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きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
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■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着

■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
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2006年05月11日
20:52 コンビニ男24

もう少し、私の甘酸っぱい想ひ出につき合って頂きます。

私にだってこんな時代もあったんや!!

なんか文句あんのか!(#゚Д゚)ゴルァァァァァァァ!!!!!

・・・orz

********************


「コンビニ男23(2)」→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=128751174&owner_id=452520


まだ、よくも知らない男の人との二人っきりの食事。

私は、、、、、、、

信じられない位、キョドった。ただただ緊張していた。


「入ろっか」と言われ、私は頭の中、(え?え??マジで;??いいの?それでいいんすか!??)。

私「え、あ、うあ、ちょ、w t d r \ g が h、、、(待ってや!!私あんたと二人て;!何喋ったらええねん;!!)」

が、先にさっさと店の中に入って行くマツダユウスケ。

私は、「ふええええぇぇ;(え?入るの??ホントに;??)」な顔で足取りもままならないまま、だいぶ後を付いて行った。いつも、同級生達とよく来るファミレスで私はキョロキョロキョロキョロ。たかがファミレスに、キョドるキョドる。

マツダユウスケは、だいぶ後にいる私の為に、ドアを開けて待っていた。

店員が来て、「喫煙席、禁煙席どちらになさいますか~?」と、聞いてきた。

男「(私に向かって)タバコ吸う?」

私「(へっっ;!?)ブンブンッ;!」

私は首を思いっきり横に振った。

男「喫煙席でも大丈夫?」

私「え、は、は t d r \ g が h、、ブンブンブンッッ!!」

言葉を発しようにも上手く喋れん。今度は首を思いっきり縦に振った。

男「何(笑)、ファミレス初めて?(笑)」

私「ブンブンブンブンッッ;!!!(横に振る)」


…私は蜂か。


喫煙席に案内され、向かい合って座った。メニューを目の前に置く店員。
マツダユウスケは私に見える様にメニューをこっちに向けた。

こっち向けられても、私、メニューなんて見えまへん~♪ららら~♪


…じゃなくてよ、きむさん、もうちょいしっかりしなはれや。


私「(うえぇぇ;なんだ??何頼んだらいいんや;!??)、、、、、、;」

はい。喋れません喋れません。マツダユウスケさんは先に決めてしまったようで。

男「決まった??」

私「(ま、まだ;!!)ブンブン!!」

何でかしら。きむさん、注文決まってもいないのに首を縦に振っちゃいました。

男「ん、じゃあ、押すな」

ピンポーン

私(ふあぁあ;ま、待って、あ、アワアワ;)

店員が来た。

男「俺、コレとコレ。きむちゃんは?」

私「へ、あ、私は、が、 t d r \ g が h(いい加減にしろ;)、わ、私もそれで;!!」

…同じのて;!!
やっと言葉を発したきむ。頼みたかったのと全然違う注文しちゃいましたよ。

注文頼んでから、沈黙が続いた。

私(うあーうあー何ー;?何なのこれーーーーーーっっっ;;)

未だに状況が把握できてないきむ。
すると、先に沈黙を破ったのは彼だった(確か)。

男「、、、、きむちゃんは、、、、高二、、、やっけ?もう、進学か就職か決めてるん?(←なんかこんなこと聞かれた)」

私「(え?え;??)、、、、え、えと、ま、まだはっきりとは決めてないですけど、、、美大行けたらなー、、とか、、思って、、;(ゴニョゴニョ)」

男「へ、そうなん?じゃあ、画塾とか行ってるん??」

マツダさんは私の『美大』という言葉にえらい食いついた(ような感じがした)。

そこで初めてびっくりした顔を見た。なんか嬉しそうに目をまん丸にさせていた。

私「え、えと、は、はい。中3からずっと絵は描いてます、、、けど、、、、、マ、マツダさんは、な、何してはる人なんですか?」

…「何してはる人」ってあんたw もうちょっと言葉知らんのかい;。
まだ片言だが、なんとか喋れるようになってきた私。

男「あ、俺、美大行ってるねん」

私「(!!)え!!!まじすか!!??え、え、び、美大ってどんなんなんですか!??」

私はどんな習い事をしても、全然続かない、何事にも熱しやすく冷めやすい子だった。ピアノは一ヶ月。そろばんなんて一週間ももたなかった。(だってさ、学校終わったら外に遊びに行きたいやん)でも、絵だけは中学3年からずっと描いていて、これだけは辞めたいとは思わなかった。

描けないものが出てくると、どうやったら思う様に描けるか試行錯誤する。そしてそれが上手く描けると、もっと描きたいと思うようになる。

とにかく、絵を描くのが楽しくて仕方なかった時期があった。

そして、『美大』というものがあることを知った。まだ進学か就職かなんて考えてもいなかったけど、『美大』に行ったら好きな絵が毎日描けるんだ。

ただ漠然と、そう、思っていた。

私は、この人も絵を描いてる人なんだ。と、なんだか嬉しくなり、ついさっきまでまともに言葉も発せてなかったのに、そこから質問攻めになった。

私「『美大』で何やってはるんですか!??」
 「油絵とかですか??」
 「周りはやっぱりオシャレな人たちばっかりなんですかw w??」

急に嬉々として喋り始めた私に、マツダユウスケは少し、驚いていたような気がする。

男「あ、、うん。えっとな、、俺は、、洋画。油絵描いてる。」

私のテンションとは正反対に、ものすごく落ち着いて喋るなあと思った。
こんな、高校生のキャアキャアした質問にも、言葉を一つ一つ、丁寧に選んで答えてくれた。

男「オシャレか、、どうかは、、よく、、わからんけど(笑)」

私(、、、あ、笑った)

とても、柔らかく笑う人だった。目尻が少し垂れる。
低くて優しい声。出てくる言葉一つ一つが、耳じゃなくて、ゆっくりとお腹に響く。

それが、なんだか心地よかった。

私達は、美大のことや、好きな画家の話など、色んな話をした。
言葉を知らない私が、大げさな身振り手振りで説明するのを、彼は笑顔で頷きながら、こんな感じ、あんな感じ、と、テーブルの上にある紙のナプキンに絵を描いたりして。

その、ペンを持つ指は、あまりに細くて長く、繊細な動きをした。

私は、ああ、これが絵を描く人の指なんだ。と、ただの落書きに見入ってしまった。ガサツな同級生の男の子達とは違うなあ、と。

最初の緊張はどこへやら。

私は楽しかった。

それから、私達は、何度かご飯を一緒に食べに行くようになった。
そして、私はいつの間にか、この『マツダ』さんと会うのが楽しみになっていた。

まるで、部活の先輩に憧れる後輩ように。
                               
                    …続く
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きたーーーーーっ!!!!
更新キタ!木曜日キタ!
恋の予感!キタキタキタキタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタキタキタキタ━!!!!
さき 2006/05/11(Thu)23:14:52 [編集]
無題
早く更新してよ。パケ代が馬鹿にならん
2006/05/18(Thu)21:01:39 [編集]
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