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きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
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■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着

■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
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2006年06月08日 19:11 コンビニ男28

涙ボロボロ、鼻水垂らしながらの告白(?)から、無事晴れて恋人同士となった私とマツダユウスケ。

この時の私の気持ちはというとですね・・・


        プ
       キ
       ャ
        ァ
         ァ
        ァ
        ァ
        ァ
        ァ
         ァ
       ヽ\  //

       ゚ (^Д^)9m゚
        (っノ
         `J


・・・こんな感じ。いや、ホンマに。

それからの16歳、きむは、テンション上がりまくりの絶好調。

毎日が楽しくて仕方なかった。(「人生、バラ色」とはまさにこのこと。)


でも、それでも、舞い上がっていた反面、いつかフラレるんじゃないかという不安も常にあった。

また、二股されたらどうしよう。とか、やっぱり、つき合うのやめようとか言われたらどうしよう。とか。(自分に自信のない女の子は、皆、こんなこと思ったりするんじゃないだろうか…。)


そして、つき合い始めて、多分まだ、一ヶ月も経っていない頃だったと思う。


急に、彼は言った。


いつものように、一緒にご飯食べに行って、その後、彼の家に行った時のことだ。

私は、もう、何も気にする事なく、彼にベッタリくっついていた。
「この人は、私の彼氏! もう、『手繋いでいいのかなぁ…』とか思わなくていいのだ!!触りまくってもいいのだ!!(*´д`*)ハァハァハァアハァ」な感じで、ベタベタイチャイチャしていた。


その時だ。

私のそのウキウキ気分とは逆に、なんか、その日は、いつもと違って彼はあまり笑ってくれてなかった。なんだか、不機嫌そうだった。

私「、、、、、、、今日、、、何かあったん、、;??」


彼「、、、、、、いや、、、、その、、、、、、」


普段から、あまり自分から喋ることのない彼。
それでも、顔はニコニコしている人だったのに、その彼が、今日は全然笑ってくれない。

私は、何かしでかしたのかと、ビクビクしだしていた。


何?何なん;!?

やっぱりフラレるの!??私!??


きむ、被害妄想爆発。


私「(え??何;?何よう~~~;)、、、、、何があったんーーっ;」


彼「、、、、、、、いや、、、、その、、、な、その、、実は、、、、きむちゃんに言わなあかんことがあって、、、、、、;」


またもや、すごく言いづらそう。


この人は、なんでもないことを、大事のように言う時がたまにあった。

例えば、「(目の前の)○○取って」とか、普通の事も、「、、、、、あ、、、そ、そこの、、、、、、○○、、、、、、」とかいう風に、えーーーらい溜めて言う。
もう、その度に私は、(な、なんだ;!!?)とドキドキしていた。

そして、私が「あ、これ;??」と言って手渡すと、彼は安心したかのような笑顔、私の大好きな笑顔になった。


…まあ、そんなやりとりが好きだったんだけどね。(うへへ)


でも、なんか今日は違う。
だって、今、確実に「私に言わなあかんことがある」って言った;!!

何だ!?
何だよ;!!!

まさか、その後、「そこの醤油取って」とは言わんだろう!??(醤油て;)


私「、、、、、、、、何、、、、;??」


彼「、、、、、、うん。、、、、あんな、俺な、俺、、、、、、」


また、黙った。


だから!!私はその“間”が怖いんだってば!!!

何や!!!早う言わんかい!!!!(#゚Д゚)ゴルァァァァァァァァァァァ!!


、、、、いや、嘘です。聞きたくないかも。かもかもかも。。。。


私「、、、、、、何なん~~~~~~;」


彼は静かに口を開いた。


彼「、、、、、、、俺、イギリスに行こう、、、、と思ってる」


私「、、、、、、、、、は、、、、、、、(*A*)、、??」


何だそりゃ。旅行か。

また、そんな。大層な言い方して。

行ってきたらええやん。


私はすごくホッとした。

私「、、、、何やもぉ~~~~~~;ビックリするやんかぁ;。、、海外行くんやぁ。いいなあ~~~w。お土産買ってきてなぁw w w」

で、また、彼はいつもの笑顔をするんだ。

いつもの、柔らかい笑顔を。


…そう、思っていた。


男「、、、、、、、いや、、、違う、、ねん。旅行、、とかじゃなくて、、、、、、、、向こうに、住もうと思ってる」

まだ笑わない彼。真剣な顔だった。


…『住む』??


え?何??

何それ??

何言ってるん???


私「え、、、、す、『住む』って、、、、;??、、、な、何、、言って、、、??」


私は、ドキドキし始めていた。

頭が混乱してきている。


男「、、、、、そのな。、、、、、向こうで、絵、描きたい、、んやんか。俺」


私「、、、え、、、『絵描く』って、、、、??留学、、、する、、ってこと、、、;??」

…あ。

あかん。声が震え出してる。

落ち着け。落ち着けよ。私。


彼は首を振った。

彼「、、、、留学、、じゃない。、、、、向こうに、絵を習いたい人がいるねんか。、、、、俺、その人の、元で絵、描きたいねん」


ええ??

ちょ、ちょっと。ちょっと待って。

何??うちら、遠距離になるん??


私は、もう、頭の中がグッチャグッチャになっていた。


…嫌や。そんなん、遠距離とか。絶対イヤ。


私「、、、、、、ちょっと。ちょっと、待って;。、、、、今、行ってる、、大学は、、、??、、、どうすんの??」

いや、大学の心配とか。
私、そんなんしてる場合違うよ。

大学とか、そんなんどうでもいいねん。


私は、この人と離れるかもしれないんだ。

大好きな、この人と。


彼「、、、、、、大学は、、、、辞めようと思ってる」

私「、、、、、や、辞める、、て、、??え、ええ??な、何?ほ、ホンマに;??」

彼は小さく頷いた。


ちょ、ちょっと待ってよぉ。

私「、、、、、え、、、、じゃ、じゃあ、ど、、どうなるん、、うちら、、、わ、別れる、、、、とか、、そ、そういうこと、、??」

別れんの?別れなあかんの???

私は、もう、崖っぷちに立たされた気分だ。

ここで、多分、「うん」なんて言われたら、それだけで真っ逆さまに落ちていきそうだった。


すると、今度は、彼は大きく首を振った。


彼「、、、、違って。そうじゃなくて、、、、、、、、、、実は、ホンマは、すごい迷ってる。、、、別れる、別れないとか、そういうことじゃなくて、行くか、どうか。」


何言ってんの?この人。

迷ってるなら行かんといてよ。

絵なんか、日本にいたって描けるやん。


私「、、、そんなん!迷ってんやったら、行、、、、(かんといてよ!!!)、、、、、」


でも、私はそれが言えなかった。

私がそんなこと言っていいんだろうか。


『絵を描く』ということが、彼にとって、どれだけ大事なことなのかは私も知ってる。

絵を描いてる時の、彼のあの楽しそうな顔。


私は、彼とつき合い出してから、この人の絵を描く姿を見て、自分も、この人みたいにもっと上手くなりたい、もっと自由に筆を操れるようになりたい。と思う様になっていた。

私も、絵を描く事は大好きなんだ。私のたった一つの取り柄だ。

もしか、私がそれを取り上げられたのなら、発狂してしまうかもしれない。


わかってる。
わかってるよ。


彼は、もっと、上に行こうとしているんだ。


男「、、、、、、、、、、行、、、かん方が、、、いい、、か?」


行ってほしないよ。

…ほしくないけど!


『行かんといて』って言ったら、この人、行くのやめてくれるんだろうか。

ずっと隣で、笑っていてくれるんだろうか。


…でも、それで、本当にいいんだろうか。


私は、16歳の、幼い中身の小さな頭で、必死に考えた。


私「、、、、、、、私が、、、、『行かんといて』って言ったら、、、行くんやめるん。、、、、、、そんなもんなん?そんなんで、やめれる位のもんなん??」

私は、震える声を振り絞った。


この人が、この人のやりたい事が、私の全く知らない分野だったなら良かったのに。

だったら、それだったら、何も知らずに『絶対行かんといて!!』って思いっきり言えたのに。


彼は黙ってしまった。


私「、、、、、、、、もっと、絵、上手くなりたいん、、やろ?」


彼「、、、、、、、うん」

頷く彼。

私「、、、、、、だったら、行かなあかんやん。行ってきぃな。」

私は必死に泣くのをこらえた。


彼「、、、、、ホンマにいいん??」


もう、何回も聞くな!!!

気持ち揺らぐやろ!!!


私「、、、、その代わり、行くからには、めちゃめちゃ絵上手くなって帰ってきてや。、、、、帰って来て私より下手になったりしてたら、許さへんしな!!」


何が、基準で上手い下手と言っているのかはわからない。

でも、何か、大声を出して気合いでも入れないと泣いてしまいそうだったのだ。多分。


そっちが、その気なら、私だって負けない位、絵描くの上手くなってやる。


隣にいなくて淋しいとか、会えないからもうダメだとか。


そんなんに、そんなんに負けてたまるか!!!!



彼「、、、、、、、ありがとう。、、、、、電話するしな。たまに帰ってくるし。」

彼は、少し、淋しそうに笑った。



…そこで、そんな顔で優しくすんなっ!!


私「、、、そんなんしてる暇があるなら腕を磨け!!!ヽ(▼皿▼#)/ ワシャー!!、、、、、、、あ、嘘です。して下さい。電話。たまに帰って来て下さい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃ、、、、」


彼「、、、、どやねんw」


彼の笑顔がやっと見れた。



こうして、私達の遠距離恋愛は、始まりました。



…この時、私が泣いてでも、すがりついてでも、彼を繋ぎ止めておけば、『あんなこと』にはならなかったのに。


                            
                          …続く

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無題
あんなこと。。。
気になる~(>_<)
どぅみ 2006/06/08(Thu)20:07:23 [編集]
無題
私も続きすごい気になる~。また眠れません(笑)
hikari 2006/06/08(Thu)21:40:28 [編集]
無題
な、なんだこの予告編は…
寝られん
『あんなこと』謎めいた響き…
エウロパ 2006/06/08(Thu)23:42:47 [編集]
無題
彼はもうこの世には・・・って展開だけはやめてよね
ラマ 2006/06/09(Fri)00:55:40 [編集]
無題
思ったんすけど…
この昔話してる時キムラさんとコンビニ男は
どうしてるんすかね(?_?)
柴犬 2006/06/11(Sun)20:12:50 [編集]
無題
初めまして
いつも気になっております
更新が楽しみです

あと、トラバさせて頂きました
宜しくお願いします
ぽち 2006/06/15(Thu)02:05:39 [編集]
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