mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆
著作権はきむさωに帰属Uまぁす!
書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆
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プロフィール
HN:
きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
自己紹介:
■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
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2006年04月13日
20:54 コンビニ男21(3)
さあ、お待たせしました。21(3)。
ごゆるりと堪能あれ。
****************
(コンビニ男21(2)→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=109733743&owner_id=452520)
前回、とうとう『コンビニ男』書籍化の話までしてしまった私。
やっと胸のつかえが降りたかと安心していた私に、コンビニ男はこう言った。
男「、、、初めて会ったって、、、、;、、、きむさん、、俺、、あれが、会ったん初めてじゃないっすよ、、、;」
私「、、、、、へ;??初めてじゃないって、、、??何;??え?ええ;??あれが初めてじゃないの!??」
何言ってんだ。この人。私が初めて会ったのはあのコンビニじゃないか。
私はコンビニ男の発言に詰め寄った。
男「、、、いや、初めてじゃないつーか、、、;その、、、;」
何やら困った顔をしているコンビニ男。
まだ、この私にどんなドッキリが待ってるって言うんだ。
私「、、、うちら、どこかで会ってたん;?」
男「、、いや、、その、、、、;」
しまった。言うんじゃなかった な顔をして顔を押さえ、俯くコンビニ男。
私「何よ;。どこで会ったんて;!」
そんなとこで黙られたらこっちだって気になるじゃないか。
私は俯いてるコンビニ男をゆさゆさと揺さぶった。
顔を上げるコンビニ男。
真剣な顔でこっちを見たかと思ったら、目を逸らした。
何か考えているかのような顔。何も喋らない。
私「、、、、あれやろ?レシート渡す、、前からあのコンビニに来てた、、、ってこと、、やろ;??」
常連のお客さんの顔はある程度覚えてしまうけど、毎日、色んな客が来るコンビニだ。私が何度か接客した位のお客さんの顔なんて私もいちいち覚えていない。別にレシートを渡される以前からコンビニ男が店に来てて、買い物しててもおかしくないんだ。
中々返事を返さないコンビニ男。
まだ考え込んでいる。
男「、、、、、違うっすよ。そんな最近じゃないっす、、。」
また俯いて、もう私と目を合わせてくれなくなったコンビニ男。
私「えっ?違うの;??(何;?私そんな言えないようなこと、何かしたん;??)」
私は意味も分からず不安になっていた。
すると、コンビニ男が、急に自分の膝をパンッと叩いて顔を上げ、こっちを向いた。
周りが暗くなり始めていて表情がよくわからなかった。
少し、笑っているように見えた。それも無理矢理取り繕ったかのように。
男「、、あんねぇ!俺ね!、、中学上がる前位に、こっちに来たんすよっw」
コンビニ男は、大きな声で急に話を変えた。
私「(えっ??な、何;??)こ、『こっち』??」
私はもう何がなんだかわからない。
男「、、、、、コクン」
コンビニ男は黙って頷いた。
コンビニ男の次の言葉を待つ私。
男「、、、、、俺ね、、、出身、、大阪なんすよw」
妙に明るい声のコンビニ男。
私「はあ。 、、、、引っ越してきたってこと;??」
また、コンビニ男は頷いた。
男「、、、、えっと、そう、小学校、、5年、、いや、6年の時?位に」
私「はあ・・・(だから何;??)」
男「、、、、でね、、、、その、、、こっち、、来て、ちょっとだけ、ほんまにちょっとだけの期間やったんですけど、、、」
さっきまでの明るい喋り方じゃなくなったコンビニ男。
ここから、コンビニ男はまた黙ってしまい俯いてしまった。
私「(??)、、、、、どしたん?」
私はコンビニ男の顔を覗きこもうとした。
男「、、、、、、その、、ね、、その、、俺、その、、ちょっとの期間、、、、俺、兄貴と住んでたんすよ。」
俯いたまま、そう言ったコンビニ男。
私「(?)、、、、お兄ちゃん??」
また、コンビニ男は俯いたまま頷き、そこから全く喋らなくなってしまった。
私「、、、、だい、、じょうぶ;??」
私がこう言った後、しばらく俯いていたコンビニ男が、急に体をこっちに向け、真っ直ぐ私を見据えた。
続く沈黙。
私も黙っていたらコンビニ男が口を開いた。
男「・・・きむさん、俺、、・・・・・・・・俺は、『マツダユウスケ(仮名)』の弟です」
私「・・・・・え・・・?」
男「・・・・・覚えて・・・ますか?」
『マツダユウスケ』。
コンビニ男は間違いなく、その名前を言った。
多分、もう二度と、私は人の口からこの名前を聞くことはないだろうと思っていた名前だ。
覚えている。
忘れない。
忘れるわけないじゃないか。
『マツダユウスケ』は、
私が16歳の時、つき合っていた男の人の名前なんだから。
…続く
20:54 コンビニ男21(3)
さあ、お待たせしました。21(3)。
ごゆるりと堪能あれ。
****************
(コンビニ男21(2)→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=109733743&owner_id=452520)
前回、とうとう『コンビニ男』書籍化の話までしてしまった私。
やっと胸のつかえが降りたかと安心していた私に、コンビニ男はこう言った。
男「、、、初めて会ったって、、、、;、、、きむさん、、俺、、あれが、会ったん初めてじゃないっすよ、、、;」
私「、、、、、へ;??初めてじゃないって、、、??何;??え?ええ;??あれが初めてじゃないの!??」
何言ってんだ。この人。私が初めて会ったのはあのコンビニじゃないか。
私はコンビニ男の発言に詰め寄った。
男「、、、いや、初めてじゃないつーか、、、;その、、、;」
何やら困った顔をしているコンビニ男。
まだ、この私にどんなドッキリが待ってるって言うんだ。
私「、、、うちら、どこかで会ってたん;?」
男「、、いや、、その、、、、;」
しまった。言うんじゃなかった な顔をして顔を押さえ、俯くコンビニ男。
私「何よ;。どこで会ったんて;!」
そんなとこで黙られたらこっちだって気になるじゃないか。
私は俯いてるコンビニ男をゆさゆさと揺さぶった。
顔を上げるコンビニ男。
真剣な顔でこっちを見たかと思ったら、目を逸らした。
何か考えているかのような顔。何も喋らない。
私「、、、、あれやろ?レシート渡す、、前からあのコンビニに来てた、、、ってこと、、やろ;??」
常連のお客さんの顔はある程度覚えてしまうけど、毎日、色んな客が来るコンビニだ。私が何度か接客した位のお客さんの顔なんて私もいちいち覚えていない。別にレシートを渡される以前からコンビニ男が店に来てて、買い物しててもおかしくないんだ。
中々返事を返さないコンビニ男。
まだ考え込んでいる。
男「、、、、、違うっすよ。そんな最近じゃないっす、、。」
また俯いて、もう私と目を合わせてくれなくなったコンビニ男。
私「えっ?違うの;??(何;?私そんな言えないようなこと、何かしたん;??)」
私は意味も分からず不安になっていた。
すると、コンビニ男が、急に自分の膝をパンッと叩いて顔を上げ、こっちを向いた。
周りが暗くなり始めていて表情がよくわからなかった。
少し、笑っているように見えた。それも無理矢理取り繕ったかのように。
男「、、あんねぇ!俺ね!、、中学上がる前位に、こっちに来たんすよっw」
コンビニ男は、大きな声で急に話を変えた。
私「(えっ??な、何;??)こ、『こっち』??」
私はもう何がなんだかわからない。
男「、、、、、コクン」
コンビニ男は黙って頷いた。
コンビニ男の次の言葉を待つ私。
男「、、、、、俺ね、、、出身、、大阪なんすよw」
妙に明るい声のコンビニ男。
私「はあ。 、、、、引っ越してきたってこと;??」
また、コンビニ男は頷いた。
男「、、、、えっと、そう、小学校、、5年、、いや、6年の時?位に」
私「はあ・・・(だから何;??)」
男「、、、、でね、、、、その、、、こっち、、来て、ちょっとだけ、ほんまにちょっとだけの期間やったんですけど、、、」
さっきまでの明るい喋り方じゃなくなったコンビニ男。
ここから、コンビニ男はまた黙ってしまい俯いてしまった。
私「(??)、、、、、どしたん?」
私はコンビニ男の顔を覗きこもうとした。
男「、、、、、、その、、ね、、その、、俺、その、、ちょっとの期間、、、、俺、兄貴と住んでたんすよ。」
俯いたまま、そう言ったコンビニ男。
私「(?)、、、、お兄ちゃん??」
また、コンビニ男は俯いたまま頷き、そこから全く喋らなくなってしまった。
私「、、、、だい、、じょうぶ;??」
私がこう言った後、しばらく俯いていたコンビニ男が、急に体をこっちに向け、真っ直ぐ私を見据えた。
続く沈黙。
私も黙っていたらコンビニ男が口を開いた。
男「・・・きむさん、俺、、・・・・・・・・俺は、『マツダユウスケ(仮名)』の弟です」
私「・・・・・え・・・?」
男「・・・・・覚えて・・・ますか?」
『マツダユウスケ』。
コンビニ男は間違いなく、その名前を言った。
多分、もう二度と、私は人の口からこの名前を聞くことはないだろうと思っていた名前だ。
覚えている。
忘れない。
忘れるわけないじゃないか。
『マツダユウスケ』は、
私が16歳の時、つき合っていた男の人の名前なんだから。
…続く
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