ちょ、す、すんません;」
コンビニ男の携帯の着信音だった。
携帯に出るコンビニ男。
私はそれを黙って、じっと見ていた。
男「もしもし??、、おお、、、、、え??マジで!うわ、ちょう、俺今から行くわ!!」
パチンと携帯を閉じたコンビニ男。
急に慌てだした。
男「あっっ!じゃ、じゃあ、きむさんっまた明日も来ます!!お疲れさんですっ」
私「え?え??」
私がキョトンとしてたら、コンビニ男はジュースを持って、小走りにコンビニから出て行こうとした。
男「あ!良いお年をww!!」
私「え!ちょ、待っ、、;」
コンビニ男はドア手前で手を振って礼をし、走って出て行った。
間に合わなかった私の声。
私(、、、、あ、ありがとう言えへんかった、、、;orz)
お礼が言えずに終わってしまった2005年最終日。
年末年始バイト1日目終了。
私(ま、まあ、明日、明日があるさ;…来るかわからんけど;)
そして、この何時間か後、私は驚きの年明けを迎える。
**************
バイト2日目。1月1日(日)2006年、元旦。
31日のバイトが終わり、夜、友人と飲みに行っていた私。
居酒屋で飲んでいたら、いつの間にか時間は0:00を回っていた。
私「うわ;もう、0時やんー。何この年越しー(笑)」
友人「ほんまや(笑)何やろこの店の盛り上がりのなさw」
私「アハハwおめでとーww」
私達は結構飲んで酔っぱらっていて、カウントダウンもしないまま、大して盛り上がることもなく、グダグダと年を越してしまっていた。
・・・その時である。
ピロリロリン♪ピロリロリン♪
私の携帯のメール着信音が鳴った。
私「あ、明けおめメールや〜〜w誰やろ〜〜ww(←酔っぱらってます)」
私はカバンからゴソゴソと携帯を出した。
友人にも、誰からかメールが来ているらしい。自分の携帯を見ていた。
友人「あ、○○からやーww あの子律儀やなーww あ!××からも来てるーw」
私「えーまじで〜w 私誰やろ〜〜ww」
自分の携帯を開いた私。
・・・私は、目を疑った。
なんと、あの「コンビニ男」からメールが来たのである。(冒頭のメールです)
私「、、、『あけまして、、、、僕です』〜??、、、、、、、!!!!!僕ですぅ!!!???」
どえらい大声を出してしまった私。
コンビニ男の名前が表示されている画面。
なんと、ヤツは、自分の写真を写メールで送ってきたのだ。
私「、、、くぁーーーーーーーーーwwwwww、、、、、、、」
隣の椅子に倒れ込んだ私。
お酒のせいか頭がグルグル回ってよく考えられない。
友人「なん(笑)、どした〜ww」
私「、、、、いや〜、、、よう、、わからん〜、、、ダハハw」
友人「アハハー(笑)何ーwもっと飲むでーww」
私「おーww」
酔っぱらい二人。結局、私達は飲むだけ飲んで、カラオケ行って、そのままその友人の家に泊まってしまった。
そして、朝からコンビニバイトである。
当然、二日酔いの私。(なんて正月だ;)テンションも低い。
バイト中も、ずっと「うえwwおえwww」とか言っていた。
私(、、、、客、、少なくて良かった、、、、orz)
飲んでいたせいで、私はメールのことなどすっかり忘れていた。
無論、返しているはずもなかった。
そこに来たコンビニ男。
男「あ!きむさんっっ!!明けましておめでとっす!!」
めちゃくちゃ元気だ。大きい声。
私「、、あ、ああ、おめでと、、う、、うう;」
男「も〜〜!0時にメール送ったのになんで返してくれないんすか〜〜!」
私「(声でか、い、、うぇww)あ、ああ、、、そう、、やっけ、、、;ご、ごめ、、、、おめでと、、う」
違うのだ。私が言わなきゃいけないのは『おめでとう』ではなく、『ありがとう』なのだ。
でも、気持ちが悪い。
私の頭の中には、その時『ありがとう』なんていう言葉が存在していなかった。
男「、、、、どしたんすか;きむさん?気分でも悪いんすか;??」
私「、、、、(コクン)、、、サイッコーに悪い、、、;」
男「ええ;!?何すかっ どっか具合悪いんすか;??」
私「(首をブンブン振って)キノ(昨日)、、ノミスギ、、(た)、、ッッwwww」
首を振ったことで、さらに気持ち悪くなった私。(最悪な女だな。オイ;)
男「えっ、えっ、うわ、大丈夫っすか;?、、、えーっと、、」
コンビニ男は店内をキョロキョロし、レジの目の前にある栄養ドリンクコーナーから商品を取り出し、カウンターに置いた。
『ソルマック胃腸液』だ。
私「ア、アリガトウ、、」
商品をレジに通し、またコンビニ男の前に置いた私。
すると、コンビニ男は会計が終わった商品を取らずにそのまま私に戻した。
私「?なに??」
男「いや、それ、飲んで下さい二日酔いとかに効くんっしょw あ、でも、それより『ウコンのチカラ』の方がいいんかなあ、、」
私「へ、、、、」
男はまた栄養ドリンクコーナーの方に体を向け、他の胃腸液を見比べていた。
私「え、、待って;こんなん、あかんって、、;」
男「いや、飲まんと駄目です!きむさん、まだ明日もバイトでしょ!」
私は17歳の男の子に怒られた。
私「は、はい。、、じゃあ、頂きます、、;」
男「でも、あんま無理しちゃ駄目っすよw じゃ、また明日も来ます!」
私「へ、あ、明日も?」
男「はい!じゃあ、今年もよろしくお願いします!お疲れさんした!!」
コンビニ男は笑顔で、これまた深々とお辞儀をし、手を振ってコンビニから出て行った。
ボケーッと私も手を振った。
そして、コンビニ男が去って行った後で、私はまた重要なことに気がついた。
私(、、、、、しまった、、またお礼言えへんかった、、、うえww ;orz)
バイト中に、コンビニ男から、貰った『ソルマック胃腸液』を飲んだ私(うあーこんな女嫌…;)。
でも、飲んだ事で心持ち気分が楽になった。
私(、、、このお礼も言わななあ;、、、私、あかんなあ;)
***************
バイト3日目。1月2日(月)
私(うし。今日こそ、ちゃんとお礼言うぞ;。)
私は二日酔いも無くなり、今日は気分が良かった。
私(よっしゃ!いつでも来い!!)
・・・が、中々コンビニ男は来なかった。
時間も、もうあと一時間位で今日のバイトが終わる。
私(、、、今日は来ないのか、、、なーーんや、、)
そろそろ、お弁当等が入ってくる時間。
私は検品の用意をし、バックヤードに置いている段ボールを台車に乗せ、外に置きに行った。
すると、外にドアの前で浮かない顔をしているコンビニ男が突っ立っていた。
私「うあ;。い、いらっしゃい。何してんの自分。入ってきーさw。」
私は笑って、店内を指差した。
男「いや、、、、うー、、、;」
うつむくコンビニ男。
私「な、何やさ、どーしたんさ;」
私は、また自分が何かしたのか; と思った。
別に、コンビニ男は泣いてはいなかったが、ひどく落ち込んでいる。
昨日の私とコンビニ男と、テンションが正反対になっていた。
私「、、、な、なんかあったん;??」
男「いや、、その、、、」
コンビニ男の返事を待っていたら、お弁当のトラックが来てしまった。私は店内に戻らないといけない。
私「(あー;弁当来た;)あー、、、、あと、、30分位待てる;?もう私(バイト)上がれるし」
私はコンビニ男にちゃんとお礼も言わなきゃいけない。
コンビニ男を店内に誘導し、待たすことにした。
男「は、、はい、、、」
弁当類の検品を終わらせ、帰り支度をして、私は雑誌棚の前で突っ立ているコンビニ男の所へ急いだ。
雑誌も立ち読みしていないコンビニ男。
ボケーーッと心ここにあらずな感じだった。
私「ご、ごめん、また待たして;」
私はコンビニ男の背中をポンと叩いた。
ゆっくり振り返るコンビニ男。
男「あ、、はい、、」
私はとりあえず、外に出た。
後からコンビニ男もついてくる。
私「どしたん。なんか今日元気ないやん;。昨日の私みたいやでw」
私は笑って自分の自転車の鍵を外しながら、コンビニ男の機嫌を伺った。
全然、笑わないコンビニ男。動こうとしない。
私「おーーーーい??」
男はなんだかムスーーッとした顔になっていた。
私(?お、怒ってる;??)
私はとりあえず行こうと、コンビニ男に帰る方向を指差して、自転車を押しながら歩き出した。隣に並んで歩き出すコンビニ男。
私「ど、どしたんて;」
男「、、、、、あんねー、、、、昨日、、、“モシ”が帰ってきたんすけどー、、、」
コンビニ男はゆっくりと喋り出した。
私「は?“モシ”??何??」
男「“模試”です。模試。」
私「(ああ、模試;)はあ。それがどしたん??」
男「いやーー、、、それが、、、予想以上に悪くて、、、、;」
私「、、、、はあ。(なんだそりゃ;)」
男「うあーーーーー;どうしよーーーーー;;あれじゃヤバいんすよーーー;」
頭を抱えるコンビニ男。
私「え、な、何;?それで落ち込んでたん;??」
コクンと頷くコンビニ男。
私「(、、、、そんなことかい;!!)何や、それ〜〜;私また自分に何かしたんか思ったやんか〜〜;」
男「な!『何やそれ』って何なんすか!!俺にとったら一大事ですよ;!!」
私「(そ、そうですか;)んあーー、、だったら、そんなん頑張るしかないんちゃうん;?」
男「いや、わかってますけどぉ!、、うあーーどうしよーー;」
顔をグシャグシャこするコンビニ男。
私「いや、どうしよて;勉強しいや;、自分、、K大(あの言わずと知れた日本一と言われている一流大学)受けるー言うてたやん」
男「、、いや、言うてましたけど、、;」
私「いや、でもすごいなぁ;K大受けるとか; K大がどれだけすごいか私にもようわからん位すごいわ(笑)」
男「、、そう、、なんすかねぇ??」
私「いや、すごいやろ;私が行ってた高校なんて、現役でS大(私立三流大学)受かったらすごい言われてた位やで;」
男「え!そうなんすか!」
私「うん。多分。まあ、私、普通の大学のレベルとかようわからんけど;(芸大のレベルなら何となくわかるが) 高校ん時とか全く勉強せんかったで;」
男「、、、、、だから、浪人、、したんじゃないんすか、、;」
私「、、、なっっ;!(何で知ってんねん;!??)、、、(いや、これは言いたくない;)と、とにかく勉強しーやっ;」
私の反応にちょっと笑ったコンビニ男。
男「えーーー、じゃあー、、、きむさん、僕を元気づけて下さいよw」
私「、、(こいつ、、;)、、、どうやって;」
男「えーーとぉ、、、、、ギュッって抱きしめて下さい!!」
ものっそ笑顔で自分の体を自分の腕で抱きしめて見せるコンビニ男。
私「、、、、アホかww」
私はスパッと切り捨てた。
男「え〜〜っ!いいじゃないっすか〜ギュって!ギューって!!」
調子に乗るコンビニ男。
私「調子乗んな;!!やらんわっ!」
コンビニ男はブーブー文句を垂れながら、顔は笑顔になっていた。
男「ウハハww」
私も、会った時はまた泣き出すんじゃないかと思っていたが、ひと安心。
そして、私はプレゼントのことを思い出した。
私「(そうや、言わな;)あ、あのさ;、、、あのプレゼント、、のことなんやけど、、、」
男「あ!はい!!気に入ってくれました??ww」
目がキラキラしているコンビニ男。
私「や、あ、あんなすごいの貰っていいの;??高かったり、、したんちゃうん;??」
あのブローチが、手作りなのかとは思ったが、買ったものだと思い、聞いてみた。
男「いや、あれ、作ったんでww 全然安物っすよw」
私「ま、まじで;!!!??やっぱ手作りやったん;!?」
男「え、『やっぱ』って、、もしかしてもう壊れました;??」
私「いや、違う違う;。その、ほら、前になんか布貰ったやん;。あれと同じ布やったし、、、;」
男「ああw そうですそうです。あれ、作ってた日やったんすよw いやーまさか会うと思わんかったなーwwあん時」
私「(ああ、ほんまになあ、、;)いや、、、あの、、、あ、ありがとう。あんなん貰ってもうて、、;」
男「ああ、はいw良かったら使って下さいww って、あれどういう時に使うかわからんけど(笑)」
私「いや、ほんま、ありがとう、、、、あ、、、、なんかお返し、、する、、わ。私。な、何がいい;??」
男「えっ!マジっすか!、、えーーじゃあ、、えーとぉ、あ!ギューって!!(笑)」
またコンビニ男は自分を抱きしめた。
私「、、、それはやらんww」
男「えーーー、、、、(ブツブツ)」
残念そうに下を向いてブツブツ一人言を言うコンビニ男。
私はその様子になんだか笑けてきた。
私(ちょっと、、、カワイイじゃないか。コイツw)
男「いや、まあ、別にお返しとかいい、、、、、っす、、、、、ッッ;!!!???」
・・・うつむいていたコンビニ男の頭を私は撫でていた。
「別にいい」と言いながらコンビニ男が顔を上げた時、バッチリ目が合ってしまった。
急激に顔が真っ赤になるコンビニ男。
私「(笑)ありがとうな。今度、なんかあげるわww。じゃ、勉強頑張りやーw ほなね」
私は撫でていた手で、そのままポンポンとコンビニ男の頭を叩き、ちょうど信号が変わったので、自転車に股がり、コンビニ男に手を振り、その場を去った。
男「〜〜〜〜っっ!!!あ、ありがとおございますす!!が、がんばりますうう!!」
後ろから聞こえる大声。
私は笑いがこみ上げてきて、振り返らずにそのまま聞こえないフリして自転車を漕いだ。
私(、、、だから、噛んでるってばよwww 笑)
次の日、コンビニ男はコンビニに来なかった。
一人、バイト中に思い出し笑いをする私。
・・・まだ、この時の私は、コンビニ男にある重要なことを、告白しなければならないということに、気づいていなかった。
…続く
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