mixiσ超ぉもUЗ日記「⊃冫ヒ〃ニ男」σホ厶∧o勺〃∋☆
著作権はきむさωに帰属Uまぁす!
書籍化!6月26日に全国の書店で発売する書籍「その恋あたためますか?〜コンビニ男とキムラさんの恋日記〜」(ワニブックス刊 税込1155円)発売!☆完結編が読みたければ本屋さんに走れ!【キタ━キタ━キタ━ヽ(゚∀゚ )ノキタ━キタ━キタ━!!!!★ネット版日記の最後の最後!☆⊃冫ヒ〃ニ男30☆更新っ!】=【「⊃冫ヒ〃ニ男」とゎ?】を見てね☆
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プロフィール
HN:
きむさんファンのぁゃσた〃ょ
性別:
女性
自己紹介:
■きむさんのぷろふぃーる■
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
?歳。?型。ジャニ系男子
特技=カミカミ、まちぶせ
関西方面の美大生。
専攻は染織。
オダギリジョーをこよなく愛す、23歳(?)独身!O型
特技=つっこみ、重ね着
■コンビニ男のぷろふぃーる■
関西方面の??生。
バイト先はおソバ屋さん
及川奈央をこよなく愛す(?)
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特技=カミカミ、まちぶせ
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2006年05月11日
20:52 コンビニ男24
もう少し、私の甘酸っぱい想ひ出につき合って頂きます。
私にだってこんな時代もあったんや!!
なんか文句あんのか!(#゚Д゚)ゴルァァァァァァァ!!!!!
・・・orz
********************
「コンビニ男23(2)」→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=128751174&owner_id=452520
まだ、よくも知らない男の人との二人っきりの食事。
私は、、、、、、、
信じられない位、キョドった。ただただ緊張していた。
「入ろっか」と言われ、私は頭の中、(え?え??マジで;??いいの?それでいいんすか!??)。
私「え、あ、うあ、ちょ、w t d r \ g が h、、、(待ってや!!私あんたと二人て;!何喋ったらええねん;!!)」
が、先にさっさと店の中に入って行くマツダユウスケ。
私は、「ふええええぇぇ;(え?入るの??ホントに;??)」な顔で足取りもままならないまま、だいぶ後を付いて行った。いつも、同級生達とよく来るファミレスで私はキョロキョロキョロキョロ。たかがファミレスに、キョドるキョドる。
マツダユウスケは、だいぶ後にいる私の為に、ドアを開けて待っていた。
店員が来て、「喫煙席、禁煙席どちらになさいますか~?」と、聞いてきた。
男「(私に向かって)タバコ吸う?」
私「(へっっ;!?)ブンブンッ;!」
私は首を思いっきり横に振った。
男「喫煙席でも大丈夫?」
私「え、は、は t d r \ g が h、、ブンブンブンッッ!!」
言葉を発しようにも上手く喋れん。今度は首を思いっきり縦に振った。
男「何(笑)、ファミレス初めて?(笑)」
私「ブンブンブンブンッッ;!!!(横に振る)」
…私は蜂か。
喫煙席に案内され、向かい合って座った。メニューを目の前に置く店員。
マツダユウスケは私に見える様にメニューをこっちに向けた。
こっち向けられても、私、メニューなんて見えまへん~♪ららら~♪
…じゃなくてよ、きむさん、もうちょいしっかりしなはれや。
私「(うえぇぇ;なんだ??何頼んだらいいんや;!??)、、、、、、;」
はい。喋れません喋れません。マツダユウスケさんは先に決めてしまったようで。
男「決まった??」
私「(ま、まだ;!!)ブンブン!!」
何でかしら。きむさん、注文決まってもいないのに首を縦に振っちゃいました。
男「ん、じゃあ、押すな」
ピンポーン
私(ふあぁあ;ま、待って、あ、アワアワ;)
店員が来た。
男「俺、コレとコレ。きむちゃんは?」
私「へ、あ、私は、が、 t d r \ g が h(いい加減にしろ;)、わ、私もそれで;!!」
…同じのて;!!
やっと言葉を発したきむ。頼みたかったのと全然違う注文しちゃいましたよ。
注文頼んでから、沈黙が続いた。
私(うあーうあー何ー;?何なのこれーーーーーーっっっ;;)
未だに状況が把握できてないきむ。
すると、先に沈黙を破ったのは彼だった(確か)。
男「、、、、きむちゃんは、、、、高二、、、やっけ?もう、進学か就職か決めてるん?(←なんかこんなこと聞かれた)」
私「(え?え;??)、、、、え、えと、ま、まだはっきりとは決めてないですけど、、、美大行けたらなー、、とか、、思って、、;(ゴニョゴニョ)」
男「へ、そうなん?じゃあ、画塾とか行ってるん??」
マツダさんは私の『美大』という言葉にえらい食いついた(ような感じがした)。
そこで初めてびっくりした顔を見た。なんか嬉しそうに目をまん丸にさせていた。
私「え、えと、は、はい。中3からずっと絵は描いてます、、、けど、、、、、マ、マツダさんは、な、何してはる人なんですか?」
…「何してはる人」ってあんたw もうちょっと言葉知らんのかい;。
まだ片言だが、なんとか喋れるようになってきた私。
男「あ、俺、美大行ってるねん」
私「(!!)え!!!まじすか!!??え、え、び、美大ってどんなんなんですか!??」
私はどんな習い事をしても、全然続かない、何事にも熱しやすく冷めやすい子だった。ピアノは一ヶ月。そろばんなんて一週間ももたなかった。(だってさ、学校終わったら外に遊びに行きたいやん)でも、絵だけは中学3年からずっと描いていて、これだけは辞めたいとは思わなかった。
描けないものが出てくると、どうやったら思う様に描けるか試行錯誤する。そしてそれが上手く描けると、もっと描きたいと思うようになる。
とにかく、絵を描くのが楽しくて仕方なかった時期があった。
そして、『美大』というものがあることを知った。まだ進学か就職かなんて考えてもいなかったけど、『美大』に行ったら好きな絵が毎日描けるんだ。
ただ漠然と、そう、思っていた。
私は、この人も絵を描いてる人なんだ。と、なんだか嬉しくなり、ついさっきまでまともに言葉も発せてなかったのに、そこから質問攻めになった。
私「『美大』で何やってはるんですか!??」
「油絵とかですか??」
「周りはやっぱりオシャレな人たちばっかりなんですかw w??」
急に嬉々として喋り始めた私に、マツダユウスケは少し、驚いていたような気がする。
男「あ、、うん。えっとな、、俺は、、洋画。油絵描いてる。」
私のテンションとは正反対に、ものすごく落ち着いて喋るなあと思った。
こんな、高校生のキャアキャアした質問にも、言葉を一つ一つ、丁寧に選んで答えてくれた。
男「オシャレか、、どうかは、、よく、、わからんけど(笑)」
私(、、、あ、笑った)
とても、柔らかく笑う人だった。目尻が少し垂れる。
低くて優しい声。出てくる言葉一つ一つが、耳じゃなくて、ゆっくりとお腹に響く。
それが、なんだか心地よかった。
私達は、美大のことや、好きな画家の話など、色んな話をした。
言葉を知らない私が、大げさな身振り手振りで説明するのを、彼は笑顔で頷きながら、こんな感じ、あんな感じ、と、テーブルの上にある紙のナプキンに絵を描いたりして。
その、ペンを持つ指は、あまりに細くて長く、繊細な動きをした。
私は、ああ、これが絵を描く人の指なんだ。と、ただの落書きに見入ってしまった。ガサツな同級生の男の子達とは違うなあ、と。
最初の緊張はどこへやら。
私は楽しかった。
それから、私達は、何度かご飯を一緒に食べに行くようになった。
そして、私はいつの間にか、この『マツダ』さんと会うのが楽しみになっていた。
まるで、部活の先輩に憧れる後輩ように。
…続く
20:52 コンビニ男24
もう少し、私の甘酸っぱい想ひ出につき合って頂きます。
私にだってこんな時代もあったんや!!
なんか文句あんのか!(#゚Д゚)ゴルァァァァァァァ!!!!!
・・・orz
********************
「コンビニ男23(2)」→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=128751174&owner_id=452520
まだ、よくも知らない男の人との二人っきりの食事。
私は、、、、、、、
信じられない位、キョドった。ただただ緊張していた。
「入ろっか」と言われ、私は頭の中、(え?え??マジで;??いいの?それでいいんすか!??)。
私「え、あ、うあ、ちょ、w t d r \ g が h、、、(待ってや!!私あんたと二人て;!何喋ったらええねん;!!)」
が、先にさっさと店の中に入って行くマツダユウスケ。
私は、「ふええええぇぇ;(え?入るの??ホントに;??)」な顔で足取りもままならないまま、だいぶ後を付いて行った。いつも、同級生達とよく来るファミレスで私はキョロキョロキョロキョロ。たかがファミレスに、キョドるキョドる。
マツダユウスケは、だいぶ後にいる私の為に、ドアを開けて待っていた。
店員が来て、「喫煙席、禁煙席どちらになさいますか~?」と、聞いてきた。
男「(私に向かって)タバコ吸う?」
私「(へっっ;!?)ブンブンッ;!」
私は首を思いっきり横に振った。
男「喫煙席でも大丈夫?」
私「え、は、は t d r \ g が h、、ブンブンブンッッ!!」
言葉を発しようにも上手く喋れん。今度は首を思いっきり縦に振った。
男「何(笑)、ファミレス初めて?(笑)」
私「ブンブンブンブンッッ;!!!(横に振る)」
…私は蜂か。
喫煙席に案内され、向かい合って座った。メニューを目の前に置く店員。
マツダユウスケは私に見える様にメニューをこっちに向けた。
こっち向けられても、私、メニューなんて見えまへん~♪ららら~♪
…じゃなくてよ、きむさん、もうちょいしっかりしなはれや。
私「(うえぇぇ;なんだ??何頼んだらいいんや;!??)、、、、、、;」
はい。喋れません喋れません。マツダユウスケさんは先に決めてしまったようで。
男「決まった??」
私「(ま、まだ;!!)ブンブン!!」
何でかしら。きむさん、注文決まってもいないのに首を縦に振っちゃいました。
男「ん、じゃあ、押すな」
ピンポーン
私(ふあぁあ;ま、待って、あ、アワアワ;)
店員が来た。
男「俺、コレとコレ。きむちゃんは?」
私「へ、あ、私は、が、 t d r \ g が h(いい加減にしろ;)、わ、私もそれで;!!」
…同じのて;!!
やっと言葉を発したきむ。頼みたかったのと全然違う注文しちゃいましたよ。
注文頼んでから、沈黙が続いた。
私(うあーうあー何ー;?何なのこれーーーーーーっっっ;;)
未だに状況が把握できてないきむ。
すると、先に沈黙を破ったのは彼だった(確か)。
男「、、、、きむちゃんは、、、、高二、、、やっけ?もう、進学か就職か決めてるん?(←なんかこんなこと聞かれた)」
私「(え?え;??)、、、、え、えと、ま、まだはっきりとは決めてないですけど、、、美大行けたらなー、、とか、、思って、、;(ゴニョゴニョ)」
男「へ、そうなん?じゃあ、画塾とか行ってるん??」
マツダさんは私の『美大』という言葉にえらい食いついた(ような感じがした)。
そこで初めてびっくりした顔を見た。なんか嬉しそうに目をまん丸にさせていた。
私「え、えと、は、はい。中3からずっと絵は描いてます、、、けど、、、、、マ、マツダさんは、な、何してはる人なんですか?」
…「何してはる人」ってあんたw もうちょっと言葉知らんのかい;。
まだ片言だが、なんとか喋れるようになってきた私。
男「あ、俺、美大行ってるねん」
私「(!!)え!!!まじすか!!??え、え、び、美大ってどんなんなんですか!??」
私はどんな習い事をしても、全然続かない、何事にも熱しやすく冷めやすい子だった。ピアノは一ヶ月。そろばんなんて一週間ももたなかった。(だってさ、学校終わったら外に遊びに行きたいやん)でも、絵だけは中学3年からずっと描いていて、これだけは辞めたいとは思わなかった。
描けないものが出てくると、どうやったら思う様に描けるか試行錯誤する。そしてそれが上手く描けると、もっと描きたいと思うようになる。
とにかく、絵を描くのが楽しくて仕方なかった時期があった。
そして、『美大』というものがあることを知った。まだ進学か就職かなんて考えてもいなかったけど、『美大』に行ったら好きな絵が毎日描けるんだ。
ただ漠然と、そう、思っていた。
私は、この人も絵を描いてる人なんだ。と、なんだか嬉しくなり、ついさっきまでまともに言葉も発せてなかったのに、そこから質問攻めになった。
私「『美大』で何やってはるんですか!??」
「油絵とかですか??」
「周りはやっぱりオシャレな人たちばっかりなんですかw w??」
急に嬉々として喋り始めた私に、マツダユウスケは少し、驚いていたような気がする。
男「あ、、うん。えっとな、、俺は、、洋画。油絵描いてる。」
私のテンションとは正反対に、ものすごく落ち着いて喋るなあと思った。
こんな、高校生のキャアキャアした質問にも、言葉を一つ一つ、丁寧に選んで答えてくれた。
男「オシャレか、、どうかは、、よく、、わからんけど(笑)」
私(、、、あ、笑った)
とても、柔らかく笑う人だった。目尻が少し垂れる。
低くて優しい声。出てくる言葉一つ一つが、耳じゃなくて、ゆっくりとお腹に響く。
それが、なんだか心地よかった。
私達は、美大のことや、好きな画家の話など、色んな話をした。
言葉を知らない私が、大げさな身振り手振りで説明するのを、彼は笑顔で頷きながら、こんな感じ、あんな感じ、と、テーブルの上にある紙のナプキンに絵を描いたりして。
その、ペンを持つ指は、あまりに細くて長く、繊細な動きをした。
私は、ああ、これが絵を描く人の指なんだ。と、ただの落書きに見入ってしまった。ガサツな同級生の男の子達とは違うなあ、と。
最初の緊張はどこへやら。
私は楽しかった。
それから、私達は、何度かご飯を一緒に食べに行くようになった。
そして、私はいつの間にか、この『マツダ』さんと会うのが楽しみになっていた。
まるで、部活の先輩に憧れる後輩ように。
…続く
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