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mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆ 著作権はきむさωに帰属Uまぁす! 書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆ Mixi内コミュ「[公式]コンビニ男」=http://m.mixi.jp/view_community.pl?ses=&id=273509
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きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
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■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着

■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
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コンビニ男21(2)
(「コンビニ男21(1)→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=106192663&owner_id=452520)


そして、次の日。
とうとう、この日がやってきてしまった。

私は、電話を切った後、何をどこからどう切り出すべきかと考え、何度も布団の中でシュミレーションしていた。

それも、できるだけコンビニ男の逆鱗に触れないように。

が、頭の中では、どんな言い方をしてもキレるコンビニ男しか想像できない。

キレてるとこ一回見た事あるけど、やっぱり男の子なんやもん;怖いんだよ;。(→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=60560556&owner_id=452520)

血の気の多い今時の若者(←;? いや、私だってまだ若いよ)。キレたら何するかわからない。(どんなイメージやねん)

もう、どう考えても、考えが最悪な方向にしか辿り着けない。堂々巡り。(だってさあ、、59番さんは大人だけどさぁ、、コンビニ男は17歳なんだよぅ; そんな許容量ない、、でしょう、、;??)


私は腹を括った。

私(来るなら来い; もうどうなっても知らん;!)

 ***************

そして、いつものバイト。

私は焦りからか、お釣りは間違えるわ、お寿司を「暖めますか~?」とか聞いて、さらに「ってか寿司やん!」って一人ツッコミしたりして、大慌て。

店員「どしたんすか;きむさん、今日何か変ですよ;」


私「、、、、、私、、、今日のバイトは忘れないわ、、、元気でね、、」

店員「…何言ってんすか;弁当来ましたよ。仕事して下さい」

いつの間にやら、バイト終了15分前。
お弁当のトラックが来たので、外に目をやると、、


来た。来てる。外に立ってる。コンビニ男。

私(ぬああ、来てる;、ああわうわうわ;)


私は焦りすぎたのか、お弁当の検品を、ものの5分で終わらした。
(もうカリスマ店員と呼ばれるのも時間の問題。いや、今はそんなこと関係ない)

いつもより早くバイトから上がれた私。
恐る恐るコンビニのドアを開け、外を覗いた。

男「あ!お疲れさんっす!!」

目が合い、私に向かって、挨拶するコンビニ男。


私は・・・


何も見なかった振りして、ドアを閉めた。(何でやねんw)

男「・・・何してんすか(笑)」

ドアを思いっきり開いたコンビニ男。

私「(ひぃぃ;ついに来たよ~;)ああ、う、あ、、ご、ごめん、、;待たして、、、」

大人しく、外に出る私。

男「な、何すか?話って??」

私「(うわうわ;)と、とりあえず、、移動し、しよ;」

まだ、外も明るかったので、近くの河川敷で喋ることに。

 *************

ベンチに並んで座った私たち二人。

男「あ、、バイト、、お疲れさんでした」

私「あ;、い、いえいえ;、どういたしまして(?)」

何から喋っていいのか分からず、応答もおかしくなっている私。
そこから、しばらく沈黙が続いた。

私(うおお;何から喋ったらええねん;)

「書いて出される言葉」と「口から喋る言葉」は違う。

私は、レポートを書くのは得意だけど、喋るのはあまり得意じゃない。物事を上手く順序立てて喋る事ができない。
冗談ならいくらでも言えるが、今日はマジな話。お酒飲んでる時のようなノリで喋れる話ではないのだ。

コンビニ男は私の言葉を待っていた。

私「(、、言うぞ;頑張れ、私;)、、ウ、ウン(咳払い)、、あーー、、あの、ご、、ごめんな、急に呼び出したりして、、;」

男「いや、良いっすよw 、、、なんか、、あったんすか??」

コンビニ男の顔から笑顔が消えた。
本当に心配そうな顔になっている。私の顔を見るコンビニ男。

私「い、いやいや、何があったというか、そのー、、そのな、、今から、、喋るけど、、驚かずに聞いてくれる;?な、なんか、話の途中で聞きたい事出てきたら、その場で言うてくれて構へんし;」

男「あ、あの、じゃ、はい」

コンビニ男はさっと手を挙げた。

私「(おう、速攻;)は、はい、どうぞ;」
男「え、、そ、それは、、俺に関係ある、、ことっすか;??」
私「(そりゃ、あんたのことやもん;)あ、ある。多いにある;。」
男「ええっ;??な、何やろ、、;(小声)あ、は、はいっ」

また、手を挙げるコンビニ男。

私「はい」
男「え、、俺、、それ、聞いたら、、泣いちゃいますか;??」
私「(泣くだろなあ;泣くで済むならまだいいよ;)泣く、、かもなあ;」
男「えええっ;?マジで;??何なんすかぁ;うわ、めっちゃ怖い、、;」
私「、、、いいっすか;?言っても?(←どこまで引っ張んねん)」

男「は、はい。ど、どうぞ」

自分の手を胸に置くコンビニ男。
私はそれを見ながら、口を開いた。

私「あ、あんな、、、私な、、“日記”、、をな、書いて、、るんやけどな;」

男「ハ?日記??」

先程の緊張した表情から一転。
目が?になるコンビニ男。

私「うん;。“日記”、、みたいなん;。、、でな、、、」

男「うわ、ああ!待って、はい;!」

話続けようとした私の声を遮り、また急に手を挙げるコンビニ男。

私「(う、うわ;びっくりするがな;)は、はい。どぞ」

男「、、、、、、、俺に、それ、聞く度量ありますか;??」

私「(、、ど、度量;??、、うーん;)わ、わからん、、(内容が内容だけに;)」

男「っっ!!」

顔を手で覆うコンビニ男。

私「だ、大丈夫;?やめとこか;??」

気を使って、コンビニ男の顔を覗きこんだ私。
私はいざ、話始めてみると思った程の緊張はいつの間にか無くなくなり、コンビニ男の顔を見ながら、そういやこの人…誰かに似てるなあ、誰やったかなあ とか、全く関係ないことを考えていた。
うって変わり、尋常もない程に緊張しているコンビニ男。

私(…まあ、今話すの止めたところでいつかは言わなあかんのやけど;)

すると、顔を手で覆ったまま、首をブンブンふるコンビニ男。

男「、、つ、続けてくらはい、、、、」

声が籠っている。
コンビニ男はそう言った後、手を下に降ろした。
俯くコンビニ男。私と目を合わせない。

私「(、、、;)、、で、でな、その、「日記」、、なんやけどな、私な・・・あ、あなたのことを、、か、書いとるんよ;」

私は俯いてるコンビニ男の機嫌を伺うかのように、俯いている彼の後頭部をじっと見ていた。(私はベンチにもたれながら喋ってます)

ゆっくり、顔を上げるコンビニ男。
しばらく真っ直ぐ前を見ていた。

そして、恐る恐る、こっちに顔を向けた。
「え??何?何なの??それ??」な顔。(そりゃそうだ)

男「え、??『あなた』って、、お、俺っすか;??」
私「、、、他に誰がいるんよ;」

私がこう言った後、しばらく真剣な表情で何かを考えこむコンビニ男。

すると、急に、ハッとした顔で周りをキョロキョロし出した。

男「お、、俺!!?、、え、、お、俺!??俺のこと!??」

私「(なんだこの子;)、、だから、そうだってば;」


男「そ、そんな、、き、きむさん、、、、、っっっ、、うわ、俺、もう泣きそう、、、」

また、顔を手で覆うコンビニ男。
表情はわからないが、耳が真っ赤になっていた。

私「(えっっ;もう;??)な、何でやっっ;どないしたっ;」



・・・もう、これ。ホント若いって素晴らしい。(遠い目)




男「、、、、、き、きむさん、、、日記に書くまで俺のこと、、、、(/ω\)キャーーーw w w 」

私「・・・・・・・(*Д *)・・ハァ??」


コンビニ男は頬を手で押さえすぎて変な顔になっていた。
顔は真っ赤っか。
目が点になるきむ。

私「・・・あんた、、何言ってんの・・;?」


男「『何言ってんの』って!も~~~~き~むぅさぁんっっ、そんな遠回しに言わんでも!うあーーwwそうかぁww うあーーーww(/ω\)キャーーーww恥ずかしいっ」

また、顔を押さえるコンビニ男。
足をバタバタさせている。


私「(・・・こ、これは、もしや何か勘違いされている・・;??) ちょ、ちょっと??なあ;?」

男「いや、いいっす!その先はもう言わんでも!!、、、も~~~~きむさ~~んwww」

コンビニ男は顔を真っ赤にさせながら私の肩をバシバシしばき出した。

私「(えっええっ;??)イ、イタ、痛い痛い;ち、違うってばっ;!なあ;!?」

男「も~~わかってますって~~ww」

まだまだシバくコンビニ男。

私「い、痛いって、痛いってば、、、、、、、、聞けよ!!!人の話;!!!」

きむ、吠えた。

動きが止まるコンビニ男。
でも、顔は笑顔のままだ。

男「も~何なんすか~~ww」

私「(、、、あああ;)あ、あんなぁ;、“日記”って言ってもあれやで??ノートに書く“日記”とちゃうねん。私、パソコンに書いてんねんてっ;」

男「あ!あれっすか??今流行ってる“ブログ”ってヤツっすか!?ww」

嬉しそうに喋るコンビニ男。
目がキラキラしてる。

私「そ、そう、“ブログ”・・みたいなもん;。」

男「えっ!じゃ、じゃあ、それ読んでる人もいるってことですかっ??うわ、ちょお、俺ハズカシーーww(/ω\)キャー」

それだけなら、恥ずかしいで済むよ。
本題はここからだ。

私「(・・・駄目だ、こりゃ;)、、、、;あんな、、、その、、、な、、そのー、私の書いてる“ブログ”がー、、本になるねん」

とうとう言ってしまった。

私(、、、言ってもうた、、、;)

コンビニ男の顔を伺う私。

コンビニ男のさっきまでの笑顔も目が点になった。

男「、、、、、(*A*)ホン?」

私「(、、、、、コクン;)、、、書籍化、、されるん、、;」

私は頷いて、小声でそう言った。
次にどんな言葉が返ってくるか想像しながら。

男「う、嘘、、、え、、、、ええ?、マ、マジっすか;!!??き、きむさん、作家なるんすか;!!??」

思いもしない言葉を返してきたコンビニ男。

私「(そ、そっちか;!??)い、いや、あの、驚くところが違、、、、;」

男「、、!!す、すげええ!!え!!お、俺、出たら買いますよ!!う、うわ、握手して下さい!!」

手を私に差し出すコンビニ男。

私「(、、、何言ってんだ、、;)え、な、なあ、ちょお、これがどういうことか、わかってるん;??私はあんたのこと、書いてんねんで;??小説が出るわけちゃうねんで!??あんたが、ビデオ屋で、コケた話とか、エロビデオ借りた話とか、もう、めっちゃ書いてんねん!そんなんが、全国の書店に並ぶねんで!??あんたのこと、全然知らん人が、それ読んであんたのこと笑うんやで!?? わかってるん;!??」

私は一気に捲し立てて喋った。(自分が巻いた種のクセによう言うわ;ホンマ;)少し、息切れする私。

男「お、落ち着いて下さいよ;、、、え、、ってか、、エロビデオって;!!きむさん、そんなこと、なんで覚えてるんすかっ;うっわ、、恥ずかしい、、;忘れて下さいよっ;」

私「だーかーらっ、私が忘れても、もう本として、記録に残るねんてっ;、それを手に取る何百、何千の人(いや、何千人もいないだろうけど;)はそれを覚えてるでっ??」

なんか、もう、自分でも何言ってんだか分からなくなってきた私。

男「え・・・ってか、、俺そんなん、、未成年でエロビデオ借りたとかで捕まんちゃうんすか(笑)」

私「いや、実名は出してないから、それはないだろうけど、、、って、もう!ちゃうやんっ!あんたがエロビデオ借りたとかどうでもいいねんて;!!どうすんねんさっっ;」

おい、きむさんよ、何ギレだ、あんた。

男「えーーー、、、『どうすんの』って、、、俺が、どうしたらいいんすか;、だって、もう出るのは決まってるんと違うんすか;?」

私「(うう;)、、、、、出さないで欲しいなら、今から止めるよ。全部、日記も消す」

はい、嘘です。もう、この話をしてる時点で、某出版社の社長さんからもOKが出て、営業部にまで話が行っていました。

やめれる訳ないじゃないですか。(はい。最低です。私。)

私は、次になんてコンビニ男が言うのかドキドキしてました。
彼が、止めて欲しいと言った時点で、この『コンビニ男』も、ここで終了。そうなったら、コンビニ男どころか、出版社さん、そして何より、この『コンビニ男』を楽しみに読んでる皆さんまでも敵に回す事になる。

私(、、、、頼む、、止めてとか言わんといて、、;)

祈るような顔でコンビニ男を見た私。
今度は私が泣きそうな顔になっていた(ハズだ)。

コンビニ男は困ったように何か考えているかのような顔でしばらく黙って頭をポリポリ掻いていた。

男「、、、、、俺は、、きむさんが何書いてるか、、知らないけど、、ええー;、うーーん…;もしか、もしか、それ、、消しちゃったら、どうなるんすか??」

私「ど、どうなるって、、;どうもならんよ。自分(コンビニ男)には多分何かの被害、、受けるようなことも無くなるで。(まあ、私には非難ゴーゴー来るだろうけど;)」

私は、ああ、そら、やっぱり消す方向で話が進むなと思った。
『コンビニ男』もここで終わりかぁ、オチどうしたらいいんかなぁとか、そんなことを考えていた。

すると、コンビニ男から、思いもよらない言葉が出てきた。

男「、、、、消したら、きむさんがー…書いた、、その、なんつーか、、思ってること、、だとか、、俺に対してどう思ってるか、、とか、、、何かわからんけど、そういうのが全部、、消えるんすよね?」

私「(??)・・ああ、うん。そやで。クリック一つで簡単に消せるから」

私のこの言葉を聞いて、コンビニ男は、むーっと不機嫌そうな顔になった。
しばらく沈黙が続き、コンビニ男は口を開いた。

男「、、、、、、『簡単に消せる』って、、、、。・・・・俺・・・、何か、そんなん、、嫌だ」

少し、怒っているかのような口調だ。

私「え;?い、嫌って?」

私は、その『嫌だ』の意味がよくわからなかった。


男「、、、嫌っすよ!、、だって、そ、そんなん、『簡単に消せる』とか!、、だ、だって、俺、そんな、、、そんな、軽いもんじゃない、、っすもん! 、、、、きむさんは、なんでそれ、『簡単に消せる』とか言えるんすか!」

少し声を荒げるコンビニ男。
目に涙が溜まっているように見えた。
私が、驚いてそれをじっと見ていると、コンビニ男は顔に手をあて、また俯いてしまった。

男「、、、、うわ、、もう、俺何言うてんのかわからへん、、、」

俯いたまま、小声でそう呟いた。

私は、俯いているコンビニ男の後ろ姿を見ながら、今、自分が彼に対して、ものすごく失礼なことを言った事に気がついた。

「簡単に消せる」ということは、私の想いも、コンビニ男の想いも、コンビニ男の存在までも、「簡単に消してしまえる」ということなのだ。

それを、私は何とも思わず、普通に口にしてしまっていた。

全然、顔を上げてくれないコンビニ男。
私はどうしたらいいのか分からない。でも、この子に謝らなければ と、思っていた。

私「あ、、、、の、、ご、ごめん、、、?」

私は、コンビニ男の背中を触ろうとした。

その瞬間、コンビニ男は急に体を起こしてこっちを向いた。
びっくりして、思わず触ろうとした手を引っ込めた私。

しばらく、目が合ったまま、真剣な顔で何も言わないコンビニ男。

私「(、、、;??)あ、、、、、;」

私はもう一度ちゃんと謝ろうとした時、コンビニ男の口が開いた。

男「、、、、、嫌です。俺、消されるの。 、、、きむさん、ちゃんと書いて下さい。」

私「え、、、、??、、な、何言ってんの;??本になるんやで;?ほんまにいいの??」

男「、、、、だって、俺もそれ読みたいもん」

コンビニ男は小声でこう言った。

私「(・・・げ;読むの?)、、、読んだら、、多分泣くでぇ?自分・・;(内容的に;)」

男「えっっ!きむさん、そんな、俺が感動するようなこと書いてるんすかっっ??」

顔が明るくなりだしたコンビニ男。

私「い、いや、そうじゃなくて、、、;(逆だよ。逆;)」

男「え~~~、そんなん、じゃあ、俺もっと頑張らなぁ~ww」

コンビニ男はもう笑顔になっていた。
嬉しそうに顔をこするコンビニ男。

私「(・・・駄目だ。こりゃ;・・・もう、、ええかぁ)、、、え、、じゃあ、、出してもいいってこと??いいん?ほんまに、、」

男「いや、いいっすよ;。ってかきむさんが書いてるモンやのに俺がやめろ言うんおかしいじゃないっすか(笑)、、、あ、でも、サインは下さいね!!ちゃんと本に!」

私「(・・・・なんて、プラス指向(←?)・・・;orz)、、わ、わかった、、、、;」

男「も~~“日記”とか言うから、俺、きむさんの知られざる秘密みたいなん、告白されるんかとか思った~(笑)」
私「(笑)何やねんさ;知られざる秘密って;」
男「ほら、『実は私、結婚してるの…』とか、『更に隠し子がいて…』とか、もしくは『実は私、男なのよ』とかっっ!」
私「何でやねんw」
男「『男なの』とか、有り得そうじゃないっすか!(笑)」
私「あんた・・・ほんまシバくで」
男「ほらっそんなんっ(笑)普通の女の人は『シバく』とか言いませんよっっw」

笑いながら私を指差すコンビニ男。

私「やかましわw」

“私はか弱い男子高生をシバいた。”

男「ひぃっ痛いぃっ(笑)これも日記に書くんすよ!『私はか弱い男子高生を殴った…』って!(笑)嘘ついたらダメっすよ!」

…ええ、書かしてもらいましたよ↑。殴ってないけど。

男「『さらに、男子高生は私が殴った事で吐血し…』」

私「(吐血)してへんやん(笑)」

男(笑)

嬉しそうに笑うコンビニ男。

なんとかコンビニ男に書籍化の了承を得れた(?)私。
やっと、一息つけた。

、、、、かと、思っていたら、ここからコンビニ男からの質問攻撃が始まった。

男「あーじゃあ、本、、になるんやったら、、本のタイトル、、とか、もう決まってるんすか??」

私「ブッッ!ゲホッッゲホッッ、、え、、タ、タイトル、、;??」

まさか聞かれると思ってなかった質問に思わず吹いてしまった私。

男「(笑)はい。本の名前。あの、“ナントカ日記”~とかですか(笑)」

私「え、、、えっとなぁ、、; コ、『コンビニ男』って言うねん(ものすごい小声)、、、、;」

私はタイトルを言うのを大分躊躇った。
そら、小声にもなる。

男「え?何て??コ??」

私「ウ、ウン(咳払い)、、『コンビニ男』、、、、;」

私は、コンビニ男の顔を見た。

そしたら、コンビニ男のなんとも言えんあのポカンとした顔。(そら、そうだろなあ;)

男「・・・『コンビニ男』・・・(*A*)??」

私「、、、う、うん;『コンビニ男』ってタイトル、、;」

男「え・・・、それ・・・俺のことなんすか・・??」

私は何も言えずに黙って頷いた;。

男「、、、、っっっ!!!ええええぇぇ!!!???まぁじぃで!!??す、すげえ!!!え、お、俺、『コンビニ男』!!??」

コンビニ男はもんのすごい嬉しそうな顔で私に食いついた。

私(・・そうなる思た・・・;orz)

私は、『コンビニ男』、自分でこのタイトルをつけながら、なんともチープなネーミングかと今更ながら後悔した。

彼、「コンビニ男」は『電車男』の大ファンなのである(;)。

男「え、え、じゃ、じゃあ、俺、あの“2ch”に書き込んだ方がいいっすか!?、、、あ、でも無理や、俺パソコン触れへん、、、;」

私「や、やめてや!そんなんせんでいいわ;!!」

男「あ、あの、あの、ほら、きむさんとどっか行く時には、『オシャレな店を教えてくれ!』とか『何着てったらいい??』とか、聞かんと!(笑)」

私「だから、それ『電車男』やろ;!」

私の話も耳に入っていない様子のコンビニ男。
彼の頭の中ではどんどん想像が、いや、妄想が広がっていってる様だ。

男「きむさんが痴漢に会ってるのを俺が助けて、、、(ブツブツ)」

私(・・・ダーメだ。この人;orz)

男「いや、コンビニやから、痴漢じゃなくて強盗か!?きむさんが強盗に襲われてる所を俺が助ける!どうっすか!これ!??」

私「あんた、そんなん出来んの;!??」

男「(考え込みながら)、、、いや、今想像したら、俺が殺られてきむさんが、強盗撃退してました、、、、」

私「ああ、やろうなあ(笑)、、、、って、オイw」

男「(笑)うあ~~すげぇ~~~ww 俺『コンビニ男』~~ww」

めちゃくちゃ嬉しそうに喋るコンビニ男。

男「あ!!!じゃあ、きむさん!!ラストは当然あれっすよね!?『キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 』っすよねww!??」

私「(アホや、、、;orz)、、、そんなん知らん;」

男「で、花火ドーーーーン!みたいなwうっわー楽しみーーww」

私は、このやりとりで、なんかもうどーーーでもよくなってきた。
どんどん遠い目でコンビニ男を見る私。

私「あの、、、あのなぁ;、私がな、この話を面白くする為に嘘書く場合もあるねんで;??そんなん、自分読める;??」

はい。そうなんです。この『コンビニ男』もいくつか嘘書いてます。(爆)
いつだったか、私が読んでた雑誌は実は「浜崎あゆみ」が表紙ではなく、「コウダクミ」だったそうです。(←もう、漢字もわかんないんだよ。私が知ってるわけないやん;)
コンビニ男の噛み具合もあんなもんじゃないっす。噛みまくりっす。(だからたまに何言ってんだかわからない)

嘘ついてごめんなさい。
ごめんなさいごめんなさい。(/ω\)ユルシテェ

男「いや!!嘘なんて書かせません!!、、、も~~そんなん、ラストは決まってるじゃないすかぁww」

また私をバシバシしばくコンビニ男。

私「(、、痛いってば;)、、、、、;」

男「きむさん!俺!!頑張りますからねっっ!!!」

鼻息荒く気合いを入れたコンビニ男。

私(、、、、、、逆にやる気出させちまったよ、、、orz)

もう、押せ押せドンドンなコンビニ君。
まだまだ、色んな事を聞き足りないご様子。

男「、、、、、でも、、きむさん、、“俺との話”って、、それ、いつから、書いてるんすか;??」

私「『いつから』って、、、私が初めて会ったとこからやで;。レシートに番号とメルアド書いて渡してきたやろ?、、あん時から。、、、、あん時はこれがあんな盛り上がる思てへんかったわ(笑)」

苦笑いしながら私が言うと、コンビニ男は、不思議そうな(?)顔をした。

この後、そのコンビニ男はとんでもないことを口にする。

                          …続く
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