mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆
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書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆
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プロフィール
HN:
きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
自己紹介:
■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
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2005年12月25日
16:30 コンビニ男17(2)
皆さんに、質問です。
一日の、最後に会いたい人は、誰ですか??
**************
(「コンビニ男17(1)」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=66706156&owner_id=452520)
コンビニ男は、「後でもう一回来ます」と言い残し、コンビニを去ってから約2時間半。
22時、バイト終了。
店員「ほな、きむお疲れ〜〜」
私「ああ、お疲れー、、(バイト・・終わったけど・・本当に来るのか??何しに??)」
もう一人の店員は、バイトが終わるなりさっさと着替え、コンビニから出て行った。
一人、バックヤードに残る私。
22時にもう一度来るとコンビニ男は言ってたものの、バックヤードにある防犯カメラのモニターを見てみても、まだそれらしき男の子は映っていなかった。
私(・・・なんや、来てへんやん。)
私はコンビニ男がいないことに少し安心し、ゆっくりと休憩しながら、次の週バイトを代わってもらう為に、バイトの子達の名簿を見ながら電話をかけていた。
代わりの子も見つかって、さあ、そろそろ家に帰ろうと時計を見ると、時間はもうすでに22時50分も回っていた。
私「(うぉ;もうこんな時間;。早よ帰って寝んとまた起きれへんやん;)お疲れさまでーーす」
私はこれから続く厳しい制作の為に、栄養ドリンクを3本とホットココアを1本買い、急ぎめにコンビニを出た。
私(うひょぅ;さぶっっ;)
コンビニのドアを勢いよく開けた時、どえらい風が中に入ってきた。
そして、そのドアが風で全開になってしまい、ドアの前に立っていた人の背中に思いっきりあたってしまった。
ドンッッッッッッ
「イ、イタッッ;」
私「(へっ; しまったっ誰かいたんやっ;←外の方が暗くて中から見えない)あっ;す、すんません、、、、、?、、;!!」
ドアにぶつかったのは、コンビニ男だった。
男「あ、きむさんや、中々出て来ーひんからもう帰らはったんかと思ってた;よかったー、、 お疲れさんですww」
ホッとした笑顔で私を見るコンビニ男。
もう、寒さでガチガチに震えてて、鼻も真っ赤だった。
私「えっ;自分何してんの;!??」
男「いや、何してんのって; あとで来るって言いましたやんww」
私「違うやんっ;来るなら別に中にいときゃいいのにっ;」
男「、、、、あ。そうか;」
私「、、、、もしかして、ずっと外で待ってたん;?」
男「いやーー、、でも、、そんな時間経ってないと思いますけど、、、今日は、、(中で)何かあったんですか?」
私「え、いや、、その、、代わりの子探してて、、;」
嘘だ。代わりの子を探すのに30分以上も時間はかからない。
ただ、私がダラダラと休憩していただけのことだ。
私「うわ、、、ご、ごめん、、な;??あのーーとりあえず中入りっっ;なっ??」
私はコンビニ男に手招きしつつ、暖かいコンビニの中にとりあえず入ろうと、またドアを開いた。
男「いやっあのっ、待っ、、」
手を掴まれた。ものすごく冷たい手だった。
男「いや、いいっすよ。ここで、、いいです。」
私「え、、;でも、、寒いやろ;??手むっちゃ冷たいやんっ;」
男「いいですって!」
私「(うわ;)は、はい」
急に声を張り上げたコンビニ男に私は驚き、その場に立ち尽くしてしまった。
掴んでた手を離すコンビニ男。
男「あ、す、すみません;、、、その、、、、、、、あの、、」
何か言おうとしてるのに言葉が中々出て来ない。私はじっと黙って聞いていた。
男「あのーー、、、、その、、、うう;あーーー、、、;」
私「・・・;?」
男「あーのーーぅ、、、今日、、、なんすけど、、、」
私「(やっと喋った;)今日??」
男「今日、、、、その、、;」
私「今日・・・なんかあったん??」
男「なんかあったっというか、、、、、、;」
私「何があったんさっ;」
現在23時半。
あまりに焦らす為、少し苛立ち始めた私。(なんて女だ;)
男「あっはいっっ;そ、その、、今日は、、」
ピリリリリリリッ ピリリリリリリリッ ピリリリリリリリリッ
やっと、コンビニ男が何かを喋ろうとした時、携帯の着信音が鳴った。
私のではない。コンビニ男のだ。
私「・・・・鳴ってるで;。」
男「いや、いいっす。こんなんほっといて下さい。その、今日は、、」
鳴り続ける携帯を見もせずに、そのまま喋り続けようとするコンビニ男。
ピリリリリリリッ ピリリリリリリリッ ピリリリリリリリリッ
まだまだ鳴り止まない携帯。結構音量が大きい。
道行く人も何の音かとキョロキョロしていく。
私「・・めっっっっちゃ鳴ってんで;」
男「いや、今日、、、、、、、〜〜〜〜っっ!!!、、何や!!!」
私に背を向け、余りに鳴り続く携帯にコンビニ男は出て叫んだ。
私(出るんかい;)
携帯に出たはいいものの、向こうの声もとても大きく、こちらに声が漏れてきている。
なんだか、携帯の向こうはとても騒がしかった。
『ワーーーー!!!○○(男の名前 ?)〜〜〜!!!マニアッタケ〜〜〜!!?』
『オメデト〜〜〜〜〜〜!!!』
『ワーーーーー!!ギャーーーー!!』
男「あ、ありがとう;あ、あの、あとでかけ直すから、、おい、お前ら聞いてんのけ;!??」
コンビニ男が喋っている時もワーワーギャーギャー騒ぐ電話の相手(男の子が複数人いるようだ)。
男「もう切るぞ;!!」
勝手に電話を切ったコンビニ男。
こちらに体を向き直した。
男「あ、、きむさん、、すんません、、」
現在23時50分。
私「(・・『オメデトウ』?『マニアッタ』??・・・・あ、ああ。そういうことか;。)・・・今日、、、もしかして;、、誕生日;???」
男「ハッッッッッッ;!!なんでわかった、、、んすか、、;」
びっくりした様子なコンビニ男。
私「いや、なんで分かったも何も;。丸聞こえやったで、今;。」
男が持っている携帯を指差した私。
コンビニ男は、しまった;な顔をしていた。
男「そ、その、、、、、誕生日の、、最後くらい、、一緒におれたらいいなぁ、、、、とか思って、、、、その、、、、」
こう言った直後、自分の言葉にびっくりしているコンビニ男。ものすごく恥ずかしそうだ。
男「あ、う、ああ、あ、あんま見んといて下さい、、、、;」
もう、鼻どころか、耳まで真っ赤になっていた。
私「(表情、、コロコロよく変わる子だなあww)・・・誕生日・・おめでとう?」
男「、、、、、!!!〜〜〜〜っっ;!!!!間に合ったっっ!!あ、ありがとうございますっっっ!!!」
自分の時計を見たコンビニ男。
現在、23時57分。
私「・・・自分、、オモロいわww 、、はい、これあげる」
私はさっきコンビニを出る時に買ったココアと、栄養ドリンク(リポD)を渡した。
男「な、なんすか??」
私「いや、、プレゼント、、ごめんな;そんなんで;」
男「リ、リ、リポビタンD!!!き、きむさんっっ!!こ、これは、、、覚えててくれてたんすねっっ!!!」
なんだか感極まってるコンビニ男。
私は彼が何に喜んでいるのかよく分からなったが、ここで、コンビニ男と別れた。
帰り道、
私(しかし、、高校生が栄養ドリンクなんぞ貰って嬉しいもんなのか;?? ←渡しといてなんてこと言うのか;)
少し、考えていた私。
私「(栄養ドリンク・・・)・・・・あ;。」
(「コンビニ男3」参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=28519782&owner_id=452520)
・・・ごめんね、コンビニ男君、リポDはただの偶然だよ;。
・・・続く
16:30 コンビニ男17(2)
皆さんに、質問です。
一日の、最後に会いたい人は、誰ですか??
**************
(「コンビニ男17(1)」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=66706156&owner_id=452520)
コンビニ男は、「後でもう一回来ます」と言い残し、コンビニを去ってから約2時間半。
22時、バイト終了。
店員「ほな、きむお疲れ〜〜」
私「ああ、お疲れー、、(バイト・・終わったけど・・本当に来るのか??何しに??)」
もう一人の店員は、バイトが終わるなりさっさと着替え、コンビニから出て行った。
一人、バックヤードに残る私。
22時にもう一度来るとコンビニ男は言ってたものの、バックヤードにある防犯カメラのモニターを見てみても、まだそれらしき男の子は映っていなかった。
私(・・・なんや、来てへんやん。)
私はコンビニ男がいないことに少し安心し、ゆっくりと休憩しながら、次の週バイトを代わってもらう為に、バイトの子達の名簿を見ながら電話をかけていた。
代わりの子も見つかって、さあ、そろそろ家に帰ろうと時計を見ると、時間はもうすでに22時50分も回っていた。
私「(うぉ;もうこんな時間;。早よ帰って寝んとまた起きれへんやん;)お疲れさまでーーす」
私はこれから続く厳しい制作の為に、栄養ドリンクを3本とホットココアを1本買い、急ぎめにコンビニを出た。
私(うひょぅ;さぶっっ;)
コンビニのドアを勢いよく開けた時、どえらい風が中に入ってきた。
そして、そのドアが風で全開になってしまい、ドアの前に立っていた人の背中に思いっきりあたってしまった。
ドンッッッッッッ
「イ、イタッッ;」
私「(へっ; しまったっ誰かいたんやっ;←外の方が暗くて中から見えない)あっ;す、すんません、、、、、?、、;!!」
ドアにぶつかったのは、コンビニ男だった。
男「あ、きむさんや、中々出て来ーひんからもう帰らはったんかと思ってた;よかったー、、 お疲れさんですww」
ホッとした笑顔で私を見るコンビニ男。
もう、寒さでガチガチに震えてて、鼻も真っ赤だった。
私「えっ;自分何してんの;!??」
男「いや、何してんのって; あとで来るって言いましたやんww」
私「違うやんっ;来るなら別に中にいときゃいいのにっ;」
男「、、、、あ。そうか;」
私「、、、、もしかして、ずっと外で待ってたん;?」
男「いやーー、、でも、、そんな時間経ってないと思いますけど、、、今日は、、(中で)何かあったんですか?」
私「え、いや、、その、、代わりの子探してて、、;」
嘘だ。代わりの子を探すのに30分以上も時間はかからない。
ただ、私がダラダラと休憩していただけのことだ。
私「うわ、、、ご、ごめん、、な;??あのーーとりあえず中入りっっ;なっ??」
私はコンビニ男に手招きしつつ、暖かいコンビニの中にとりあえず入ろうと、またドアを開いた。
男「いやっあのっ、待っ、、」
手を掴まれた。ものすごく冷たい手だった。
男「いや、いいっすよ。ここで、、いいです。」
私「え、、;でも、、寒いやろ;??手むっちゃ冷たいやんっ;」
男「いいですって!」
私「(うわ;)は、はい」
急に声を張り上げたコンビニ男に私は驚き、その場に立ち尽くしてしまった。
掴んでた手を離すコンビニ男。
男「あ、す、すみません;、、、その、、、、、、、あの、、」
何か言おうとしてるのに言葉が中々出て来ない。私はじっと黙って聞いていた。
男「あのーー、、、、その、、、うう;あーーー、、、;」
私「・・・;?」
男「あーのーーぅ、、、今日、、、なんすけど、、、」
私「(やっと喋った;)今日??」
男「今日、、、、その、、;」
私「今日・・・なんかあったん??」
男「なんかあったっというか、、、、、、;」
私「何があったんさっ;」
現在23時半。
あまりに焦らす為、少し苛立ち始めた私。(なんて女だ;)
男「あっはいっっ;そ、その、、今日は、、」
ピリリリリリリッ ピリリリリリリリッ ピリリリリリリリリッ
やっと、コンビニ男が何かを喋ろうとした時、携帯の着信音が鳴った。
私のではない。コンビニ男のだ。
私「・・・・鳴ってるで;。」
男「いや、いいっす。こんなんほっといて下さい。その、今日は、、」
鳴り続ける携帯を見もせずに、そのまま喋り続けようとするコンビニ男。
ピリリリリリリッ ピリリリリリリリッ ピリリリリリリリリッ
まだまだ鳴り止まない携帯。結構音量が大きい。
道行く人も何の音かとキョロキョロしていく。
私「・・めっっっっちゃ鳴ってんで;」
男「いや、今日、、、、、、、〜〜〜〜っっ!!!、、何や!!!」
私に背を向け、余りに鳴り続く携帯にコンビニ男は出て叫んだ。
私(出るんかい;)
携帯に出たはいいものの、向こうの声もとても大きく、こちらに声が漏れてきている。
なんだか、携帯の向こうはとても騒がしかった。
『ワーーーー!!!○○(男の名前 ?)〜〜〜!!!マニアッタケ〜〜〜!!?』
『オメデト〜〜〜〜〜〜!!!』
『ワーーーーー!!ギャーーーー!!』
男「あ、ありがとう;あ、あの、あとでかけ直すから、、おい、お前ら聞いてんのけ;!??」
コンビニ男が喋っている時もワーワーギャーギャー騒ぐ電話の相手(男の子が複数人いるようだ)。
男「もう切るぞ;!!」
勝手に電話を切ったコンビニ男。
こちらに体を向き直した。
男「あ、、きむさん、、すんません、、」
現在23時50分。
私「(・・『オメデトウ』?『マニアッタ』??・・・・あ、ああ。そういうことか;。)・・・今日、、、もしかして;、、誕生日;???」
男「ハッッッッッッ;!!なんでわかった、、、んすか、、;」
びっくりした様子なコンビニ男。
私「いや、なんで分かったも何も;。丸聞こえやったで、今;。」
男が持っている携帯を指差した私。
コンビニ男は、しまった;な顔をしていた。
男「そ、その、、、、、誕生日の、、最後くらい、、一緒におれたらいいなぁ、、、、とか思って、、、、その、、、、」
こう言った直後、自分の言葉にびっくりしているコンビニ男。ものすごく恥ずかしそうだ。
男「あ、う、ああ、あ、あんま見んといて下さい、、、、;」
もう、鼻どころか、耳まで真っ赤になっていた。
私「(表情、、コロコロよく変わる子だなあww)・・・誕生日・・おめでとう?」
男「、、、、、!!!〜〜〜〜っっ;!!!!間に合ったっっ!!あ、ありがとうございますっっっ!!!」
自分の時計を見たコンビニ男。
現在、23時57分。
私「・・・自分、、オモロいわww 、、はい、これあげる」
私はさっきコンビニを出る時に買ったココアと、栄養ドリンク(リポD)を渡した。
男「な、なんすか??」
私「いや、、プレゼント、、ごめんな;そんなんで;」
男「リ、リ、リポビタンD!!!き、きむさんっっ!!こ、これは、、、覚えててくれてたんすねっっ!!!」
なんだか感極まってるコンビニ男。
私は彼が何に喜んでいるのかよく分からなったが、ここで、コンビニ男と別れた。
帰り道、
私(しかし、、高校生が栄養ドリンクなんぞ貰って嬉しいもんなのか;?? ←渡しといてなんてこと言うのか;)
少し、考えていた私。
私「(栄養ドリンク・・・)・・・・あ;。」
(「コンビニ男3」参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=28519782&owner_id=452520)
・・・ごめんね、コンビニ男君、リポDはただの偶然だよ;。
・・・続く
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2005年12月22日
18:22 コンビニ男17(1)
(「コンビニ男16」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=60560556&owner_id=452520)
武勇伝♪武勇伝♪デンデンデデンデン♪
レッツゴー♪
はい、れっつごー。
お待たせしました。「コンビニ男」。
ここずっと進級制作に追われていたものの、コンビニにバイトにはちゃんと入ってました。(入ってたと言っても、講評の2週間前までだけど。)
そう、ちょうど、「コンビニ男16」書いた次の日か;。
まあ、もういつかなんてどうでもいいや(いいんかい)。
そのね、作品講評二週間前ながらもすでにきむはテンパっていたのですよ。(無事間に合ったからいいんだけども;)だから、本当はバイトどころじゃなかったんだけど・・。
代わってくれる人がおらんかったのよ。もう仕方なしに入った。(勿論のことスッピンで)
そいたら、来た。コンビニ男。
*************
またまた今日も同じクラスのN君とのシフト。(「コンビニ男13」参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=43756807&owner_id=452520)
彼も同じようにバイトどころではなかったようだ。
店員「制作ヤバい〜〜、、もう全然作る気にならへんねんけど」
私「そういや、あんた全く学校来てないやん;大丈夫なん??」
店員「俺は今芸術というものから遠ざかっている・・」
私「何をカッコ良さげに言うとるか;。・・・まあ、私もここ入ってる場合じゃないけどな;」
店員「え〜〜俺何作ろ〜〜〜;」
私達は、いつものように客が来ないから学校の話をグダグダ店員二人でずっとしていた。
店員「あ、今日俺揚げもんするし〜」
私「はいはい。頼むわ。」
店員「あれ、今日化粧してるん?」
私「やかましいww スッピンじゃww」
店員「きむスッピーーーン♪」
店員はなんだかノリノリで奥に入っていった。
レジが私一人になった時、コンビニのドアが勢い良く開いて、外からチビッコ達が一斉に走って入ってきた。(男の子5人)
「おれっ“ゆうぎおう”カード!!」
「おれポケモンにする〜〜〜」
「ポッキー食べたいー!!」
店内でワーワー騒ぐチビッコ達。
なんと、その中に、私がもう一つアルバイトやっているお絵描き教室の生徒がいた;。(こちらを先にお読み下さい。→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=17232795&owner_id=452520)
私(うわ;ww ゆうき君とはやと君や; あーー;どないしよかな、これ;)
子ども達にしてみれば、お絵描きの先生がこんな所でアルバイトしてるのも変な話だ。
私は奥に引っ込もうとした。
私「(店員に向かって)なあ;頼むし揚げ物代わって;」
店員「いや〜俺子どもキライ」
私(く、くそぅ;)
小さい子達はたまに商品持ったまま外に出たりするので注意深く見てないといけない。
仕方なしにレジに戻る私。
あっちこっちにお菓子を持って走り回る子ども達。
そこに、一人、客が店内に入ってきた。
コンビニ男 だ。
私(うお;出た・・)
やたら、はあはあ息を切らしているコンビニ男。
コンビニ男は店内に向かって大きい声で喋った。
男「お、お前ら、、走るん速いわ〜〜、、;」
私(;??誰に喋ってんだ??)
こっちを全く見ないコンビニ男。
子ども達「あ〜〜おにいちゃんおそい〜〜〜」
「おれ、もう(お菓子)きまったで〜〜」
「にいちゃんはーやーくー!!」
私(お、おにいちゃん;??)
どうやら、子ども達とコンビニ男は知り合いのようだ。
男「お、お前らあんま騒ぐなって;。ど、どうもすんません、、、」
と、申し訳なさそうに、ちらっとこっちのレジの方を見た。
男「、、、あ!、、き、きむさん;!?あ、うわ、ひ、久しぶりっす、、、」
私「(久しぶり;??そうなのか;?)あ、ああ、い、いらっしゃい・・;」
コンビニ男と挨拶をしていたら子ども達が、ガサッとすごい量のお菓子をレジに持ってきた。
子ども達「にいちゃん、おれらこれにする〜」
男「お、お前ら、夕飯前にそんな食べてどうすんねん;。一人一個や言うたやろっ;。戻してこいってっ;」
子ども達「え〜〜〜これもたべたい〜〜」
男「ええから、戻すっ。もう何も買ったらんぞっ」
子ども達「ええ!!いやや!!」
子ども達はすぐにお菓子を戻しに行った。
レジ前に二人になる私達。
私「・・・お、弟;??」
男「んなww 違いますよ;。近所の子らです。さっき○○グランドで遊んでて、お菓子買わされるハメになったんすよ;。子どもって元気っすよね〜〜www」
笑顔で答えるコンビニ男。
子ども達はお菓子を持ってくるのも忘れて、TVのネタで遊んでいた。
子ども達「あかーんっにしかわくん(はやと君の名字はにしかわだ)がきんちょうして気おかしなってるーー」
「あるあるさんとこのたんけんたいや〜〜」
「あるあるたんけんたいっ♪…」
子ども達4人、お菓子コーナーの前で行進しだした。
それがまた、TVと結構ソックリ。
私(おお、すごいうまいww;)
男「あ、あいつら、、;す、すんません;」
コンビニ男は子ども達の側に寄っていった。
男「あーーお前ら、もうお菓子いらんねんなぁー」
子ども達「いやーいる〜〜」
「あっなあ、おにいちゃん、さっきやってた“ぶゆうでん”やって〜〜」
「あーみたい〜〜〜やってやって〜〜」
男「あ、あほぅ、こんなとこでできるか;」
子ども達「やってよ〜〜〜〜!!!!」
一層うるさくなる子ども達。
もう一人の店員も何かと思い、レジに出てきた。
男「わ、わーかったわかった;やるから頼むし静かにして;。なっ;」
私達店員はそれをじーーっと見ていた。
コンビニ男も私達が見ていることはわかっているんだろう;、後ろから見ていて大分それをやるのにためらっている。
私は“ぶゆうでん”が何なのかわからなかった。
そしたら急にコンビニ男が俊敏な動きで踊りだした。
男「せ、せーの…;(←小声 笑) 武勇伝っ♪武勇伝っ♪デンデンデデンデン♪ レッツゴー!!」
なんとあの、ピザのCMの踊りをやってのけたのだ。しかも完璧に。(と思うよ。すごかったあれは;)
店員「うわ;すげえ;何あの人、、」
私「ハ、ハハ、、、;何だろね、、;(やっぱ変な奴だなぁ;)」
子ども達「わーーーすげえ!!にいちゃん!!」
「ギャハハハハハハハハハ!!!」
コンビニ男は踊り終わった後、レジに背を向けたままその場に座り込んでしまった。
男「、、、は、はやくそのお菓子レジ持っていけって、、、」
子ども達「は〜〜〜〜〜い」
子ども達はお菓子をレジに持ってきた。
コンビニ男は子ども達の横に立ち、何とも言えない顔で(顔はもう真っ赤だった)こちらの様子を伺っている。
男「これ、、お願いします、、、、;」
私「はい(笑)、、、いや、自分すごいなwww」
男「あ、う、うあ;、もう、、何も言わんといて下さい、、;」
喋りながら、レジを打つ私。
私「え〜〜っと四点でお会計○○円で〜〜す」
男「え??あ、あれ??お菓子一個少なくないか??」
子ども「ゆうきのがない〜〜〜」
男「あ、ほんまや。おいゆうきーーお前お菓子いらんのか〜??」
ずっとレジ横のアイスボックスを覗いていたゆうき君。
ゆうき「にいちゃ〜〜ん、、おれアイスがいい〜〜」
男「この寒いのにアイス食うんか;? ええけど腹壊すなよ;。今、取ったるわ。、、、あ、きむさん、すんません、ちょっと待って下さい、、」
コンビニ男はレジを止めたままゆうき君の側に寄った。
男「どのアイスや??」
ゆうき「あの“ネリチチ”アイス!!」
男「ん、これやな。ほなレジ持ってきて」
うちのコンビニに“ネリチチ”アイスなんてものは置いてない。
私「(男に向かって)な、何;??“ネリチチ”アイスって;」
男「ああ、これっすよ。」
ゆうきが手にしているアイスを指差すコンビニ男。
“ネリチチ”=“練乳” アイスだった。
私「練乳かいな(笑)」
男「(笑)」
ゆうき君が私に“ネリチチ”アイスを渡した時、バレてしまった;。
お絵描きの先生だということが;。
ゆうき「あ〜〜〜!!おえかきのせんせいや〜〜!!」
はやと「あ〜ほんまや〜〜!!!」
私「(げ;、ばれた、、ばれるか。そら;)ハ、ハハ〜」
とりあえず笑っといた。
ゆうき「え〜〜せんせいここで何してんの〜〜〜」
私「あんなぁ、先生はな、あそこ(お絵描き教室)だけじゃ生活していけへんねん、、」
ゆうき「え〜〜〜??(意味分かってない)」
そこにコンビニ男が割って入ってきた。
男「な、なんすか;??“お絵描きの先生”って??」
私「あーー、、、その、、もう一個のバイト;」
男「へー、二つもやってるんすか」
私「うんまあ、、、、;。 あ、なあ、ゆうき、あんたそれ食べてもちゃんと帰ったら晩ご飯食べるんやで??」
ゆうき「はぁい〜 だいじょうぶ〜〜 ネリチチやから〜〜」
私「意味分からん(笑)」
男「(小声で私に)そう、ここのおばちゃん、怖いんすよ〜〜、、;」
私「あ、そう、、、(おばちゃんて;あんた、私はここのお母さんの2コ下だよ。)」
コンビニ男の話を聞いていたら、
ゆうきが“ネリチチ”ネタからとんでもないことを言い出した。
ゆうき「せんせいは“チチ”ネるほどないもんな〜〜〜」
私「(な、なんてこと言うんだ;この子は)こ、こーらそんなん言うたらあかんやろーーww」
そう、私はお絵描き教室でよく胸を触られる。これは私だけに限ったことではなく、他の女の先生もよく触られてる。お母さんみたいなもんなんだろう。(まあ、『触られる』というかほとんど『揉まれる』のだが・・・;)
そして私はお絵描き教室での喋り方で、ゆうき君と喋りながら、コンビニ男の存在を忘れてしまっていた。
男「さ、触られてるんですか;!!??」
私「(あ;、この人いたんだ。)え、、あ、、まあ、、触られるというより揉まれるねん; 小さい子達ばっかりやしねぇww」
私は何でもないことのように答えた。
男「も、揉まれるんですか;!??ひいぃ;!!」
私(え;??な、何や何や;??)
ゆうき「にいちゃんいいやろ〜〜〜。おれいつもさわってるぅ」
男「、、、、、、ま、まじで、、、;お、俺だってまだ触ったこともないのに!!」
私「(何を張り合っとんねん;)当たり前じゃww誰が触らすかwww」
いじけたような顔のコンビニ男。
私はほっといて、かがんでゆうきにアイスを渡した。
その瞬間、
ゆうき「おっぱいボーーーーーーーン!!」
思いっきり私の胸を触ってきた。
私「んぎゃww」
私はゆうき君の不意打ち攻撃に何とも言えない声を発し、その場にしゃがみ込んでしまった。
私「こら!何すん、、、;」
胸を押さえながら、起き上がってゆうき君に注意しようとしたら、
子ども達「わーーー!!逃げろーーー!!」
「フォーーーーーーーーー!!!」
「レッツゴーーーーーーー!!!」
と、わめきながら、それぞれのお菓子を掴み、子ども達全員店内から走って逃げて行ってしまった。
私「ぬぁ!!逃げおった;!!!」
レジ前に残されたコンビニ男と胸を押さえたままの私二人。
コンビニ男は笑いをこらえてるかのような、何とも言えない表情で私を見ていた。
男「だ、大丈夫、、すか??(笑)」
私「何がおーかーしーいねん!」
私はコンビニ男をキッと睨んだ。(勿論本気じゃないっすよ;)
男「わ、笑てないですって;!!ってか触ったの俺じゃないっすやん;!!」
あわてるコンビニ男。
男「そ、そりゃ、、、、まあ、、触れるにこしたことはないっすけどぉ??」
ちらっと、こちらの機嫌を伺う(?)コンビニ男。
私「キショッッ(一言)」
きむ、一刀両断。
男「うぁwwきょ、拒否られた・・・;orz」
私「(笑)」
男「(笑)、、あー、、じゃ、すんません、、俺これで、、迷惑かけました;」
コンビニ男は軽く会釈しながら、店内から出て行こうとした。
私「いやいや、ありがとー」
私は小さく手を振って、コンビニ男を見送った。
、、、はずなんだけど、もうドアに手をかけ出て行こうとしていたコンビニ男が、ドアに手をかけたままピタリと止まり、急に動かなくなった。
私「・・・・??」
私はその後ろ姿を見ていたら、コンビニ男が振り返り、レジの方までまた戻ってきて、私の前に立った。
私「??ど、どしたん?」
男「あ、あーー、、そのーー、、、今日って、、、、(バイト)終わるん、22時、、っすか??」
私「うん?そやけど??」
男「あの、、、今日、、、この後、、俺、、もう一回、、来ていいっすか、、??」
私「?、、あ、ああ、(週刊少年)ジャンプ?? そっか、後で買いに来るなら、取り置きしといてあげるで」
私は今、毎週月曜日、週刊少年ジャンプの発売日にいつもバイトに入っている。
彼(コンビニ男)のことだから、また、子ども達にお菓子を買ってあげたことでお金がなくなり、一度帰ってまた何か買いにくるのかと思って私はそう言った。
男「な;ww 違いますよ;!!ジャンプはもう買ったっすよ!!きむさん、俺いつもお金ないと思ってるでしょ;!!」
私「え、何;??違うの;??」
男「ジャンプ買う位の金はありますよ;!!、、、って、違いますよ;!そんなことじゃなくって!えーーと、、;」
なんだか自分の言ってることが訳分からなくなってきた様子なコンビニ男。焦りだした。
男「えーーーっと、、;あっ、、そう、、えーっと、、;いいから、バイト終わってもすぐ帰らんといて下さいねっっ;!??俺、また来ますからっ;」
私「は、はあ、、、;」
慌てた様子でそう言い残して去って行ったコンビニ男。
さて、彼はこの後、もう一度コンビニに顔を出したわけですが・・・
この話はまた次回に・・。
・・・続く
18:22 コンビニ男17(1)
(「コンビニ男16」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=60560556&owner_id=452520)
武勇伝♪武勇伝♪デンデンデデンデン♪
レッツゴー♪
はい、れっつごー。
お待たせしました。「コンビニ男」。
ここずっと進級制作に追われていたものの、コンビニにバイトにはちゃんと入ってました。(入ってたと言っても、講評の2週間前までだけど。)
そう、ちょうど、「コンビニ男16」書いた次の日か;。
まあ、もういつかなんてどうでもいいや(いいんかい)。
そのね、作品講評二週間前ながらもすでにきむはテンパっていたのですよ。(無事間に合ったからいいんだけども;)だから、本当はバイトどころじゃなかったんだけど・・。
代わってくれる人がおらんかったのよ。もう仕方なしに入った。(勿論のことスッピンで)
そいたら、来た。コンビニ男。
*************
またまた今日も同じクラスのN君とのシフト。(「コンビニ男13」参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=43756807&owner_id=452520)
彼も同じようにバイトどころではなかったようだ。
店員「制作ヤバい〜〜、、もう全然作る気にならへんねんけど」
私「そういや、あんた全く学校来てないやん;大丈夫なん??」
店員「俺は今芸術というものから遠ざかっている・・」
私「何をカッコ良さげに言うとるか;。・・・まあ、私もここ入ってる場合じゃないけどな;」
店員「え〜〜俺何作ろ〜〜〜;」
私達は、いつものように客が来ないから学校の話をグダグダ店員二人でずっとしていた。
店員「あ、今日俺揚げもんするし〜」
私「はいはい。頼むわ。」
店員「あれ、今日化粧してるん?」
私「やかましいww スッピンじゃww」
店員「きむスッピーーーン♪」
店員はなんだかノリノリで奥に入っていった。
レジが私一人になった時、コンビニのドアが勢い良く開いて、外からチビッコ達が一斉に走って入ってきた。(男の子5人)
「おれっ“ゆうぎおう”カード!!」
「おれポケモンにする〜〜〜」
「ポッキー食べたいー!!」
店内でワーワー騒ぐチビッコ達。
なんと、その中に、私がもう一つアルバイトやっているお絵描き教室の生徒がいた;。(こちらを先にお読み下さい。→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=17232795&owner_id=452520)
私(うわ;ww ゆうき君とはやと君や; あーー;どないしよかな、これ;)
子ども達にしてみれば、お絵描きの先生がこんな所でアルバイトしてるのも変な話だ。
私は奥に引っ込もうとした。
私「(店員に向かって)なあ;頼むし揚げ物代わって;」
店員「いや〜俺子どもキライ」
私(く、くそぅ;)
小さい子達はたまに商品持ったまま外に出たりするので注意深く見てないといけない。
仕方なしにレジに戻る私。
あっちこっちにお菓子を持って走り回る子ども達。
そこに、一人、客が店内に入ってきた。
コンビニ男 だ。
私(うお;出た・・)
やたら、はあはあ息を切らしているコンビニ男。
コンビニ男は店内に向かって大きい声で喋った。
男「お、お前ら、、走るん速いわ〜〜、、;」
私(;??誰に喋ってんだ??)
こっちを全く見ないコンビニ男。
子ども達「あ〜〜おにいちゃんおそい〜〜〜」
「おれ、もう(お菓子)きまったで〜〜」
「にいちゃんはーやーくー!!」
私(お、おにいちゃん;??)
どうやら、子ども達とコンビニ男は知り合いのようだ。
男「お、お前らあんま騒ぐなって;。ど、どうもすんません、、、」
と、申し訳なさそうに、ちらっとこっちのレジの方を見た。
男「、、、あ!、、き、きむさん;!?あ、うわ、ひ、久しぶりっす、、、」
私「(久しぶり;??そうなのか;?)あ、ああ、い、いらっしゃい・・;」
コンビニ男と挨拶をしていたら子ども達が、ガサッとすごい量のお菓子をレジに持ってきた。
子ども達「にいちゃん、おれらこれにする〜」
男「お、お前ら、夕飯前にそんな食べてどうすんねん;。一人一個や言うたやろっ;。戻してこいってっ;」
子ども達「え〜〜〜これもたべたい〜〜」
男「ええから、戻すっ。もう何も買ったらんぞっ」
子ども達「ええ!!いやや!!」
子ども達はすぐにお菓子を戻しに行った。
レジ前に二人になる私達。
私「・・・お、弟;??」
男「んなww 違いますよ;。近所の子らです。さっき○○グランドで遊んでて、お菓子買わされるハメになったんすよ;。子どもって元気っすよね〜〜www」
笑顔で答えるコンビニ男。
子ども達はお菓子を持ってくるのも忘れて、TVのネタで遊んでいた。
子ども達「あかーんっにしかわくん(はやと君の名字はにしかわだ)がきんちょうして気おかしなってるーー」
「あるあるさんとこのたんけんたいや〜〜」
「あるあるたんけんたいっ♪…」
子ども達4人、お菓子コーナーの前で行進しだした。
それがまた、TVと結構ソックリ。
私(おお、すごいうまいww;)
男「あ、あいつら、、;す、すんません;」
コンビニ男は子ども達の側に寄っていった。
男「あーーお前ら、もうお菓子いらんねんなぁー」
子ども達「いやーいる〜〜」
「あっなあ、おにいちゃん、さっきやってた“ぶゆうでん”やって〜〜」
「あーみたい〜〜〜やってやって〜〜」
男「あ、あほぅ、こんなとこでできるか;」
子ども達「やってよ〜〜〜〜!!!!」
一層うるさくなる子ども達。
もう一人の店員も何かと思い、レジに出てきた。
男「わ、わーかったわかった;やるから頼むし静かにして;。なっ;」
私達店員はそれをじーーっと見ていた。
コンビニ男も私達が見ていることはわかっているんだろう;、後ろから見ていて大分それをやるのにためらっている。
私は“ぶゆうでん”が何なのかわからなかった。
そしたら急にコンビニ男が俊敏な動きで踊りだした。
男「せ、せーの…;(←小声 笑) 武勇伝っ♪武勇伝っ♪デンデンデデンデン♪ レッツゴー!!」
なんとあの、ピザのCMの踊りをやってのけたのだ。しかも完璧に。(と思うよ。すごかったあれは;)
店員「うわ;すげえ;何あの人、、」
私「ハ、ハハ、、、;何だろね、、;(やっぱ変な奴だなぁ;)」
子ども達「わーーーすげえ!!にいちゃん!!」
「ギャハハハハハハハハハ!!!」
コンビニ男は踊り終わった後、レジに背を向けたままその場に座り込んでしまった。
男「、、、は、はやくそのお菓子レジ持っていけって、、、」
子ども達「は〜〜〜〜〜い」
子ども達はお菓子をレジに持ってきた。
コンビニ男は子ども達の横に立ち、何とも言えない顔で(顔はもう真っ赤だった)こちらの様子を伺っている。
男「これ、、お願いします、、、、;」
私「はい(笑)、、、いや、自分すごいなwww」
男「あ、う、うあ;、もう、、何も言わんといて下さい、、;」
喋りながら、レジを打つ私。
私「え〜〜っと四点でお会計○○円で〜〜す」
男「え??あ、あれ??お菓子一個少なくないか??」
子ども「ゆうきのがない〜〜〜」
男「あ、ほんまや。おいゆうきーーお前お菓子いらんのか〜??」
ずっとレジ横のアイスボックスを覗いていたゆうき君。
ゆうき「にいちゃ〜〜ん、、おれアイスがいい〜〜」
男「この寒いのにアイス食うんか;? ええけど腹壊すなよ;。今、取ったるわ。、、、あ、きむさん、すんません、ちょっと待って下さい、、」
コンビニ男はレジを止めたままゆうき君の側に寄った。
男「どのアイスや??」
ゆうき「あの“ネリチチ”アイス!!」
男「ん、これやな。ほなレジ持ってきて」
うちのコンビニに“ネリチチ”アイスなんてものは置いてない。
私「(男に向かって)な、何;??“ネリチチ”アイスって;」
男「ああ、これっすよ。」
ゆうきが手にしているアイスを指差すコンビニ男。
“ネリチチ”=“練乳” アイスだった。
私「練乳かいな(笑)」
男「(笑)」
ゆうき君が私に“ネリチチ”アイスを渡した時、バレてしまった;。
お絵描きの先生だということが;。
ゆうき「あ〜〜〜!!おえかきのせんせいや〜〜!!」
はやと「あ〜ほんまや〜〜!!!」
私「(げ;、ばれた、、ばれるか。そら;)ハ、ハハ〜」
とりあえず笑っといた。
ゆうき「え〜〜せんせいここで何してんの〜〜〜」
私「あんなぁ、先生はな、あそこ(お絵描き教室)だけじゃ生活していけへんねん、、」
ゆうき「え〜〜〜??(意味分かってない)」
そこにコンビニ男が割って入ってきた。
男「な、なんすか;??“お絵描きの先生”って??」
私「あーー、、、その、、もう一個のバイト;」
男「へー、二つもやってるんすか」
私「うんまあ、、、、;。 あ、なあ、ゆうき、あんたそれ食べてもちゃんと帰ったら晩ご飯食べるんやで??」
ゆうき「はぁい〜 だいじょうぶ〜〜 ネリチチやから〜〜」
私「意味分からん(笑)」
男「(小声で私に)そう、ここのおばちゃん、怖いんすよ〜〜、、;」
私「あ、そう、、、(おばちゃんて;あんた、私はここのお母さんの2コ下だよ。)」
コンビニ男の話を聞いていたら、
ゆうきが“ネリチチ”ネタからとんでもないことを言い出した。
ゆうき「せんせいは“チチ”ネるほどないもんな〜〜〜」
私「(な、なんてこと言うんだ;この子は)こ、こーらそんなん言うたらあかんやろーーww」
そう、私はお絵描き教室でよく胸を触られる。これは私だけに限ったことではなく、他の女の先生もよく触られてる。お母さんみたいなもんなんだろう。(まあ、『触られる』というかほとんど『揉まれる』のだが・・・;)
そして私はお絵描き教室での喋り方で、ゆうき君と喋りながら、コンビニ男の存在を忘れてしまっていた。
男「さ、触られてるんですか;!!??」
私「(あ;、この人いたんだ。)え、、あ、、まあ、、触られるというより揉まれるねん; 小さい子達ばっかりやしねぇww」
私は何でもないことのように答えた。
男「も、揉まれるんですか;!??ひいぃ;!!」
私(え;??な、何や何や;??)
ゆうき「にいちゃんいいやろ〜〜〜。おれいつもさわってるぅ」
男「、、、、、、ま、まじで、、、;お、俺だってまだ触ったこともないのに!!」
私「(何を張り合っとんねん;)当たり前じゃww誰が触らすかwww」
いじけたような顔のコンビニ男。
私はほっといて、かがんでゆうきにアイスを渡した。
その瞬間、
ゆうき「おっぱいボーーーーーーーン!!」
思いっきり私の胸を触ってきた。
私「んぎゃww」
私はゆうき君の不意打ち攻撃に何とも言えない声を発し、その場にしゃがみ込んでしまった。
私「こら!何すん、、、;」
胸を押さえながら、起き上がってゆうき君に注意しようとしたら、
子ども達「わーーー!!逃げろーーー!!」
「フォーーーーーーーーー!!!」
「レッツゴーーーーーーー!!!」
と、わめきながら、それぞれのお菓子を掴み、子ども達全員店内から走って逃げて行ってしまった。
私「ぬぁ!!逃げおった;!!!」
レジ前に残されたコンビニ男と胸を押さえたままの私二人。
コンビニ男は笑いをこらえてるかのような、何とも言えない表情で私を見ていた。
男「だ、大丈夫、、すか??(笑)」
私「何がおーかーしーいねん!」
私はコンビニ男をキッと睨んだ。(勿論本気じゃないっすよ;)
男「わ、笑てないですって;!!ってか触ったの俺じゃないっすやん;!!」
あわてるコンビニ男。
男「そ、そりゃ、、、、まあ、、触れるにこしたことはないっすけどぉ??」
ちらっと、こちらの機嫌を伺う(?)コンビニ男。
私「キショッッ(一言)」
きむ、一刀両断。
男「うぁwwきょ、拒否られた・・・;orz」
私「(笑)」
男「(笑)、、あー、、じゃ、すんません、、俺これで、、迷惑かけました;」
コンビニ男は軽く会釈しながら、店内から出て行こうとした。
私「いやいや、ありがとー」
私は小さく手を振って、コンビニ男を見送った。
、、、はずなんだけど、もうドアに手をかけ出て行こうとしていたコンビニ男が、ドアに手をかけたままピタリと止まり、急に動かなくなった。
私「・・・・??」
私はその後ろ姿を見ていたら、コンビニ男が振り返り、レジの方までまた戻ってきて、私の前に立った。
私「??ど、どしたん?」
男「あ、あーー、、そのーー、、、今日って、、、、(バイト)終わるん、22時、、っすか??」
私「うん?そやけど??」
男「あの、、、今日、、、この後、、俺、、もう一回、、来ていいっすか、、??」
私「?、、あ、ああ、(週刊少年)ジャンプ?? そっか、後で買いに来るなら、取り置きしといてあげるで」
私は今、毎週月曜日、週刊少年ジャンプの発売日にいつもバイトに入っている。
彼(コンビニ男)のことだから、また、子ども達にお菓子を買ってあげたことでお金がなくなり、一度帰ってまた何か買いにくるのかと思って私はそう言った。
男「な;ww 違いますよ;!!ジャンプはもう買ったっすよ!!きむさん、俺いつもお金ないと思ってるでしょ;!!」
私「え、何;??違うの;??」
男「ジャンプ買う位の金はありますよ;!!、、、って、違いますよ;!そんなことじゃなくって!えーーと、、;」
なんだか自分の言ってることが訳分からなくなってきた様子なコンビニ男。焦りだした。
男「えーーーっと、、;あっ、、そう、、えーっと、、;いいから、バイト終わってもすぐ帰らんといて下さいねっっ;!??俺、また来ますからっ;」
私「は、はあ、、、;」
慌てた様子でそう言い残して去って行ったコンビニ男。
さて、彼はこの後、もう一度コンビニに顔を出したわけですが・・・
この話はまた次回に・・。
・・・続く
2005年12月04日
20:52 コンビニ男16
(「コンビニ男15」→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=52144908&owner_id=452520)
書きますよ。書きまんがな。
さあ、思う存分笑うがいいさ。
************
最近、コンビニ男はうちのコンビニに来ていなかったのですが、(「コンビニ男15」がもう約一ヶ月も前になるのか)彼はどうやら期末テスト中。だったそうです。(ああ、高校生・・・。orz)
で、コンビニに来てないにしては、また私チラチラと色んな所でコンビニ男を目撃してたのですが。
今回、制服姿のコンビニ男を目撃しました。
ついこの前なんですが。あの「助けて下さい、白石さん」の本屋の前にて(『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。。。参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=59199554&owner_id=452520)。
私はこの本屋に、結構な頻度で立ち読みしに行く。
今回も、いつものごとく立ち読みするだけして何も買わずに店の外へ出た。
店の目の前には、場所が駅前だからか、いつもものすごい数の放置自転車が並んでいる。
私も同じように本屋の前に置いた自転車を取りに、店を出たのだが、並んでた自転車群が大変なことになっていた。
並んでる自転車の間に制服姿の男の子が立っていて、その子から前にある自転車が全部(結構な数)、ドミノ倒しになっていたのだ。
私の置いた自転車も勿論倒れていた。
その制服姿の男の子は遠目から見てて、明らかにオロオロしている。多分、この子が自転車を入れるか出すか、した時にやってしまったんだろう。
目の前を通る人たちはこの男の子を横目で見ながらも、誰も手伝おうともせずに素通りし、倒された他の自転車の持ち主達も、自分の自転車だけ抜き取り、男の子を無視してどんどん去っていく。
焦りだす男の子。
私(・・・誰か手伝ったりよー;かわいそーに・・;)
私は自分の自転車を取るにも、自転車がこのドミノ倒しの一番下敷きになっていた為、上の自転車から一つずつ起こしていかないと取ることが出来なさそうだった。
私は、何も言わずに、この男の子の前に出て、自転車を一つずつ起こそうとした。
男の子「あ、、、す、すいません、、、、;;」
私「あ、これとそこ…引っかかってるからこっち引いて…(どうたらこうたら)」
私は男の子の顔も見ずにこれ引いて、そこ持って、と指示を出しつつ、一緒に自転車をどんどん起こしていった。
男の子「ああ;、ほんますいません、、、、。 ・・・・?え?あれ;??」
急に動きが止まる男の子。
私は何かと思い、男の子の顔を見た。
私「(?? ・・・!!!)ぅあ;!」
そう、コンビニ男だった。
私(ひ、ひや!せ、制服や;!!)
男「き、、きむさん!きむさんじゃないすか;!!な、何してんすか!!?」
やたらびっくりするコンビニ男。
コンビニ男は前屈みになって掴んでた自転車を急にパッと離してしまい、体を起こした。
私「ちょ、;あ、あかんって;!!離したら;!!」
時、既に遅し。その瞬間。
ドンッッ…バンッバンッバンッバンッ、、、ガシャーーーン!!!
…コンビニ男の後ろに並んでた自転車の残り数台が、奴が体を起こしたことにより、奴のお尻で全部倒れてしまった。
、、シーーーーーーーーン、、、、、
全て倒れてしまった自転車。
広がるあの沈黙。
開いた口が塞がらないきむ。
真っ青になり、恐る恐る後ろを見るコンビニ男。
私(うっわ、、、やってまいおった、、、、;)
後ろを見ながらプルプル震えだすコンビニ男。
男「、、、ぅぉおおおおーーー;!!??た、倒れた、、、、;」
私「(…言わんこっちゃない;)はぁ・・・(タメ息)」
男「ご、ご、、めんなさ、、、い、、、;」
急に落ち込むコンビニ男。立ち尽くしたままだ。
私「(また泣きそうやがな;)落ち込んでる場合かっ;。私こっち上げてくから、自分そっち;!!」
男「え?え;??て、手伝ってくれるんすか;??」
私「もうっ早よしーーさっ!道通られへんやろ;!!!」
私は本屋を指差した。
なんと、私達が(もとい、コンビニ男が;!)全部自転車を倒したことにより、店の前の入り口が塞がってしまったのだ。出て来れないお客さん達。
男「う、うあっ;! は、はいぃっ;;」
急いで自転車を起こしていく、制服姿の高校生のコンビニ男とメガネ、スッピン、スウェット姿なきむ。
なんとか全部起こし終わったものの、周りの通行人から白い目で見られる私達。
男「な、なんか、、この空気はヤバいっすね、、、;(ボソボソ)」
私「、、、、;(だーれのせいだ!誰の;!)」
そんなことを喋ってたら、店の中から店員が何事かと外へ出てきた。
男「う、うわ、ヤバい;!き、きむさんっ、に、逃げましょう!!」
コンビニ男は自分の自転車に股がり、早く早くと私に催促した。
私(え?え;??何で逃げるの;??)
と、私は思ったものの、店員がこっちに向かってきたので、私も自転車に股がり、とりあえず逃げた。
自分の家の方向へと自転車を走らせる私達。方角はどうやら一緒(?)のようだ。
しばらく走って、コンビニ男は信号で止まり、自転車から降りた。
男「あ〜〜〜〜〜;、、疲れた、、、、;きむさん、ホンマすいませんでした、、、;」
私に丁寧にお辞儀をし、謝るコンビニ男。
私「い、いや、、、もうええよ、、、;」
男「ほんっますいません;! チャリ起こしてる時、色んなとこぶつけたんちゃいます;??」
私「ま、まあ、、;だ、大丈夫やって。まあ明日は腕、筋肉痛やろけどな(笑)」
男「う、うう;すんません、、、、あ、あの、、、今度なんかお礼します、、;」
私「え、いぁ、そ、そんなんいいて;うん」
男「いや!今度、また映画観に行きましょう!!俺奢りますから!」
私「(え、映画;??)え、、、;」
男「いつ空いてますか!」
私「え、や、、その、、ええ;??」
・・・
なんてな話をしていた時、ミニパトカーがゆっくりと私達の斜め前方に止まった。
中から警察二人(男)が降りてきてこっちに向かって歩いてくる。
警察は私達の目の前まで来て、持ってた懐中電灯を私達に照らした。
私(えっ??何?何っ;??)
警察1「あーーーーちょっと、ごめんねぇ。自転車ちょっと見せてくれるかなぁ??」
思いっきり照らされる私の自転車。
私「(・・・ああ、また盗難のあれか;今月何回目やねん私;)はあ(タメ息)ああ、どうぞーーー、、、」
私の乗っている自転車はとても古く、カゴが付いていない。よく自転車盗難の疑いで走っている最中に警察に止められて調べられるのだ。
調べるだけ調べて違うとわかりゃお巡りさんもどこかへ行くし、私はいつものことだと思い、おとなしく立っていた。
ジロジロ自転車を調べまくるお巡りさん。
警察1「あーー君名前はぁ??」
私「キムラでぇす(やる気の無い返事)」
警察1「これからどこ行くんかなあ??」
私「家に帰るんですー」
警察1「ほんまかあぁ??」
警察は私のやる気ない返事にカチンときたのか。やたらつっかかってくる。
こういうことっていつも警察は疑ってかかってくる(犯人だと決めつけて とかそんなとこだろう)もんだってのもわかっていても、やっぱり、そう何度も止められて私もいい気はしない。
別にこんな返事くらいいいだろう。
したら、もう一人のお巡りさんが車体番号が汚れていて分からないと言って、急に私の自転車をプラスチックみたいな板でガリガリ削りだした。
私「(え、ちょ、ちょっと;??何してくれてんのっ;??)ちょ、何、、、、;」
私は大人しくしていたのに、私の自転車を傷つけだした警察を見て、さすがにそれはいかんだろと、何すんですかと言おうとした時、横にいたコンビニ男が大きい声で割って入ってきた。
男「ちょ、何すんねん!!!それ、きむさんのチャリやぞ!!」
コンビニ男は、警察の手を思いっきり引っ張った。
警察2「こ、こら、君!!何や!離さんか!!」
男「何や はこっちやろが!!やっていいことと悪いことあるやろ!!」
警察の手を離さないコンビニ男。
私(う、嘘やろ;)
私は急に大声を出して警察に怒鳴りつけるコンビニ男にかなり驚いた。
止めに入るもう一人の警察官。
警察1「君!!離しなさい!!ほらっお姉さんからもなんか言って;!!!」
私「(お、お姉さんすか・・・ ;orz)あ〜〜〜〜;、、、ちょ、ちょっとっ いいからっいいからっ;なっ??離しってばっ」
私はなんとかコンビニ男を落ち着かした。
男「なんでいいんすかっっきむさん自分の自転車っすよ!??」
今度は私に詰め寄るコンビニ男。
私「(小声で)まーーまーーー;落ち着きって;これ私よくあるねんて;。調べて違うってわかりゃそれでええやんっ なっ;」
男「それでいいってそんな・・・」
とかなんとか言ってる内に、警察は無線で盗難自転車じゃないと分かった様子。
いつもならここで、「お手数かけました」の一言くらいあるもんだが、警察は何も言わない。
それどころか、私の自転車に向かって小声で何か言っていた。
警察2「ふんっ 紛らわしいボロい自転車乗ってからに⋯(ボソリ)」
私(あ、カッチーーーーーン)
男「は!?何言ってんねん!?…お前ら…」
今にも飛びかかろうとするコンビニ男を私は遮った。
私「あのぅーー・・・私の自転車盗難されたのとは違ったんですよねぇ??・・・だったらぁ、何か言わなあかんことあるん違いますぅ??」
私は今までコンビニでもしたことない様な笑顔で警察二人に向かってめちゃくちゃ嫌味タップリに言ってやった。
警察「・・・ぐ・・;」
警察は微妙にお辞儀をし、パトカーに戻っていった。
私(ふんっっ)
きむ、してやったり。
私はどうだ言ってやったぞ。な目でコンビニ男を見た。
その時、コンビニ男が言った一言。
男「き、きむさん、、、、、、で、弟子にして下さいっ!!!!」
・・・・なんでやねん。_|‾|○
…続く
20:52 コンビニ男16
(「コンビニ男15」→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=52144908&owner_id=452520)
書きますよ。書きまんがな。
さあ、思う存分笑うがいいさ。
************
最近、コンビニ男はうちのコンビニに来ていなかったのですが、(「コンビニ男15」がもう約一ヶ月も前になるのか)彼はどうやら期末テスト中。だったそうです。(ああ、高校生・・・。orz)
で、コンビニに来てないにしては、また私チラチラと色んな所でコンビニ男を目撃してたのですが。
今回、制服姿のコンビニ男を目撃しました。
ついこの前なんですが。あの「助けて下さい、白石さん」の本屋の前にて(『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。。。参照→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=59199554&owner_id=452520)。
私はこの本屋に、結構な頻度で立ち読みしに行く。
今回も、いつものごとく立ち読みするだけして何も買わずに店の外へ出た。
店の目の前には、場所が駅前だからか、いつもものすごい数の放置自転車が並んでいる。
私も同じように本屋の前に置いた自転車を取りに、店を出たのだが、並んでた自転車群が大変なことになっていた。
並んでる自転車の間に制服姿の男の子が立っていて、その子から前にある自転車が全部(結構な数)、ドミノ倒しになっていたのだ。
私の置いた自転車も勿論倒れていた。
その制服姿の男の子は遠目から見てて、明らかにオロオロしている。多分、この子が自転車を入れるか出すか、した時にやってしまったんだろう。
目の前を通る人たちはこの男の子を横目で見ながらも、誰も手伝おうともせずに素通りし、倒された他の自転車の持ち主達も、自分の自転車だけ抜き取り、男の子を無視してどんどん去っていく。
焦りだす男の子。
私(・・・誰か手伝ったりよー;かわいそーに・・;)
私は自分の自転車を取るにも、自転車がこのドミノ倒しの一番下敷きになっていた為、上の自転車から一つずつ起こしていかないと取ることが出来なさそうだった。
私は、何も言わずに、この男の子の前に出て、自転車を一つずつ起こそうとした。
男の子「あ、、、す、すいません、、、、;;」
私「あ、これとそこ…引っかかってるからこっち引いて…(どうたらこうたら)」
私は男の子の顔も見ずにこれ引いて、そこ持って、と指示を出しつつ、一緒に自転車をどんどん起こしていった。
男の子「ああ;、ほんますいません、、、、。 ・・・・?え?あれ;??」
急に動きが止まる男の子。
私は何かと思い、男の子の顔を見た。
私「(?? ・・・!!!)ぅあ;!」
そう、コンビニ男だった。
私(ひ、ひや!せ、制服や;!!)
男「き、、きむさん!きむさんじゃないすか;!!な、何してんすか!!?」
やたらびっくりするコンビニ男。
コンビニ男は前屈みになって掴んでた自転車を急にパッと離してしまい、体を起こした。
私「ちょ、;あ、あかんって;!!離したら;!!」
時、既に遅し。その瞬間。
ドンッッ…バンッバンッバンッバンッ、、、ガシャーーーン!!!
…コンビニ男の後ろに並んでた自転車の残り数台が、奴が体を起こしたことにより、奴のお尻で全部倒れてしまった。
、、シーーーーーーーーン、、、、、
全て倒れてしまった自転車。
広がるあの沈黙。
開いた口が塞がらないきむ。
真っ青になり、恐る恐る後ろを見るコンビニ男。
私(うっわ、、、やってまいおった、、、、;)
後ろを見ながらプルプル震えだすコンビニ男。
男「、、、ぅぉおおおおーーー;!!??た、倒れた、、、、;」
私「(…言わんこっちゃない;)はぁ・・・(タメ息)」
男「ご、ご、、めんなさ、、、い、、、;」
急に落ち込むコンビニ男。立ち尽くしたままだ。
私「(また泣きそうやがな;)落ち込んでる場合かっ;。私こっち上げてくから、自分そっち;!!」
男「え?え;??て、手伝ってくれるんすか;??」
私「もうっ早よしーーさっ!道通られへんやろ;!!!」
私は本屋を指差した。
なんと、私達が(もとい、コンビニ男が;!)全部自転車を倒したことにより、店の前の入り口が塞がってしまったのだ。出て来れないお客さん達。
男「う、うあっ;! は、はいぃっ;;」
急いで自転車を起こしていく、制服姿の高校生のコンビニ男とメガネ、スッピン、スウェット姿なきむ。
なんとか全部起こし終わったものの、周りの通行人から白い目で見られる私達。
男「な、なんか、、この空気はヤバいっすね、、、;(ボソボソ)」
私「、、、、;(だーれのせいだ!誰の;!)」
そんなことを喋ってたら、店の中から店員が何事かと外へ出てきた。
男「う、うわ、ヤバい;!き、きむさんっ、に、逃げましょう!!」
コンビニ男は自分の自転車に股がり、早く早くと私に催促した。
私(え?え;??何で逃げるの;??)
と、私は思ったものの、店員がこっちに向かってきたので、私も自転車に股がり、とりあえず逃げた。
自分の家の方向へと自転車を走らせる私達。方角はどうやら一緒(?)のようだ。
しばらく走って、コンビニ男は信号で止まり、自転車から降りた。
男「あ〜〜〜〜〜;、、疲れた、、、、;きむさん、ホンマすいませんでした、、、;」
私に丁寧にお辞儀をし、謝るコンビニ男。
私「い、いや、、、もうええよ、、、;」
男「ほんっますいません;! チャリ起こしてる時、色んなとこぶつけたんちゃいます;??」
私「ま、まあ、、;だ、大丈夫やって。まあ明日は腕、筋肉痛やろけどな(笑)」
男「う、うう;すんません、、、、あ、あの、、、今度なんかお礼します、、;」
私「え、いぁ、そ、そんなんいいて;うん」
男「いや!今度、また映画観に行きましょう!!俺奢りますから!」
私「(え、映画;??)え、、、;」
男「いつ空いてますか!」
私「え、や、、その、、ええ;??」
・・・
なんてな話をしていた時、ミニパトカーがゆっくりと私達の斜め前方に止まった。
中から警察二人(男)が降りてきてこっちに向かって歩いてくる。
警察は私達の目の前まで来て、持ってた懐中電灯を私達に照らした。
私(えっ??何?何っ;??)
警察1「あーーーーちょっと、ごめんねぇ。自転車ちょっと見せてくれるかなぁ??」
思いっきり照らされる私の自転車。
私「(・・・ああ、また盗難のあれか;今月何回目やねん私;)はあ(タメ息)ああ、どうぞーーー、、、」
私の乗っている自転車はとても古く、カゴが付いていない。よく自転車盗難の疑いで走っている最中に警察に止められて調べられるのだ。
調べるだけ調べて違うとわかりゃお巡りさんもどこかへ行くし、私はいつものことだと思い、おとなしく立っていた。
ジロジロ自転車を調べまくるお巡りさん。
警察1「あーー君名前はぁ??」
私「キムラでぇす(やる気の無い返事)」
警察1「これからどこ行くんかなあ??」
私「家に帰るんですー」
警察1「ほんまかあぁ??」
警察は私のやる気ない返事にカチンときたのか。やたらつっかかってくる。
こういうことっていつも警察は疑ってかかってくる(犯人だと決めつけて とかそんなとこだろう)もんだってのもわかっていても、やっぱり、そう何度も止められて私もいい気はしない。
別にこんな返事くらいいいだろう。
したら、もう一人のお巡りさんが車体番号が汚れていて分からないと言って、急に私の自転車をプラスチックみたいな板でガリガリ削りだした。
私「(え、ちょ、ちょっと;??何してくれてんのっ;??)ちょ、何、、、、;」
私は大人しくしていたのに、私の自転車を傷つけだした警察を見て、さすがにそれはいかんだろと、何すんですかと言おうとした時、横にいたコンビニ男が大きい声で割って入ってきた。
男「ちょ、何すんねん!!!それ、きむさんのチャリやぞ!!」
コンビニ男は、警察の手を思いっきり引っ張った。
警察2「こ、こら、君!!何や!離さんか!!」
男「何や はこっちやろが!!やっていいことと悪いことあるやろ!!」
警察の手を離さないコンビニ男。
私(う、嘘やろ;)
私は急に大声を出して警察に怒鳴りつけるコンビニ男にかなり驚いた。
止めに入るもう一人の警察官。
警察1「君!!離しなさい!!ほらっお姉さんからもなんか言って;!!!」
私「(お、お姉さんすか・・・ ;orz)あ〜〜〜〜;、、、ちょ、ちょっとっ いいからっいいからっ;なっ??離しってばっ」
私はなんとかコンビニ男を落ち着かした。
男「なんでいいんすかっっきむさん自分の自転車っすよ!??」
今度は私に詰め寄るコンビニ男。
私「(小声で)まーーまーーー;落ち着きって;これ私よくあるねんて;。調べて違うってわかりゃそれでええやんっ なっ;」
男「それでいいってそんな・・・」
とかなんとか言ってる内に、警察は無線で盗難自転車じゃないと分かった様子。
いつもならここで、「お手数かけました」の一言くらいあるもんだが、警察は何も言わない。
それどころか、私の自転車に向かって小声で何か言っていた。
警察2「ふんっ 紛らわしいボロい自転車乗ってからに⋯(ボソリ)」
私(あ、カッチーーーーーン)
男「は!?何言ってんねん!?…お前ら…」
今にも飛びかかろうとするコンビニ男を私は遮った。
私「あのぅーー・・・私の自転車盗難されたのとは違ったんですよねぇ??・・・だったらぁ、何か言わなあかんことあるん違いますぅ??」
私は今までコンビニでもしたことない様な笑顔で警察二人に向かってめちゃくちゃ嫌味タップリに言ってやった。
警察「・・・ぐ・・;」
警察は微妙にお辞儀をし、パトカーに戻っていった。
私(ふんっっ)
きむ、してやったり。
私はどうだ言ってやったぞ。な目でコンビニ男を見た。
その時、コンビニ男が言った一言。
男「き、きむさん、、、、、、で、弟子にして下さいっ!!!!」
・・・・なんでやねん。_|‾|○
…続く
2005年11月30日
17:23 『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。。。
(※今回も、コンビニ男は出てきません。)
私がよく行く最寄りのコンビニ(私がバイトしてるコンビニじゃないっすよ)の目の前に、本屋があります。
私はコンビニに寄った帰り、必ずその本屋に立ち寄り、雑誌を片っ端から立ち読みしていくのですが。。。
『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。
ここまで恥を晒していいものか、と悩みつつも、ネタの美味しさには勝てず、『コンビニ男』を15話まで書いてきました(盛り上がっているのもマイミクさん+その近辺の方々だけだと思っていたから)。
そしたら、笑われ続けた(;?)甲斐あったのか、「mixi日記大賞」コミュにまで私の日記が紹介されるという恐るべき事態が起こってしまいました。
それ故に、そのコミュから大勢の方が私の日記を読むこととなり、
書き込みされた27日から今日(30日)の3日間までで足跡が千~2千と軽く超えてしまっていることに現在、驚愕している次第であります。
で、ですね。本題に戻るわけなんですけど・・、
その昨日の夜、私は先程前述した本屋に立ち寄ったんですが・・。
その本屋にて、私、死にそうな目に会いました。
「穴があったら入りたい」というのはまさにこのこと。
***********
いつものように、スッピン×メガネ×上下スウェット(さらに寒いからってんでやたらごついマフラーを首にグルグル)なんかで、(近所のコンビニ行くだけの用事に化粧なんかするかっての)本屋に立ち寄り、奥のファッション雑誌から、旅行雑誌、料理本、その他諸々、立ち読みしまくってたわけですよ。
でね、最後に、入り口近くに積んである小説の新刊・話題本コーナーの本を一冊づつ手に取ってパラパラめくっていたんですが。
そこには色々な本が積んでありますよね??
『東京タワー』
『生協の白石さん』
セカチュー(いつまでここに置くのか;)などなど。
私はそこで『生協の白石さん』をパラパラ読んでて、つい面白いからってんで十分ほど読みふけってたのですわ。
したらね、横からね、女の子二人組がやってきて、積んである小説達を指差してぺちゃくちゃ喋ってるんですよ。それも結構大きな声で。
「あー、なあなあ『東京タワー』読んだぁ??これめっちゃ泣くで!!ほんまヤバいで!!」
「えーー読んでない~~、それ皆言うてるやん;ホンマにぃ?;」
「ほんまに泣くから!読んでみ!今度貸すわ!!」
「まじで~貸してな~~ ・・・あ、私、これ読んだでww」
女の子が指差した本を私もチラッと見ました。したらその子、mixi日記から本になった、アルテイシアさんの『59番目のプロポーズ』を指していたのです。(→http://mixi.jp/view_community.pl?id=85490)
「あーー私も読んだww それめっちゃおもろいよな~ ミクシィってすごいよな~~」
「1600万人??やっけ??もう誰がやっててもおかしない(笑)」
「ほんまやなぁ(笑)そういえば最近あんたログインしてないやん、どしたん??」
「今な~、ネットできひんねん~、明日つながるんやけど(どうたらこうたら)」
私(・・・あんたらもミクシィやってんのかいな;)
私は、本を読みつつ、耳をこの二人の会話に思いっきり傾けました。
、、そしたらなんと、そこでとんでもなくおっそろしい言葉が出てきたのです。
「そんなんあんた早よ、ネットつなぎって!!私、つい昨日めっちゃおもろい日記見つけてんて!!」
「え~どんなん?」
「『コンビニ男』ってタイトルの日記!!すごいでこの日記(笑)まじでありえへんから(笑)」
私(・・・え・・・;今なんて・・;??)
私は『生協の白石さん』を思いっきり落としてしまいました;。
チラッとこっちを見る二人。私はすぐさま拾ってまた本を開き、今度は読んでいるフリをしました;。
二人は私が本落としたことなど気にせず喋り続けます。
「はぁ??何それ;『電車男』のパクリ(笑);??」
「なんかなー男子高校生がコンビニの店員に恋する話ww」
「うっわーベッター;そんなん2chでめっちゃあるやん;」
「それがな、この高校生がな、おもろいねんて~。めっちゃキョドリおんねん(笑)」
「それ、『電車男』やん;」
「ちゃうって!『電車男』はな、“エルメス”めっちゃ電車男に優しいやん?? この『コンビニ男』な、書いてる女の人、むっちゃ『コンビニ男』に厳しいねんて(笑)」
「何なん厳しいて:」
「『コンビニ男』、シバいたりすんねん(笑)」
「好き言われてんのに;??その女強っっ;」
「いや、まだ言われてないねんけど…ってもう、読んでくれなあかんわこれは」
「ふーーん、、わかったーじゃあネットつなげたらまた見るし、メッセで送っといて~~」
*************
この会話をまさに真横で聞いていた、か弱い男子高校生をしばく強い女、きむ。
私は、『生協の白石さん』に顔を埋め、動けなくなってしまいました。
私(・・・ヒィィィィィィーーーーーーーー;!!!!)
もう、勘弁して下さい。orz
・・・白石さん、私はどうしたらいいですか;??
17:23 『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。。。
(※今回も、コンビニ男は出てきません。)
私がよく行く最寄りのコンビニ(私がバイトしてるコンビニじゃないっすよ)の目の前に、本屋があります。
私はコンビニに寄った帰り、必ずその本屋に立ち寄り、雑誌を片っ端から立ち読みしていくのですが。。。
『コンビニ男』を書きだして早三ヶ月。
ここまで恥を晒していいものか、と悩みつつも、ネタの美味しさには勝てず、『コンビニ男』を15話まで書いてきました(盛り上がっているのもマイミクさん+その近辺の方々だけだと思っていたから)。
そしたら、笑われ続けた(;?)甲斐あったのか、「mixi日記大賞」コミュにまで私の日記が紹介されるという恐るべき事態が起こってしまいました。
それ故に、そのコミュから大勢の方が私の日記を読むこととなり、
書き込みされた27日から今日(30日)の3日間までで足跡が千~2千と軽く超えてしまっていることに現在、驚愕している次第であります。
で、ですね。本題に戻るわけなんですけど・・、
その昨日の夜、私は先程前述した本屋に立ち寄ったんですが・・。
その本屋にて、私、死にそうな目に会いました。
「穴があったら入りたい」というのはまさにこのこと。
***********
いつものように、スッピン×メガネ×上下スウェット(さらに寒いからってんでやたらごついマフラーを首にグルグル)なんかで、(近所のコンビニ行くだけの用事に化粧なんかするかっての)本屋に立ち寄り、奥のファッション雑誌から、旅行雑誌、料理本、その他諸々、立ち読みしまくってたわけですよ。
でね、最後に、入り口近くに積んである小説の新刊・話題本コーナーの本を一冊づつ手に取ってパラパラめくっていたんですが。
そこには色々な本が積んでありますよね??
『東京タワー』
『生協の白石さん』
セカチュー(いつまでここに置くのか;)などなど。
私はそこで『生協の白石さん』をパラパラ読んでて、つい面白いからってんで十分ほど読みふけってたのですわ。
したらね、横からね、女の子二人組がやってきて、積んである小説達を指差してぺちゃくちゃ喋ってるんですよ。それも結構大きな声で。
「あー、なあなあ『東京タワー』読んだぁ??これめっちゃ泣くで!!ほんまヤバいで!!」
「えーー読んでない~~、それ皆言うてるやん;ホンマにぃ?;」
「ほんまに泣くから!読んでみ!今度貸すわ!!」
「まじで~貸してな~~ ・・・あ、私、これ読んだでww」
女の子が指差した本を私もチラッと見ました。したらその子、mixi日記から本になった、アルテイシアさんの『59番目のプロポーズ』を指していたのです。(→http://mixi.jp/view_community.pl?id=85490)
「あーー私も読んだww それめっちゃおもろいよな~ ミクシィってすごいよな~~」
「1600万人??やっけ??もう誰がやっててもおかしない(笑)」
「ほんまやなぁ(笑)そういえば最近あんたログインしてないやん、どしたん??」
「今な~、ネットできひんねん~、明日つながるんやけど(どうたらこうたら)」
私(・・・あんたらもミクシィやってんのかいな;)
私は、本を読みつつ、耳をこの二人の会話に思いっきり傾けました。
、、そしたらなんと、そこでとんでもなくおっそろしい言葉が出てきたのです。
「そんなんあんた早よ、ネットつなぎって!!私、つい昨日めっちゃおもろい日記見つけてんて!!」
「え~どんなん?」
「『コンビニ男』ってタイトルの日記!!すごいでこの日記(笑)まじでありえへんから(笑)」
私(・・・え・・・;今なんて・・;??)
私は『生協の白石さん』を思いっきり落としてしまいました;。
チラッとこっちを見る二人。私はすぐさま拾ってまた本を開き、今度は読んでいるフリをしました;。
二人は私が本落としたことなど気にせず喋り続けます。
「はぁ??何それ;『電車男』のパクリ(笑);??」
「なんかなー男子高校生がコンビニの店員に恋する話ww」
「うっわーベッター;そんなん2chでめっちゃあるやん;」
「それがな、この高校生がな、おもろいねんて~。めっちゃキョドリおんねん(笑)」
「それ、『電車男』やん;」
「ちゃうって!『電車男』はな、“エルメス”めっちゃ電車男に優しいやん?? この『コンビニ男』な、書いてる女の人、むっちゃ『コンビニ男』に厳しいねんて(笑)」
「何なん厳しいて:」
「『コンビニ男』、シバいたりすんねん(笑)」
「好き言われてんのに;??その女強っっ;」
「いや、まだ言われてないねんけど…ってもう、読んでくれなあかんわこれは」
「ふーーん、、わかったーじゃあネットつなげたらまた見るし、メッセで送っといて~~」
*************
この会話をまさに真横で聞いていた、か弱い男子高校生をしばく強い女、きむ。
私は、『生協の白石さん』に顔を埋め、動けなくなってしまいました。
私(・・・ヒィィィィィィーーーーーーーー;!!!!)
もう、勘弁して下さい。orz
・・・白石さん、私はどうしたらいいですか;??
2005年11月07日
23:36 コンビニ男15
今日、コンビニ男と「週刊少年ジャンプ」の取り合いをしました。
**************
ああ、もう間が空きすぎて忘れそうだ。正直、書くのめんどくさいです。
だって最近、私が書くスピードより「コンビニ男」出現数の方が遥かに上回ってきてwwwこれ書くのに何時間かかってるのかとwww
誰か代わりに書いてとwww
・・・書きますけども。
そう、あいつ、「コンビニ男」。
私が毎週楽しみにしてる「週刊少年ジャンプ」、最後の一冊を取りやがったのよ!ジャンプ!私のジャンプを!
*************
11月7日(月)夕勤
私、本当は月曜バイトじゃないんですけどね、先週金曜休んだ代わりに月曜入ったんです。
月曜は「週刊少年ジャンプ」の発売日。
「週刊少年ジャンプ」、これ今えらい人気で、最近うちのコンビニじゃ発売日当日に入ってきた分全部、売り切れてしまうことがよくある。
今、ジャンプが熱い。(ジャンプの宣伝みたいになってるじゃないかww)
今日もそんな日だったわけで。
朝、本棚に山積みにされてたジャンプが私がバイト入る頃(17時〜)にはもう半分。バイト中も、次々と「ジャンプ」を手にし、レジに持ってくる男の子達。
私(は、はわww、、ジャ、ジャンプが無くなってしまう、、、;)
私は「ジャンプ」がどんどん減っていく本棚を前にソワソワ。
私(早く!早くバイト終わって;!!ジャンプ無くなる;!!)
21時45分、バイト終了15分前。「ジャンプ」残り二冊。
私「(もう!ジャンプ買うなよぅ;!夜勤早よ来いって!)ありがとうございました〜・・・;」
22時、バイト終了。
私「(22時!終わった!!)お疲れさまです!!」
私は早々と制服を脱ぎ捨て、財布を持って本棚へ走っていった。
ジャンプ、残り一冊。
私(あった!!よかった・・・涙)
最後の一冊を手に取り、ジャンプを抱きしめる私。
さあ、買おう と、ホクホク顔で体をレジの方に向きなおした瞬間、
「ああっ;!!」
と、いう声と共に、私の目の前に男の人が立ちはだかった。
「コンビニ男」だ。
コンビニ男は私を見ずに、私の手にしているジャンプをじっと見ていた。
男「そ、それ、、、、もう、、それ最後っすか、、、;?」
ジャンプを指差すコンビニ男。
私「(うわぁ出た;)え;?ああ、うん。もうこれ、最後やで?」
男「中(バックヤード?)、、に残ってないんすか;??」
私「(えぇ;??)、、ないよぅ;今さっきまでバイトやったけど。なかった。」
男「、、、まじでぇーーーー;、、」
うなだれるコンビニ男。
私「残念でした〜〜ww 違うとこ行ってきーww」
男「ここ、5軒目なんすよ;!」
私「そんなん知らーん;ww ほなねぇ♪」
私はコンビニ男を放っといてジャンプを持ってレジへ。会計を済まし、外に出た。私に付いてコンビニ男も外へ出た。
男「き、きむさん、、、ちょ、ちょっとお願いがあるんすけど、、;」
私「何?」
男「あの、、今週号、『ハンターハンター』てやってますか?そ、それだけ見せて下さい!頼んます;!!」
私「(えーー…;早く帰って読みたいのに;)いいけどぉ…;」
私はジャンプをコンビニ男に渡した。
ジャンプをパラパラとすごい速さでめくっていくコンビニ男。
私「…やってる?『ハンターハンター』…」
男「、、、、やってないっす、、、orz」
私「え〜なんや、やってへんの〜;、、、、ほな、、」
私はこれでコンビニ男も気が済んだだろうと思ったので、返してもらおうとコンビニ男の持つジャンプに手をかけた。
ジャンプをグッと掴んで離さないコンビニ男。
私「ちょ、ちょっとぉ、;」
男「も、もうちょい、もうちょい待って下さい;、、もうちょい、、もうちょい、、、」
私は何かと思い、コンビニ男の横からジャンプ覗き込んだ。
すると、コンビニ男は巻頭の『NARUTO』を読み出していた。
私「何読んでんのよっ;www」
男「いや、だってナルトが、、、」
もう、ジャンプの方に目がいってこっちを見ないコンビニ男。
そのまま『NARUTO』読み進めていった。
私「、、、か〜〜え〜〜し〜〜て〜〜ぇ!!!」
私は自分を無視するコンビニ男にカチンときて、持ってるジャンプを無理矢理取り上げた。
男「ああっ;!!、、何するんすか〜〜、、、、」
私「、、もういいやろっ;」
急にシュンと落ち込むコンビニ男。オモチャを取り上げられ子どものように、今にも泣き出しそうになっている。
私「(ちょ、ちょっとぉ…;なんでそうなんのよ;;)、、、、;……そんな読みたいの;?」
男「は、、、い、、、、」
ものすご〜〜く物欲しそうな目でこっちを見るコンビニ男。
私「(も〜〜〜〜;、、、そんな目で見んといてよぅ;;)、、、、じゃあ、、、明日、、私またバイト入ってるから、、、明日また持ってきてくれる;??」
男「、、か、貸してくれるんすか!??」
私「ぜっっっったい明日持って来てや!!」
男「あ、あ、ありがとうございますっっっ!!」
目がキラキラするコンビニ男。
私も、まあ明日持ってきてくれるならと、今日ジャンプを読むのは諦めた。
そして、次の日、
11月8日(火)夕勤
22時、バイト終了。
私(・・・・持って来ーへんのかい・・・orz)
火曜にコンビニ男はコンビニに来なかった。
そして結局、私はその週、ジャンプを読めずに終わってしまい、いつの間にか、次の週へ。
11月15日(火)夕勤
私(ちくしょう;結局先週読めへんかったやんかっっ)
14日に出たジャンプを読んだ私。一周飛ばして読んだことになる。
私(あ〜〜ムカムカする…;)
折しも、この日、15日は小泉首相、ブッシュ大統領が京都に来ている為に、街中がものすごい警備。
うちのコンビニの前にも警察官がずっと立っていて客が一人も来なかった;。
私「客来ーへんなら閉めればいいのに!」
店員「な、何イラついてんすか;、何すか?また誰かシバいたんすか?ww」
私「またってwwシバいたことないわwww」
そこに来た一人の客。
コンビニ男だ。
男「きっむさんっ♪これありがとうございましたっ♪」
コンビニに入ってくるなり、レジカウンターにジャンプを二冊置くコンビニ男。やたら上機嫌だ。
私「(うわ、テンション高;)……なあ、なんで二冊なん;??」
男「あ、これ、先週借りたのと今週の…、、お詫びにと思って、、、もう読みました??」
おそるおそる聞くコンビニ男。それはもう何かに怯えるように。
私「(読みましたよ、読みましたけど、、;!、、んな顔されたら、、、あんた、、;)、、、読、、んでない、、、;」
男「ほんまっすか!??わ〜〜良かった〜〜wwじゃあこれ読んで下さいっww」
私「う、、うん、、(本当は家にあるのよ;今週号は;)」
コンビニ男はニコニコしだした。
男「も〜〜きむさ〜〜ん、(ジャンプ)読まずに僕のこと待っててくれたんでしょ〜www??」
私「・・・はあ?(何言ってんだ;こいつ)」
男「もう!分かってますって〜www!!」
コンビニ男はまた私をバシバシとシバキだした。
私「イタ、イタイて;(、、この子、、こんな子やったか、、;?)」
まだまだシバキ続けるコンビニ男。
私「イタい、、イタいって、、、、痛い言うてるやろ;!!!」
バシッッッッッ!
男「痛っっっっ、、、、!!」
余りに続くシバキに、思わず、コンビニ男をシバキ返してしまった。
それが、コンビニ男の頬に命中。
私「あっ、、、;;」
流れる一瞬の沈黙。気まずい空気。
私「(う、うわ、どうしよ;今思いっきり当たった;;)あ、うわ、ご、ごめん、、;??」
うつむいたまま顔を上げずに震え出すコンビニ男。
私「(えぇっ;嘘っまじでっ;そんな痛かったん??ヤバいヤバいっっ)ちょ、ちょっと、大丈夫;!??」
本気で心配する私。
私は横から頬を押さえてる手を掴み、コンビニ男の顔を思いっきり覗き込んだ。
そしたら・・・
男「、、、、、、ニヤwww」
私が掴んだ手を、今度はコンビニ男が掴み返してきた。
ニッカーと笑うコンビニ男。
私「(?;??え??)ちょ、、;??」
男「、、いや〜〜、、きむさん、、いい拳持ってるじゃないっすか、、、」
笑顔で答えるコンビニ男。
私「ええ;!?大丈夫なん!??今結構キツい音したで;??」
男「いや、大丈夫っすよぅww 、、、、、あれ??心配してくれたんすかwww??」
私「、、、、;」
男「ね、ねwww」
逆に私の顔を覗き込んでくるコンビニ男。
手もまだ掴まれたままだ。
私「、、、〜〜〜〜〜;!!、、、、、、うるっさい;!!してへんわ;!!早よ帰れ;!!」
私はコンビニ男の手を振り払った。
男「も〜〜きむさんてば〜〜〜www じゃあ、また来ますねぇ♪」
コンビニ男は、機嫌良さげに私に手を振ってコンビニから出て行った。と、思ったら、また戻ってきてコンビニのドアを開け、
男「きむさん!!今度、また映画見に行きましょーねっっwww ほなっ!」
と、言い残して手をブンブン振って去っていった。
私(・・・何なんだ・・・あの子・・ orz)
私がポカーンとしていたら、いつの間にか休憩に入ってたもう一人の店員がバックヤードから出てきた。
店員「、、やっぱり、キムラさん、、シバいてましたやんwww」
私「、、、、、、、、、うるさいwww」
…続く
23:36 コンビニ男15
今日、コンビニ男と「週刊少年ジャンプ」の取り合いをしました。
**************
ああ、もう間が空きすぎて忘れそうだ。正直、書くのめんどくさいです。
だって最近、私が書くスピードより「コンビニ男」出現数の方が遥かに上回ってきてwwwこれ書くのに何時間かかってるのかとwww
誰か代わりに書いてとwww
・・・書きますけども。
そう、あいつ、「コンビニ男」。
私が毎週楽しみにしてる「週刊少年ジャンプ」、最後の一冊を取りやがったのよ!ジャンプ!私のジャンプを!
*************
11月7日(月)夕勤
私、本当は月曜バイトじゃないんですけどね、先週金曜休んだ代わりに月曜入ったんです。
月曜は「週刊少年ジャンプ」の発売日。
「週刊少年ジャンプ」、これ今えらい人気で、最近うちのコンビニじゃ発売日当日に入ってきた分全部、売り切れてしまうことがよくある。
今、ジャンプが熱い。(ジャンプの宣伝みたいになってるじゃないかww)
今日もそんな日だったわけで。
朝、本棚に山積みにされてたジャンプが私がバイト入る頃(17時〜)にはもう半分。バイト中も、次々と「ジャンプ」を手にし、レジに持ってくる男の子達。
私(は、はわww、、ジャ、ジャンプが無くなってしまう、、、;)
私は「ジャンプ」がどんどん減っていく本棚を前にソワソワ。
私(早く!早くバイト終わって;!!ジャンプ無くなる;!!)
21時45分、バイト終了15分前。「ジャンプ」残り二冊。
私「(もう!ジャンプ買うなよぅ;!夜勤早よ来いって!)ありがとうございました〜・・・;」
22時、バイト終了。
私「(22時!終わった!!)お疲れさまです!!」
私は早々と制服を脱ぎ捨て、財布を持って本棚へ走っていった。
ジャンプ、残り一冊。
私(あった!!よかった・・・涙)
最後の一冊を手に取り、ジャンプを抱きしめる私。
さあ、買おう と、ホクホク顔で体をレジの方に向きなおした瞬間、
「ああっ;!!」
と、いう声と共に、私の目の前に男の人が立ちはだかった。
「コンビニ男」だ。
コンビニ男は私を見ずに、私の手にしているジャンプをじっと見ていた。
男「そ、それ、、、、もう、、それ最後っすか、、、;?」
ジャンプを指差すコンビニ男。
私「(うわぁ出た;)え;?ああ、うん。もうこれ、最後やで?」
男「中(バックヤード?)、、に残ってないんすか;??」
私「(えぇ;??)、、ないよぅ;今さっきまでバイトやったけど。なかった。」
男「、、、まじでぇーーーー;、、」
うなだれるコンビニ男。
私「残念でした〜〜ww 違うとこ行ってきーww」
男「ここ、5軒目なんすよ;!」
私「そんなん知らーん;ww ほなねぇ♪」
私はコンビニ男を放っといてジャンプを持ってレジへ。会計を済まし、外に出た。私に付いてコンビニ男も外へ出た。
男「き、きむさん、、、ちょ、ちょっとお願いがあるんすけど、、;」
私「何?」
男「あの、、今週号、『ハンターハンター』てやってますか?そ、それだけ見せて下さい!頼んます;!!」
私「(えーー…;早く帰って読みたいのに;)いいけどぉ…;」
私はジャンプをコンビニ男に渡した。
ジャンプをパラパラとすごい速さでめくっていくコンビニ男。
私「…やってる?『ハンターハンター』…」
男「、、、、やってないっす、、、orz」
私「え〜なんや、やってへんの〜;、、、、ほな、、」
私はこれでコンビニ男も気が済んだだろうと思ったので、返してもらおうとコンビニ男の持つジャンプに手をかけた。
ジャンプをグッと掴んで離さないコンビニ男。
私「ちょ、ちょっとぉ、;」
男「も、もうちょい、もうちょい待って下さい;、、もうちょい、、もうちょい、、、」
私は何かと思い、コンビニ男の横からジャンプ覗き込んだ。
すると、コンビニ男は巻頭の『NARUTO』を読み出していた。
私「何読んでんのよっ;www」
男「いや、だってナルトが、、、」
もう、ジャンプの方に目がいってこっちを見ないコンビニ男。
そのまま『NARUTO』読み進めていった。
私「、、、か〜〜え〜〜し〜〜て〜〜ぇ!!!」
私は自分を無視するコンビニ男にカチンときて、持ってるジャンプを無理矢理取り上げた。
男「ああっ;!!、、何するんすか〜〜、、、、」
私「、、もういいやろっ;」
急にシュンと落ち込むコンビニ男。オモチャを取り上げられ子どものように、今にも泣き出しそうになっている。
私「(ちょ、ちょっとぉ…;なんでそうなんのよ;;)、、、、;……そんな読みたいの;?」
男「は、、、い、、、、」
ものすご〜〜く物欲しそうな目でこっちを見るコンビニ男。
私「(も〜〜〜〜;、、、そんな目で見んといてよぅ;;)、、、、じゃあ、、、明日、、私またバイト入ってるから、、、明日また持ってきてくれる;??」
男「、、か、貸してくれるんすか!??」
私「ぜっっっったい明日持って来てや!!」
男「あ、あ、ありがとうございますっっっ!!」
目がキラキラするコンビニ男。
私も、まあ明日持ってきてくれるならと、今日ジャンプを読むのは諦めた。
そして、次の日、
11月8日(火)夕勤
22時、バイト終了。
私(・・・・持って来ーへんのかい・・・orz)
火曜にコンビニ男はコンビニに来なかった。
そして結局、私はその週、ジャンプを読めずに終わってしまい、いつの間にか、次の週へ。
11月15日(火)夕勤
私(ちくしょう;結局先週読めへんかったやんかっっ)
14日に出たジャンプを読んだ私。一周飛ばして読んだことになる。
私(あ〜〜ムカムカする…;)
折しも、この日、15日は小泉首相、ブッシュ大統領が京都に来ている為に、街中がものすごい警備。
うちのコンビニの前にも警察官がずっと立っていて客が一人も来なかった;。
私「客来ーへんなら閉めればいいのに!」
店員「な、何イラついてんすか;、何すか?また誰かシバいたんすか?ww」
私「またってwwシバいたことないわwww」
そこに来た一人の客。
コンビニ男だ。
男「きっむさんっ♪これありがとうございましたっ♪」
コンビニに入ってくるなり、レジカウンターにジャンプを二冊置くコンビニ男。やたら上機嫌だ。
私「(うわ、テンション高;)……なあ、なんで二冊なん;??」
男「あ、これ、先週借りたのと今週の…、、お詫びにと思って、、、もう読みました??」
おそるおそる聞くコンビニ男。それはもう何かに怯えるように。
私「(読みましたよ、読みましたけど、、;!、、んな顔されたら、、、あんた、、;)、、、読、、んでない、、、;」
男「ほんまっすか!??わ〜〜良かった〜〜wwじゃあこれ読んで下さいっww」
私「う、、うん、、(本当は家にあるのよ;今週号は;)」
コンビニ男はニコニコしだした。
男「も〜〜きむさ〜〜ん、(ジャンプ)読まずに僕のこと待っててくれたんでしょ〜www??」
私「・・・はあ?(何言ってんだ;こいつ)」
男「もう!分かってますって〜www!!」
コンビニ男はまた私をバシバシとシバキだした。
私「イタ、イタイて;(、、この子、、こんな子やったか、、;?)」
まだまだシバキ続けるコンビニ男。
私「イタい、、イタいって、、、、痛い言うてるやろ;!!!」
バシッッッッッ!
男「痛っっっっ、、、、!!」
余りに続くシバキに、思わず、コンビニ男をシバキ返してしまった。
それが、コンビニ男の頬に命中。
私「あっ、、、;;」
流れる一瞬の沈黙。気まずい空気。
私「(う、うわ、どうしよ;今思いっきり当たった;;)あ、うわ、ご、ごめん、、;??」
うつむいたまま顔を上げずに震え出すコンビニ男。
私「(えぇっ;嘘っまじでっ;そんな痛かったん??ヤバいヤバいっっ)ちょ、ちょっと、大丈夫;!??」
本気で心配する私。
私は横から頬を押さえてる手を掴み、コンビニ男の顔を思いっきり覗き込んだ。
そしたら・・・
男「、、、、、、ニヤwww」
私が掴んだ手を、今度はコンビニ男が掴み返してきた。
ニッカーと笑うコンビニ男。
私「(?;??え??)ちょ、、;??」
男「、、いや〜〜、、きむさん、、いい拳持ってるじゃないっすか、、、」
笑顔で答えるコンビニ男。
私「ええ;!?大丈夫なん!??今結構キツい音したで;??」
男「いや、大丈夫っすよぅww 、、、、、あれ??心配してくれたんすかwww??」
私「、、、、;」
男「ね、ねwww」
逆に私の顔を覗き込んでくるコンビニ男。
手もまだ掴まれたままだ。
私「、、、〜〜〜〜〜;!!、、、、、、うるっさい;!!してへんわ;!!早よ帰れ;!!」
私はコンビニ男の手を振り払った。
男「も〜〜きむさんてば〜〜〜www じゃあ、また来ますねぇ♪」
コンビニ男は、機嫌良さげに私に手を振ってコンビニから出て行った。と、思ったら、また戻ってきてコンビニのドアを開け、
男「きむさん!!今度、また映画見に行きましょーねっっwww ほなっ!」
と、言い残して手をブンブン振って去っていった。
私(・・・何なんだ・・・あの子・・ orz)
私がポカーンとしていたら、いつの間にか休憩に入ってたもう一人の店員がバックヤードから出てきた。
店員「、、やっぱり、キムラさん、、シバいてましたやんwww」
私「、、、、、、、、、うるさいwww」
…続く