mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆
著作権はきむさωに帰属Uまぁす!
書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆
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プロフィール
HN:
きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
自己紹介:
■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
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特技=カミカミ、まちぶせ
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2006年06月01日
22:58 コンビニ男27
お騒がせしとります。きむです。
はい。出版社バレましたね。
そうです。ワニブックスさんから出ます。
その名も。
「その恋、あたためますか?~コンビニ男ときむらさんの恋日記~」
です。
・・・『恋日記』っつーより『濃い日記』だけどもorz
これ、バトンでクイズになってたのどうなるんかなあ。
当たってた人いるんかなぁ。
も、もしや、私本当にヌードを!!??((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・・え、そんなことより早く本編書けってか??
書きますよ。書きますけども・・・
その前に皆さんに言わねばならぬことがありまして;。
どうやらね、本編、最後まではmixiでやらないようですよw(爆)
・・と、いうことは。ですね。エンディングは書籍の方で。ってことなのか・・・??((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
いやぁ、出版社さん巧いことやりますなあ。(´∀`*)キム、シーラナイ☆
表紙、構成、その他諸々、着実に進行しています。
また後日、発売日等詳しくはコミュの方で発表されるかと思います。
こんなこと言って、コミュの人数急に減ったりしてw w w
ごめんね☆きむは今、ジョーに夢中なのさ☆
(´∀`*)イヤン☆ワタシ、ナグラレル??
って、いや、こんなこと言ってますが、何卒、『コンビニ男』をよろしくお願いいたしますorz
それでは、前置きが長くなりましたが、本編に入りましょう。
えー、またもや、きむ、16歳に戻ります。
では、どうぞ↓。
*********************
「コンビニ男27」
マツダユウスケが、私に笑いかける度に、涙が出そうになる。
私は、気づかないうちに、どうしようもなくこの人を好きになっていた。
どうしたらいいんだろう。
どうすれば、それがこの人にわかってもらえるんだろう。
私は、この気持ちに気づいてから、また上手く喋れなくなっていた。
私が、何か言う言葉一つで彼に嫌われてしまうかもしれない。彼を傷つけてしまうかもしれない。
でも、この気持ちをどうにかして伝えたい。
16歳の私は、まだそれを伝えれる言葉を知らなかった。
ただ、「好き」って言うだけでいいのに。
****************
告白は、マツダユウスケからだった。
いつものように、会って、喋って、笑って。
私は、もうすでにつき合ってるつもりでいたんだけど(笑)。
あれは、確か、二人でご飯を食べている時に、マツダユウスケの友達にたまたま会ったんだ。
マツダユウスケと似たような格好をしている男の人。
その人にものすごくジロジロと品定めするかのように私は見られていたのを覚えている。
まだ人見知り全開な16歳の私。
そんな風に見られて居心地良いハズがない。
マツダユウスケの友達「おーー、マツダ久しぶりやんけー、」
彼「おお、久しぶりやな。お前最近全然学校来いひんな」
なんか、話を聞いてたら、どやら、大学の友達だったようだ。
最初は二人とも私の方も見ないで喋っていた。
友達「ああ、今バイトで忙しくて、、、、、、(私の方を指差しながら)彼女??」
でも、そのお友達はこっちを見なかった。
私はなんか、その言い方に少しカチンときた。
馬鹿にされているかのような言い方をされていると思ったんだと思う。
私は、どう返していいのか分からず、マツダユウスケを見た。
この人、なんて言うんだろう。とか思いながら。
彼「あ、、、、、、、ああ、と、友達、、、、、、」
『友達』ってマツダユウスケは言った。
私(、、、、、、、ああ、そっか、、、、、友達、、、か、、、そっか、、、)
私は、その、たった一言に傷ついていた。
そっか。友達か。
、、、、彼女、、、、ではないんやな。
そら、そうかぁ。
まだ、「好き」も「つき合って」とも何も言ってないんやもん。
彼女…な、わけないよなあ。
…手まで繋いだのになあ。
私は、その一言で、ただ一人で舞い上がってるだけだったことに気づいて、そこから、何も喋らなくなった。
喋れなくなった。
私(ぅあ、、、、、どうしよう。、、、、ちょっとショックや、、、)
私は「好き」とか言う前にフラレちゃったよー。とか思っていた。
ただそれだけで、泣きそうになっていた。
その大学のお友達は、少しだけマツダユウスケと喋って、帰っていった。
マツダユウスケと二人っきりになっても私は喋れない。
彼は、ずっとその帰って行った友達の話をずっとしていた。
私はそれに相づちをうつ位しかできなかった。
なんか、いつもより饒舌に喋る彼。
いつもの彼じゃなかった。知らない人みたいだった。
私(、、、、、なんか、、、もう、、帰りたい、、、、、)
明らか、私が落ち込んだ顔をしていたことがわかったんだろうか。
その日はすぐ店を出る事になった。
少し前を歩くマツダユウスケ。
私(、、、、、、、、、、手、、、はもう繋いだら、、、、、あかんよなぁ)
繋ぎたい。すーーーーーーーっごい繋ぎたい。
…でも、『友達』だったら、そんなんしちゃダメだよなぁ。
私は、彼の後ろで今にも泣き出しそうだった。
あーー、ヤだ。イヤだ。
泣き顔なんて見られたくない。今泣き出すとか、向こうにとったら意味わかんない。
もっと嫌いになられてしまう。
ヤだヤだ。そんなんイヤだ。
私「、、、、あ、、の、私、今日、ここで、いい、、、、」
私は後ろから、そう言って、そこから去ろうとした。
男「え、、、どしたん?方向一緒やねんし、一緒に帰ろ。、、、、、、、んw」
マツダユウスケはいつものように柔らかい笑顔で私に手を差し伸べてきた。
私「、、え、、;いや、、、、あの、、(なんで友達とか言ったくせに、そんなんするん)、、、」
繋ぎたいけど繋ぎたいけど。
あかん。あかんで。ここで泣いたら。
私が泣いたら、この人心配しはる。
それこそ子ども扱いされる。
何も、なかったみたいにすんねん。
私「、い、いや、、もう、ほんまに、ここで、、、、、、、、、、、っっーーーーーーーー、、、、、」
…あーーぁ、泣いちゃったよ。
泣いたらあかんってわかってるのに。
彼「、、、、、、どした??大丈夫か??」
彼は何もわかってないんだろうか。
泣いてる私を見て、顔覗き込んでいた。
私「、、、ック、、だ、だって、、と、友達、、やのに、、ック、、そんなん、、あかんやんか~~~、、、、」
はい。子どもですよ。私。まだ16歳ですよ。
そら泣いちゃいますよ。めっちゃ好きな人に『友達』なんて言われたら。
それで、大人を困らしたりするんですよ。
男「、、、、、、あーーー、、、、そっか、、、ごめん、、、、」
ほら、困ってるやん。
なんで泣いてんねんとか思われてるんやで。
もう、ホンマ最悪。
男「、、、、、、さっきのこと、、、、やんな?、、、ごめん」
あー、もういいよぉ。その先は言わんといて。
多分、直にフラレたらもっと泣いてまう。
私「、、、いや、も、、ック、もうわかってるし、うん、ごめん、こっちこそ、、、か、帰るな」
男の人は急に女の子に目の前で泣かれたら、そら困る。
私はそれだけ言って、本気で泣き出す前に帰ろうとした。
男「、、、、あ、いや、違うて;。ちょっと待って;」
彼は帰ろうとした私の腕をグッと掴んで止めた。
私「(えーーー、、何なん。もういいってばぁ。聞きたくないもん。帰らしてってーー! 涙)、、、、いや、もう、うん。わかってるし。ごめんって、、、」
男「、、、、、だから、違うって;!」
マツダユウスケは急に大きな声を張った。
ビクッとなる私。
何ぃ。何よぉ。私怒られるんー??
怖いぃぃ。
私は、泣いた事でキレられるのかと思っていた。
男「、、、、い、いや、ご、ごめん。違って。そういうことじゃなくて;。、、、そ、その、、ごめん、、さっき、急にアイツ来たから、俺、どうしようかと思って、、、;ほんまごめん。;」
だから。それでフラレるんやろ。私。
もういいってばぁ。
私は必死で泣くのをこらえようとした。
手ぇ離してくれたら、帰れるのに。
私「だから、わかってるってばー!、、、、もう放してよー、、、」
男「いや、違うっってば;!今なんか勘違いしてるやろっ;、、、違って、その、あの、、、、だから、俺も、、、、;」
なんか慌てていて、言いづらそうだった。
そんな言いにくいなら言わんかったらいいやん。こっちはわざわざフラレたくないってば。
私「、、、、ック、、、、、『俺も』ぉ?、、、、ック」
男「、、、、、いや、、、俺も、、きむちゃんのこと、、、す、、、き、、、やから、、、、、」
私「、、、、、、、、ほえぇ??(*Д*)、、、、」
私は泣きっ面、鼻水ズルズルの顔でアホみたいな返事をした。
何?何言ってはるんかようわからん。
男「、、、、あ、や、、、その、、、ごめん、、俺が、ちゃんと言ってなかった、、から、悪かったんやけど、、その、俺も、、、好き、、、やから、、、、、、、いや、ちゃんと言います。、、、俺とつき合って下さい」
彼の顔が真っ赤になっていた。
私「、、、、へえぇ?どういうことぉ??、、、私のことキライなん違うん~~~ (涙涙)」
彼「、、、、、誰がいつそんなん言うたん、、、、;」
少し呆れたような顔をしていた。
私「、、、、ホンマにぃ、、、??」
彼「ホンマやってw」
彼はニコッと笑った。
私「、、、、ホンマにホンマに、ホンマ??」
彼「だーから、ホンマやってばw もう何回も言わんぞw。、、、、、帰ろかw」
私「、、、ウーーーーー、、、、、、(涙)」
彼「泣ーーーくなってw」
彼は私の頭をポンポンとやった。
ホントかよぉ。私、もう騙されるのイヤやでぇ。
私「、、、ック、、、、、じゃあ、、ック、、手、、、、繋いでも、、いいん、、、、??」
彼「、、、、、だから、手出してるがなw」
彼はまた手を出してきた。
私は、その手を恐る恐る触ると、また強く握り返してくれた。
私「、、、、、ふえーーーーーーーー、、、、、(涙)」
彼「また泣くw」
彼はそのまま、私を引っ張って行ってくれた。
私は後ろから、また彼の耳が赤くなっているのを見た。
それを見て、また、私は泣いた。
…これが、きむ16歳。
人生で二人目の彼氏ができた瞬間です。
…続く
22:58 コンビニ男27
お騒がせしとります。きむです。
はい。出版社バレましたね。
そうです。ワニブックスさんから出ます。
その名も。
「その恋、あたためますか?~コンビニ男ときむらさんの恋日記~」
です。
・・・『恋日記』っつーより『濃い日記』だけどもorz
これ、バトンでクイズになってたのどうなるんかなあ。
当たってた人いるんかなぁ。
も、もしや、私本当にヌードを!!??((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・・え、そんなことより早く本編書けってか??
書きますよ。書きますけども・・・
その前に皆さんに言わねばならぬことがありまして;。
どうやらね、本編、最後まではmixiでやらないようですよw(爆)
・・と、いうことは。ですね。エンディングは書籍の方で。ってことなのか・・・??((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
いやぁ、出版社さん巧いことやりますなあ。(´∀`*)キム、シーラナイ☆
表紙、構成、その他諸々、着実に進行しています。
また後日、発売日等詳しくはコミュの方で発表されるかと思います。
こんなこと言って、コミュの人数急に減ったりしてw w w
ごめんね☆きむは今、ジョーに夢中なのさ☆
(´∀`*)イヤン☆ワタシ、ナグラレル??
って、いや、こんなこと言ってますが、何卒、『コンビニ男』をよろしくお願いいたしますorz
それでは、前置きが長くなりましたが、本編に入りましょう。
えー、またもや、きむ、16歳に戻ります。
では、どうぞ↓。
*********************
「コンビニ男27」
マツダユウスケが、私に笑いかける度に、涙が出そうになる。
私は、気づかないうちに、どうしようもなくこの人を好きになっていた。
どうしたらいいんだろう。
どうすれば、それがこの人にわかってもらえるんだろう。
私は、この気持ちに気づいてから、また上手く喋れなくなっていた。
私が、何か言う言葉一つで彼に嫌われてしまうかもしれない。彼を傷つけてしまうかもしれない。
でも、この気持ちをどうにかして伝えたい。
16歳の私は、まだそれを伝えれる言葉を知らなかった。
ただ、「好き」って言うだけでいいのに。
****************
告白は、マツダユウスケからだった。
いつものように、会って、喋って、笑って。
私は、もうすでにつき合ってるつもりでいたんだけど(笑)。
あれは、確か、二人でご飯を食べている時に、マツダユウスケの友達にたまたま会ったんだ。
マツダユウスケと似たような格好をしている男の人。
その人にものすごくジロジロと品定めするかのように私は見られていたのを覚えている。
まだ人見知り全開な16歳の私。
そんな風に見られて居心地良いハズがない。
マツダユウスケの友達「おーー、マツダ久しぶりやんけー、」
彼「おお、久しぶりやな。お前最近全然学校来いひんな」
なんか、話を聞いてたら、どやら、大学の友達だったようだ。
最初は二人とも私の方も見ないで喋っていた。
友達「ああ、今バイトで忙しくて、、、、、、(私の方を指差しながら)彼女??」
でも、そのお友達はこっちを見なかった。
私はなんか、その言い方に少しカチンときた。
馬鹿にされているかのような言い方をされていると思ったんだと思う。
私は、どう返していいのか分からず、マツダユウスケを見た。
この人、なんて言うんだろう。とか思いながら。
彼「あ、、、、、、、ああ、と、友達、、、、、、」
『友達』ってマツダユウスケは言った。
私(、、、、、、、ああ、そっか、、、、、友達、、、か、、、そっか、、、)
私は、その、たった一言に傷ついていた。
そっか。友達か。
、、、、彼女、、、、ではないんやな。
そら、そうかぁ。
まだ、「好き」も「つき合って」とも何も言ってないんやもん。
彼女…な、わけないよなあ。
…手まで繋いだのになあ。
私は、その一言で、ただ一人で舞い上がってるだけだったことに気づいて、そこから、何も喋らなくなった。
喋れなくなった。
私(ぅあ、、、、、どうしよう。、、、、ちょっとショックや、、、)
私は「好き」とか言う前にフラレちゃったよー。とか思っていた。
ただそれだけで、泣きそうになっていた。
その大学のお友達は、少しだけマツダユウスケと喋って、帰っていった。
マツダユウスケと二人っきりになっても私は喋れない。
彼は、ずっとその帰って行った友達の話をずっとしていた。
私はそれに相づちをうつ位しかできなかった。
なんか、いつもより饒舌に喋る彼。
いつもの彼じゃなかった。知らない人みたいだった。
私(、、、、、なんか、、、もう、、帰りたい、、、、、)
明らか、私が落ち込んだ顔をしていたことがわかったんだろうか。
その日はすぐ店を出る事になった。
少し前を歩くマツダユウスケ。
私(、、、、、、、、、、手、、、はもう繋いだら、、、、、あかんよなぁ)
繋ぎたい。すーーーーーーーっごい繋ぎたい。
…でも、『友達』だったら、そんなんしちゃダメだよなぁ。
私は、彼の後ろで今にも泣き出しそうだった。
あーー、ヤだ。イヤだ。
泣き顔なんて見られたくない。今泣き出すとか、向こうにとったら意味わかんない。
もっと嫌いになられてしまう。
ヤだヤだ。そんなんイヤだ。
私「、、、、あ、、の、私、今日、ここで、いい、、、、」
私は後ろから、そう言って、そこから去ろうとした。
男「え、、、どしたん?方向一緒やねんし、一緒に帰ろ。、、、、、、、んw」
マツダユウスケはいつものように柔らかい笑顔で私に手を差し伸べてきた。
私「、、え、、;いや、、、、あの、、(なんで友達とか言ったくせに、そんなんするん)、、、」
繋ぎたいけど繋ぎたいけど。
あかん。あかんで。ここで泣いたら。
私が泣いたら、この人心配しはる。
それこそ子ども扱いされる。
何も、なかったみたいにすんねん。
私「、い、いや、、もう、ほんまに、ここで、、、、、、、、、、、っっーーーーーーーー、、、、、」
…あーーぁ、泣いちゃったよ。
泣いたらあかんってわかってるのに。
彼「、、、、、、どした??大丈夫か??」
彼は何もわかってないんだろうか。
泣いてる私を見て、顔覗き込んでいた。
私「、、、ック、、だ、だって、、と、友達、、やのに、、ック、、そんなん、、あかんやんか~~~、、、、」
はい。子どもですよ。私。まだ16歳ですよ。
そら泣いちゃいますよ。めっちゃ好きな人に『友達』なんて言われたら。
それで、大人を困らしたりするんですよ。
男「、、、、、、あーーー、、、、そっか、、、ごめん、、、、」
ほら、困ってるやん。
なんで泣いてんねんとか思われてるんやで。
もう、ホンマ最悪。
男「、、、、、、さっきのこと、、、、やんな?、、、ごめん」
あー、もういいよぉ。その先は言わんといて。
多分、直にフラレたらもっと泣いてまう。
私「、、、いや、も、、ック、もうわかってるし、うん、ごめん、こっちこそ、、、か、帰るな」
男の人は急に女の子に目の前で泣かれたら、そら困る。
私はそれだけ言って、本気で泣き出す前に帰ろうとした。
男「、、、、あ、いや、違うて;。ちょっと待って;」
彼は帰ろうとした私の腕をグッと掴んで止めた。
私「(えーーー、、何なん。もういいってばぁ。聞きたくないもん。帰らしてってーー! 涙)、、、、いや、もう、うん。わかってるし。ごめんって、、、」
男「、、、、、だから、違うって;!」
マツダユウスケは急に大きな声を張った。
ビクッとなる私。
何ぃ。何よぉ。私怒られるんー??
怖いぃぃ。
私は、泣いた事でキレられるのかと思っていた。
男「、、、、い、いや、ご、ごめん。違って。そういうことじゃなくて;。、、、そ、その、、ごめん、、さっき、急にアイツ来たから、俺、どうしようかと思って、、、;ほんまごめん。;」
だから。それでフラレるんやろ。私。
もういいってばぁ。
私は必死で泣くのをこらえようとした。
手ぇ離してくれたら、帰れるのに。
私「だから、わかってるってばー!、、、、もう放してよー、、、」
男「いや、違うっってば;!今なんか勘違いしてるやろっ;、、、違って、その、あの、、、、だから、俺も、、、、;」
なんか慌てていて、言いづらそうだった。
そんな言いにくいなら言わんかったらいいやん。こっちはわざわざフラレたくないってば。
私「、、、、ック、、、、、『俺も』ぉ?、、、、ック」
男「、、、、、いや、、、俺も、、きむちゃんのこと、、、す、、、き、、、やから、、、、、」
私「、、、、、、、、ほえぇ??(*Д*)、、、、」
私は泣きっ面、鼻水ズルズルの顔でアホみたいな返事をした。
何?何言ってはるんかようわからん。
男「、、、、あ、や、、、その、、、ごめん、、俺が、ちゃんと言ってなかった、、から、悪かったんやけど、、その、俺も、、、好き、、、やから、、、、、、、いや、ちゃんと言います。、、、俺とつき合って下さい」
彼の顔が真っ赤になっていた。
私「、、、、へえぇ?どういうことぉ??、、、私のことキライなん違うん~~~ (涙涙)」
彼「、、、、、誰がいつそんなん言うたん、、、、;」
少し呆れたような顔をしていた。
私「、、、、ホンマにぃ、、、??」
彼「ホンマやってw」
彼はニコッと笑った。
私「、、、、ホンマにホンマに、ホンマ??」
彼「だーから、ホンマやってばw もう何回も言わんぞw。、、、、、帰ろかw」
私「、、、ウーーーーー、、、、、、(涙)」
彼「泣ーーーくなってw」
彼は私の頭をポンポンとやった。
ホントかよぉ。私、もう騙されるのイヤやでぇ。
私「、、、ック、、、、、じゃあ、、ック、、手、、、、繋いでも、、いいん、、、、??」
彼「、、、、、だから、手出してるがなw」
彼はまた手を出してきた。
私は、その手を恐る恐る触ると、また強く握り返してくれた。
私「、、、、、ふえーーーーーーーー、、、、、(涙)」
彼「また泣くw」
彼はそのまま、私を引っ張って行ってくれた。
私は後ろから、また彼の耳が赤くなっているのを見た。
それを見て、また、私は泣いた。
…これが、きむ16歳。
人生で二人目の彼氏ができた瞬間です。
…続く
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